紫微斗数というのには、格局の概念があって、それが富貴・貧賤の最も大きな要素となる
もちろん、吉格・凶格、つまり富貴格局・貧賤格局がある
どのくらい強い要素かと言えば、貧賤格局が2つあって、富貴格局及びそれに匹敵するくらいの吉要素がないならば、多分、もしかすると、問答無用で夭折するってくらい。
で、地空星・地劫星がセットとして威力を持つ命盤の入り方は次のようになる
1、両方が命宮に入る
2、一方が命宮、もう一方が遷移宮に入る
3、一方が財帛宮、もう一方が官禄宮に入る
4、一方が父母宮、もう一方が兄弟宮に入る
(おそらく格局で検索すると4空劫夹命格しか出ないかも知れないが、理屈としては1〜3も駄目なはず)
さて、セットにして入るというからには1の場合が本来であると思われるだろう
その通りなのだが、この紫微斗数とかいう占いにおいては、2・3・4の場合でも命宮に対して1の場合と同じ(本当はやや弱い)効果が出る、と見なすのだ
で、そうなるとどうなるか?
事をやっても成果は虚空へ消え、まともな道を歩まず(スピにハマるとかがそうだ)、問題が多い
一生労多くして功少ない、事業は半端な所で途絶え、或いは成功しそうな所で失敗したり、成功を見届ける前に死んでしまうとか
紫微斗数の経典には次のように書かれている、「劫空为愁最害人,才智英雄误一生」、劫空のセットは最も人を害する憂いだ、これがあると才智英雄が身の処し方を間違え一生を台無しにするのだ(個人的には身に覚えがある)
行動に消極的で、常に悲観・失意して、神経質、思慮過度、チャンスを逃しやすい
また、本人の考え方が空霊虚無で、哲学・玄学・神学・宗教に接近しやすい
吉星の補助があれば、静か安らかな雰囲気を好み、思考に務め、反応も早く、凡庸な思想や理論を超える
神秘的なことが好きで、宗教・哲学・神秘学・占卜・气功等に天分がある
往々にしてことを為すのに度胸があるが、手に入れたものを手放す、人と競争するのが好きでない
財が集まりにくい、チャンスを逃しやすい、商売に不利
日常生活がだらしない
・・・こんな感じでいいだろう
さて、例えば、四柱推命で偏印が多くて、華蓋があって、紫微斗数で地空星・地劫星があって・・・、とかなると、オカルト界という世間から忌避されている所に進んでいくのも「やむを得ない、これが私の宿命だ」というような達観が湧いてくるものだ
紫微斗数在线排盘-紫薇命盘免费查询-紫微星盘算命测试_易安居吉祥网
とりあえず、これで、自分の命盤を出してみると新たな発見があるかも知れない
(天馬の位置だけ違う気がするけど、大方問題ない、と思う)