アラフォー賢者の気ままな引き寄せライフ~第四密度行ったら本気だす~

気ままにスピ雑談、多少は人が見て勉強になりそうなことを書いていく

米CDC「サル痘対策副長官でHIV予防部長」デメトレ・ダスカラキス、ロシアでも「再度のマスク着用」が医学者とメディアに推奨される、悪質なウソ記事「ロシアがディープステートと大手製薬会社がCOVIDパンデミックを製造したことを証明する2,000ページの報告書を発表」

米CDC「サル痘対策副長官でHIV予防部長」デメトレ・ダスカラキス氏が雑誌の表紙を飾ったときの華麗な様子 | BrainDead World

写真を見てもらえば、一目瞭然

冗談のように見えるかもしれないですが、本当にこの人が、現在のアメリカのサル痘と HIV 担当のトップです。

あちら側だと一目で分かって、むしろ良いかも

 

ロシアでも「再度のマスク着用」が医学者とメディアに推奨される | BrainDead World

ワクチン・血清研究所の科学責任者、ヴィタリー・ズベレフ氏は、ロシアの医師たちはすでにコロナウイルスの再発時期を計算していると述べた。

「マスクを着用し、物理的距離を保ちましょう。定期的に手を洗うことを忘れないでください。これらのシンプルなガイドラインは、新型コロナウイルス感染症、またはさまざまな種類のウイルスにさらされるリスクを軽減するのに役立ちます」

こんなんだから、ロシアも何かいまいち信用ならん

 

悪質なウソ記事「ロシアがディープステートと大手製薬会社がCOVIDパンデミックを製造したことを証明する2,000ページの報告書を発表」 | 字幕大王

ときどきこういう記事が出てきて、疑うことを知らない人達がすぐに引っかかります。ひっかかりやすいものとしては、我々の希望を叶えてくれるような「明るいニュース」の場合です。

ロシアがディープステートと大手製薬会社がCOVIDパンデミックを製造したことを証明する2,000ページの報告書を発表 : メモ・独り言のblog

あらら、メモ・独り言のblogは私のブログでかなり引用してる奴だ

この記事は引用してなかったけど

この記事は、海外記事を日本語に翻訳したもので、元英文記事は、Russia Releases 2,000 Page Report Proving Deep State & Big Pharma Manufactured Covid Pandemicというものです

では、この情報ソースはどこなんでしょう?まず上の「said」のリンク先は、タス通信の記事「Russian embassy in US blames Washington for trying to manage epidemics」というものです。

タス通信記事には、「ロシアはSARS-CoV-2の発生と流出について正義を望んでいますが、西側諸国はその起源を隠蔽し、科学者やジャーナリストを検閲しました」など、どこにも書いてありません。SARS-CoV-2という言葉すら見つかりません。もちろん、他の人名等もです。一切ありません。タス通信記事内容としては、米国が監視と称して世界中に生物兵器研究所を置いていることを非難しているだけです。

元英文記事が引用しているのは、このタス通信記事のみで、元英文記事には、他に埋め込み動画が二つありますが、この件とはまるで無関係のようです(とても見る気になれないので、見てません)。

では、その後の文言、例えば「特に懸念されるのは、国防総省ウクライナで展開している活動です。米国はそのプロジェクトに、ウクライナの国家機関や民間企業数十社を巻き込んできました」などは、どこからのものでしょうか?文言を検索してみると、以下のSputnik記事を見つけました。どういうわけか、元英文記事には、このSputnik記事へのリンクが無いのです。

ところが困ったことに、この(ディープステートという)文言は、Sputnik記事のどこにもありません。Sputnik記事において、上の文言は、「ワシントンはその主張を無視し」というパラグラフと、「この声明はまた、これらの機関がロシアの国境近く」というパラグラフに挟まれた部分のはずですが、こう書かれているのです。

このSputnik記事のWayback machineの記録はここです。おそらく書き換えられてはいないと思われます。つまり、最初からディープステートなどという言葉は使っていなかったであろうことです。どう考えても、こんなところにいきなり「ディープステートがー」などと書くはずありませんけどね。

結局のところ
こういったインチキ記事は定期的に出てきます。最大のものは、「第2ニュルンベルグ裁判が始まった!」という2年以上前のもので、このギョーカイの影響力のある有名人達がこぞって拡散したものです。もちろんウソです。

「第2ニュルンベルグ裁判が始まった!」なんてあったなあ

確かにインチキ記事は定期的に出てくる

こういった教訓を生かさずに、未だにこれを頻繁にやっている人たちがいます。少なくとも、元の英文記事を読みさえすれば、この記事(日本語、元英語)が、全く根拠の無いものとすぐわかるはずなのに、それをしません。すぐに飛びついて拡散しようとするのです。

あー、たまたま今回私は拡散しなかったけど、元の英文記事を読んだりは私もしないので、変なの拡散しちゃったらごめんね

こういったウソ記事の目的としては、当然ですが、注目を集めることです。そのために、引用元には無い勝手な文言を加えるのに忙しくて、先のSputnik記事のリンクをつけるのを忘れたりします。しかも、ここでは意図的に捻じ曲げているのが明白です。極めて悪質と言えます。

あるいは、元英文記事著者の、Baxter Dmitryという人物が、Controlled Oppositionの可能性も否め無いと思います。こういったウソ記事を作って、拡散させることにより、「陰謀論者はウソばかりついている」との印象を与えるためです。

そうかも