さ
例えば誰かが誰かをナイフで刺したということがあったとして、これを完成と見てないんです
つまり、刺された、という完成がないんです
あなた方はこれを苦痛と感じてるんです
だから、ナイフを抜いて、もし奇跡というのがあるならば、この傷をなかったものにする、ということを望むんです
これを修正と呼ぶんです
どうしてこう感じるかというと、痛いからなんです
ここで、刺されたけれど、痛くも苦しくもなんともなくて、気持ちがいい、としたらどうします?
S
そしたら、放っておくんじゃない
さ
その通りです
あなた天才ですね
でも、あなた方はそこで、そうしたら死んでしまうって思うんでしょ
死、そんなものあるんですか、と私は言うんです
死にもしない、痛くもない、気持ちがいい、・・・何か他にすることあるんですか
分かりますよ、「それは、死ぬということに何か変な解釈を付けただけであって、現実的には死ぬでしょ」っていいたいでしょ
だからこそ、あなた達はおかしいんです
分かりますよ、「これがおかしな夢だったとしても、そこには現実的な死があって、この世界からその人がいなくなるということが現実に起きている」と言うんでしょ
あなた方は「これは現実として起きている」と言うんです、私達は「これは現実ではない」と言い張ってるんですよ
私達は夢を夢としか見てないんですよ
今の話が寝ている時の夢の話ならどうします
どうでもいいと思いませんか
「そうですか、はあ、でも次の瞬間には関係ないドラマが展開されるでしょ」ということなんですね
なので、あなた方と私達の差はそこにあると言ったんです
こうしてあなた方が私達の世界に近づく、・・・つまり、あなたがヒトになるんですね
過去と未来がない世界に生きる、と言ってるんです
あなた達の現実と私達の現実が異なる、と言ってしまえば、話はそこで終わりなんです
けれども、何でこのような話を繰り返しているかというと、すでに重なり合っているんです
もっと感性を変えれば、簡単にこの世界が見れるんですよ
あなた達は大きな誤解をしています、何とか聖者とかラムちゃん(ラムサ)とか、とても深刻な、というか、簡単じゃないという感じがしませんか
第一、ヒマラヤって時点で何か無理みたいな感じがするんです
ところが、甘えん坊でいるだけでその世界が見れる、と言ってるんです
作られると言ってるんじゃないです、見れるんです、見れるということは現実化するということです
簡単すぎてなんと言っていいか分かんないですね
あなた達がこの世界を作ったのって簡単すぎませんか
同じなんですよ
あなた達が私達の話を簡単に理解できるようでは、この世界は滅びてしまうんです
だから、あなた方には簡単に分からないような世界が出来上がってるんです
だから、あなた方は怖いかも知れないけど、この現実は何なのかをもっとよく見たほうがいいですよ
爆発というのは、形あるものの現れ方の言い方をしたんです
爆発って一瞬なんです
で、これが甘え、愛なんです
なので、甘えがなくて現実創造をするというのは、私達からすると無い話なんです
で、「甘えがあって、爆発があって、現実がいいものになる。これでいいんだね?」と言ったんですね
ノーノーノー、それじゃよくない
なぜかというと、今、これがその形なんですね
完成から完成へと変わるだけなんですね
そして、私達の言ってることをもっとよく聞くならば、完成してるものを他の完成に変える必要はないんです
けれども、結果的に変わるんです
必要が無くなったものは消えるから、なんです
望んでいないけど変わってしまう、という方が正しいんですね
爆発が常に常に起きていると言いましょう、しかしあなた方にはそう見えていない
では、なぜ同じような爆発が起きているのか
その必要があるからなんですね
どういう必要があって、この世界が続いてると思いますか?
S
うーん・・・
ア
私が言おう
それは、お前たちがこの世界を認めていないからだ
簡単な話なんだぞ、これだけが全てだ、以上だ
私の出番はあまりない
さ
いいこと言うわね、リューちゃんも
時々しか出番がないから可哀想だけど、時々いいこと言うでしょ
あなた達は認めていないんですよ、だから続いているんです
あなた、認めてますか、この世界
気に食わないでしょ、簡単に言うと
苦痛なんでしょ、こいつが
だからこそ、あなた達はずーっとここに居させられる
この子達(この世界)は私を認めて欲しい、と言ってるんです
この子達は認めてくれるまでずーっとこれをやるって言ってますよ
どうします?
S
認めるしか無いじゃん
さ
そうなんです
ですが、しかない、ではなく、それしかできないんです
なのに、あなた達はできないことをやってるんです、おめでとうございます
できないことをどうしてできたか、分かりますか
甘えなんです、これも
「愛したからこそなくなったら寂しいじゃないか」と言うでしょう
甘え・愛と言った時に消えてしまう、というのがこの世界の在り方なんですね
あなた達が愛された瞬間に私がいなくなる、パラドックスのような話なんです
愛されるということと、あなたがいないということとが見事にハマった話なんです
愛されるとあなたはいないんです
つまり、あなたがいるということは、愛されていない感があるんです
愛されていると、私がどこにいるのか分からない、私とあなたの区別がつかないんですね