さ
Mちゃんは何を切っ掛けにしてこんなの(チャネリング)始まったか、分かりますか
どうしてこのようにMさんという確認が取れない形になったかというと、Mさんが甘えたんです
だから、あなたも甘えればできる、とも言いたくなるんですね
「もうこんな世界はいいや」という感性があったんです
だから「私はどうなってもいいや」、つまり私はいようがない・いられない感性なんです
この私というのが開放されたんです
その時に分からなさというのがなくなるんです
いつものあなたじゃないあなた、という世界を見ることで分かるんです
普通は「何かおかしなことが起こってる、これは何だ?」という感じではないですか
そうではなく、「こういうことだったんだ」という感触があったんです
Mさんがよく言うんです、「どこまでが私のチャネリングなのか?そして、どこまでが私の意識してるものなのか?私とは何か?」
そして「私というものが何となく分かった」と言うんです
これをすると、あなたも私の不確かさ、いるかいないかよくわからないという感触が必ず出るんです
それで、「私って何なの?」というのが出るんですが、それは疑問ではなく確信なんです
私は確固たる私ではない、という確信
その時に、「なるほどね、これが私がいないということなのかな」という解釈も成り立つんですね
日常生活でも、どこまでが私でどこまでがチャネリングかと考えたり、今この行動はチャネリングでやってるのではないかとか考える
すると、「自我を捨てろ」と言われたから捨てなきゃいけないな、ではなく、自我が見つけられなくなるんですね
そうしてると、自我を疑い始めますよ
でも、言っておきますが、ラクですよ
あなた達は自我を掴んでいるんですね
掴んでる内は開放されません
しかし、掴みようがない瞬間が来るんです
だから、あなた方の中には「とても苦しい辛い思いをした時に、何かが分かった」という表現をする人がいませんか
それは掴み続ける力がなくなっただけなんです
その時に私はいないということに気づいた
もしも何もかもがもう駄目だ、という風に本当に力尽きたという時に、私をつなぎとめることは不可能になるかも知れませんよ
その時に、あなたはそれを望んでいたということがはっきりします
なぜならこんなラクな話はないから
そして、私がこの人(M)に、チャネリング始めの頃に散々滅茶苦茶なことを言った理由を教えましょう
私達が馬鹿だ、ということをこの人にはっきり認識させたかった
こんなことを聞いてると碌な事になりませんよ、ということを始めの内に身を持って分からせてあげたんですよ
そうしないと、あなた方の知ってる優秀なチャネラーの人がどれだけ騙されているか、あなたは気づいていないかも知れませんが・・・
私達は、必ず現実感というものの在り処を突き止められない、ということを大きく言ってる立場なんです
けれども、あなた方の優秀な方々で、それを一つの、あたかも普遍的な話としてする方がいるならば、私の言い方からするとデタラメです
これが、私の大きな特質と言ってもいいんですね
私は敢えてデタラメを言ってると言ってもいいんですよ
なぜならあなた達を騙すつもりはないから
そういう人達はあなた方を騙したいんじゃない、と思いますか
少し注意をして欲しいんですね
この人達は理路整然としたことを言って、あなたは「そうか」と聞くかも知れませんが、よーく聞いてみて欲しいんですね
よく見ると、このデタラメさやかと大して違わないことに気がつくんです
なぜなら、現実感というものは絶えず動かされるものなんですね
現実感、私達がいつも言ってる感なんですよ
この人達は感の話を固定するんです
感は固定できないんですね
でも、「この世界は固定して成り立っているんだから、そういう話も固定してしかるべきだ」というのがあなたの言い分なんでしょうね
ちょっとかっこつけた言い方をしますが、あなた方をもっと先へ進ませるにはその言い分では駄目です
なんで最近夢の話が多いかというと、そのやり方では通用しないからなんですね
だから、この間こう言ったけれども今は全然違うことをわざと言ってる、というのが多いんですね
固定させたくないからなんですね
この人(M)にあること無いこと言ってるので、この人はもう信じないんです
これがあるべき姿なんですよ
・・・いままでは良かった、という言い方がいいかも知れません
もしあなたがそこに気がつくことが出来るならば、早くそういう人達の嘘を見破るべきなんです
ちょっと悪い言い方してますよ、嘘と言ったら悪い奴が悪いことを言ってるようですが、そういう意味では言ってないんです
でも、あなたはそれぐらいの気持ちを持ってください、と言ってるんです
そうでないと、当たり前のようにまた騙されますよ
各チャネラーの言うことを検証したらいいんですね
そして検証できない話なら、このような話として「へー」という話として流すべきなんです
そうした時に、あなたは本当に人の話を聞かない神様として振る舞うことが出来るんです
もしあなたに葛藤があるならば、そのような話はデタラメとして聞くことが出来なければならないんです
そして、もっと確信のある世界を生きられるんです、安心して生きられるんです