アラフォー賢者の気ままな引き寄せライフ~第四密度行ったら本気だす~

気ままにスピ雑談、多少は人が見て勉強になりそうなことを書いていく

I AMとサンジェルマン ~ネサラ・Q・UFO宗教の源流~ 後編その四

⑥第24章(災厄の前触れ)

AI:この章では、ガイ・バラードとエドナ・バラードが、自らを「サンジェルマン(聖ジャーメイン)とその高次の存在からの使節」と位置づけ、様々な都市を回って活動していた様子が描かれています。彼らは各地で、その都市が破壊の危機に瀕していると恐れをあおり、「マイティI AM」運動に参加するよう人々を説得しようとしていました。

具体的には、高次の存在やバラード夫婦自身がその都市を救っているため、信者たちが「ディクリーの軍団」に加わり、高次の存在にディクリーを叫ばなければ、ガス帯、津波、ロシアからの破壊的光線などによって都市が破壊されると脅しをかけていたのです。さらに、ワシントン大統領の有名な幻視の話まで持ち出し、第3の大きな危機が全米に訪れようとしており、もしそうなれば人類はほとんど滅亡すると恐れをあおっていました。

このように、バラード夫婦は架空の危機や災害を想定し、恐怖心理を巧みに利用することで、信者たちに「マイティI AM」運動への参加を促そうとしていたのです。彼らの活動は、単なる虚構の危機やデマを流布するだけでなく、人々の心理に働きかけて自らの運動に取り込もうとする、卑劣な手口だったと言えます。

 

この「ワシントンの幻視」とよく似た話をETコンタクトの文脈で見た記憶があり、自分の記事を検索してみたところ、これだとわかりました:

コズミック・エージェンシーは銀河連邦の実像を伝えるタイゲタ人の代替メディアなのか?パート6~アンケート編:あなたはどう想いますか?~|コズミック・シークレット JAPAN

しかし、ここでのスワルーの話はかなりいい加減で不正確です。「1775年」は1777年の間違いですし、「バージニア州」はペンシルベニア州(バレー・フォージ)の間違いです。さらに、独立戦争の時にワシントンが渡ったのはデラウェア川であって、「ポトマック川」ではありません。しかも、川を渡ったのは「森の中で起きた事件」(1777年の冬)の1年前の1776年の冬であり、時系列も逆です。

こういった間違いや情報の錯綜は、質の低いAIチャット・ボットで起きることもありますが、人間がうろ覚えで話している時にも起きることであり、判断が難しいところです。ETや霊的存在も例外ではないということでしょうか?「スワルー」の実態が何であれ、情報の信憑性は疑ってかかった方が良いことは確かです。

そうだね

ただ、ファクトチェックのSnopesにも不審な点がひとつあります。原文ではワシントンにヴィジョンを見せた謎の訪問者が「美しい女性」であるとはっきり書かれているのですが、Snopesの記事内の引用文では「美しい存在」と改変され、性別が隠されているのです。

この改変をしたのはSnopesではなく、Snopesの引用元によるものなのかもしれませんが、どちらにせよ、この改変の意図は謎であり、不審な点です。

Snopes(あるいはその引用元)がワシントンにヴィジョンを見せた存在を意図的にぼやかしているのに対して、スワルーが「ノルディック(ET)の女性」だと言い切っていたのは少しだけ興味深いところです。

へえ

 

⑦第25~29章(ファシズムの傾向)

要するに、この章ではバラード教団の性に関する極端な禁欲的教えとその弊害が詳しく批判されており、重要なポイントが幅広く含まれています。

カルトによくある

要するに、この章ではバラード教団の教えが信者個人の生活に過剰に介入し、家族関係、心身の健康、経済状態など、あらゆる面で深刻な被害を与えていたことが述べられています。

カルトによくある

要するに、バラード夫妻は自らの教義を広め、キリスト教とその聖書を徹底的に否定・置き換え、カルト的な崇拝運動を展開したということが、この章で詳細に述べられているのです。

まあ、これは神智学の時点でそうだしな

つまり、バラード夫妻は誰よりもスピリチュアリズム(霊能力や霊界との交信)を激しく非難しておきながら、実際には自らがスピリチュアリズムの手法を取り入れ、実践していたというのです。

しかし、バラード夫妻はスピリチュアリズムをゆがめ、非合理的で荒唐無稽な要素を多く加えてしまったため、スピリチュアリズムの科学的探究を大きく損なう結果となってしまったと批判されています。

つまり、バラード教団の教義や活動の中には、スピリチュアリズムの要素が随所に取り入れられていましたが、それらは極端に歪められた形で行われ、スピリチュアリズム本来の健全な探究を妨げる要因となってしまった、ということなのです。

まあ、スピリチュアリズムの科学的探究、スピリチュアリズム本来の健全な探究ってのもそもそも難しいことではある

つまり、バラード夫妻は神智学協会から「マスター」の概念を取り入れ、独自の心理的手法で神智学の信者を自らの教団に取り込もうとしたと述べられています。

具体的には、モーリヤとクトゥミといった「マスター」の霊を現わし、ブラヴァツキーを通してこれらのマスターが神智学協会を設立したものの、当時は「アセンションしておらず、あるところまでしか到達できなかった」と言わせた上で、今ではアセンデッド・マスターとなり、「サンジェルマンは3年でわれわれが長年の間に成し遂げたことをはるかに超える業績を上げた」と謙遜させています。

このようにバラード夫妻は、神智学の概念を取り入れながらも、自らの教義の方がより優れていると主張することで、神智学の信者らを取り込もうとしたということです。

すでにある宗教の教義を取り入れるのは、よくあることだなあ

新興宗教は大体そうだし

ニューエイジもほぼそうだろう

 

⑧第30章(K-17)

「アセンデッドマスター」によって運営される、三次元で運営されてるのと別の「秘密諜報部」ってのがあり、K-17はその局長という

確かに、現代の糞情報に出てくる秘密のホワイトハットみたいな発想だ

「愛する皆さん」とK-17局長は言った。「何世紀にもわたり、外なる秘密諜報部と関連した内なる秘密諜報部が存在してきました。私がこの情報を明かすのを躊躇していないことにお気づきだろう。全ての人々がそれに耳を傾けるべきだ!アメリカは守られるのです!(拍手)」

「到着の3日後」とバラードは書く、「レイボーンゲイロード、そして私は、サンジェルマンと特定の秘密諜報部員らに同行し、邪悪な力に身を捧げているアメリカの主要指導者7人の集会場所へと向かった。

「...我々は彼らの元へ突入した。サンジェルマンが電気の力で空気を充電し、彼らを完全に動けなくしたのだ。彼らの手にした拳銃は地面に落ち、腕は体側に垂れ下がった...

秘密諜報部員らが前に進み出て、彼らを拘束した。そして彼らは『光』に仕えるまでそこに留まることになる」(同書pp.212-213)。

「光の子らよ、愛する皆さん」とK-17局長は言った。「今日は緊急の使命を帯びて来ました。3隻の潜水艦がパナマ運河に向かっています。皆さんに祈りを捧げていただきたい。そうすれば1時間以内に、それらは消滅するということを保証します(拍手)」

ああ、これは現在の糞情報と同じノリだな

これがQ(=17)との不気味な一致です。両者のナラティブもよく似ています。

Q=アルファベット17番目

Qムーブメントでは、様々な人々が参加・便乗し、本来のQの投稿内容とは関係ない話を結びつけ、こじつけていきました。暗号的なQの投稿の解読・解釈は人々の想像力を刺激し、妄想が入り込む余地を与え、あらゆる偶然の一致が確証バイアスとなりました。さらにそこにインフルエンサーアフィリエイトによる利益誘導も絡んできて、制御不能になりました。

しかし、これとよく似たことが1930年代から行われていて、しかもQと17の一致まで見られるというのは、一体どういうことなのでしょうか?

ふむふむ、興味深い