アラフォー賢者の気ままな引き寄せライフ~第四密度行ったら本気だす~

気ままにスピ雑談、多少は人が見て勉強になりそうなことを書いていく

(本)身体が「ノー」と言うとき―抑圧された感情の代価 ガボール・マテ、その四

・リウマチ性疾患

慢性間接リウマチ、強皮症、強直性脊椎炎、全身性エリテマトーデス等

多くは、極度に自分の欲望を抑え、援助を求めることをあくまでも遠慮する、という特徴

補償的な過度の独立心、偽りの独立心、という特徴

親子の立場の逆転はストレスの素因になり、将来精神的・肉体的な疾患にかかる大きな原因になる(親子の立場の逆転とは、自己愛家族の第一特徴のようなもん)

他に、完璧主義、自分の怒りの衝動への恐れ、反抗の否定、自分が悪いという強い思い込み、など

自己と非自己を混同している無意識の心理を反映して、免疫も自分の体を異物のように攻撃する

感情は神経刺激や免疫やホルモン活動と同じくらい生存に欠かせないもの

怒りは、自己と非自己、見知らぬ危険なものへの認識と反応

抑圧された怒りは免疫の混乱を招く

自己免疫性疾患に副腎皮質ホルモンのコルチゾールが使われるのは、正常なストレスコントロールがおかしくなってることを示す

リウマチの痛みさえ防衛機能を果たしているかも

間接の痛みとその一週間後にストレスの多い出来事が減少したことに著しい相関がある

症状の悪化によって社会とのネガティブな関係が調整される、患者はストレスの多い生活を避けざるを得ないから、つまり身体が「ノー」と言うのである

・喘息

子供の生理作用、心拍数・ホルモン・神経系などは育てる大人との関係に完全に依存する

大人にも完全独立した自己調節作用は存在しないだろう

適応は個人の内部だけで起こるのではない

健康病気の問題を精神感情的ネットワークと切り離して考えるのは不合理

最終的な健康は生理的環境だけでなく社会環境からも影響を受ける

喘息の子供は親との分離に対するより大きな不安

喘息の子供は、他人の声よりも母親の声を聞いた時のほうが異常な呼吸パターンを多く示す

喘息の子供の両親は健康な子の親よりも子に批判的、子供は欲求不満や批判を感じると肺からの空気の流れが悪くなった

喘息家庭の特徴、子供を雁字搦めに縛る、過保護・何でも指図する、厳格、紛争の解決がない

笠原俊雄の本で読んだのだったと思うが、喘息と統合失調症は同時にならないらしい

つまり、喘息の人は統合失調症にはならないし、統合失調症の人は喘息にならない

ガボール・マテの本では精神病を取り扱っていないが、精神病の家族研究とか家族療法とかあるから、似たようなエネルギーのやり取りメカニズムがあると思うね

自分と家族の他の成員とは別の人間だという認識の乏しさ、境界の脆弱さ

マレー・ボーエン「家族システムズ論」、各個人の生理機能は常に相互に繋がっている、繋がりは母体から離れても、肉体的に大人になっても切れない

境界のない人は、他者の不安を自動的に自己に取り込み、自分の中にもかなりの不安を生み出す

スピで持て囃されてる「エンパス」ってのはこういうのに近い、と私は考えてる

共感力が高いと評価するより、境界が確立できてないと評価した方が、その人の学びになるのではないか?

機能的差異化と基本的差異化

機能的差異化の例:相手が自分の不安を受け止め、自分の不機嫌やいい加減な態度や相手への無関心や虐待にすら絶えてくれる時にだけ、仕事の成果を上げることができる。相手がその役割を拒否すると何もできなくなる

ここらへんにスピのエネルギーバンパイア論の本質がある気がする

本に書いてある例だが、夫が潰瘍性大腸炎で、妻が夫の情緒的欲求を満たしている間は夫は発症しない、一方で妻はどんどんエネルギーが無くなって神経衰弱寸前になる

著者の見方では、妻が夫の情緒的世話を拒否すれば、夫は発症するかも知れないが、妻は回復するだろう

人間関係にこのようなエネルギーのやり取りを見ることが出来る

ハンス・セリエはこういうのを適応エネルギーと読んだ

始めは精神的エネルギーを奪われただけで済んだのが、最終的には肉体的健康を損なうのだ

スピでも、オーラは感情と密接に関係していて、しかもオーラが弱くなって時間が経つと、その部分が病気になる、とか言うだろう?

さらに、悪宇宙人のライトワーカーへの攻撃ってのがよく言われるが、こういう質の悪い人間をライトワーカーに向けさせて、本来の仕事に注ぐべきエネルギーを枯渇させる、みたいなのがあるっぽいね、カシオペアン的には

結局、主な戦場は世間、普段の人間関係である

基本的差異化、他人が自分の代わりに精神的な苦労をしなくても自分できちんとやっていける

どんな関係でも、力の弱い方がより多くの不安を抱え込む、女性は夫の不安やストレスまで抱える

関係を維持するために一方がより多く自分の要求を抑えなければならないとしたら、その人は身体性疾患にかかる率が高い

ある人の不安が別の人の身体症状として現れることがあり得る

十分に自己調整の出来る人は他者と有益な相互作用をすることができ、子供を自己調整の出来る大人に育てることが出来る

大人になり自己調整機能が高まると自立への欲求が高まる、自立を妨げるものは全てストレスの元

他者から身を引き、親しさを締め出すのは、主観的にはストレスがなくなったように感じるが、生理的なストレスの影響はそのまま

 

ここから考えるとイジメとか虐待とかする奴ってのは、単純に性格が悪いという話でもなくなる

あの連中にとっては死活問題なのだ

あの連中は他者をそのように扱えないと病気になって早死する

但し、早死してくれた方が世のため人のためだし、そもそもこういう連中を人として扱うべきかどうかも疑問だ