◯最新精神療法
ラマチャラカ、ウィリアム・ウォーカー・アトキンソンの本の翻訳
訳者が、元々慢性胃病だったのが治り、他人に施術したら十中七八は効いた、と書いている
これが日本の霊気療法の源流ということになるのかねえ?
すると、レイキは元々日本の霊気の逆輸入と言われるが、むしろアメリカが日本化されたプラナ療法を逆輸入したと言うのが正しい、ということになるのか?
・プラナ治療法
縦行法
上から下へは指を開いて前面に(メスメルのパスみたいだな)、下から上は指を閉じて側面に
横断法
手の平を外側に、ものを掻きのけるように。次に順位に戻し、外方へ動かす。脳その他の充血、肩のこりによい
患部の上に、片手をかざす、右手の指をかざす
指頭回転法
右手の指をかざし、時計の針のように回転させる
穿孔法
同様に、患部に孔を穿つイメージで回転させる。最も強烈。麻痺してる部分に活動を与える、充血を散ずる
按手法
患部に手を置く
軽打、あん摩、マッサージ
あくまで霊気を伝える方便として
回転摩擦法
患部周囲を手の平・指頭で撫でる、必ず時計回り
振動法
プラナ伝達に最も有効
患部に五指を置いて、振動の起こるのを待つ。患者は電気をかけられたように感じる
テーブル上の水を満たしたコップで練習、水は左右上下に動かず、その中心が微妙に振動する(霊子術みたいだな)
息を吹きかける、凝視
リズム的呼吸
脈拍6吸う、脈拍3止める、脈拍6吐く、脈拍3止める
プラナ療法の実際(かなりマッサージっぽい)
両手を摩擦し、精力が満ちると感じたらやめる
うつ伏せにして、人差し指と中指で背骨をはさみ下方へ動かす。関節柔軟な所は神経充血、特別に熱い・冷たい所は緊縮してる、それらを揉みこなす。
首をよく揉み、のどを静かに擦る
肩から指へ
胸背中両脇
腰から足のつま先へ
右手を鳩尾、左手を背中に当て、霊力を伝達
遠距離治療もできる
自己治療
仰向けになり腹部神経叢に両手を置き、リズム呼吸し、プラナを吸い込み、吐く時に各部にプラナが充実すると想像する
同様に、吐く時に、痛みのある部位にプラナが伝わることで痛みが消えるように想像する。七回で一休息。手で患部を押さえるといい
同様に、吐く時に、血液循環不十分だと思う所に循環を命ずる。足の冷える時、頭痛の時によい
汚水の桶に清い水を注ぎ、汚水を全て外に出すイメージ
気力回復。両足を合わせ、両手を組み合わせて、四肢末端から精力逸失しないようにして、リズム呼吸でプラナを十分吸収する
脳髄に疲労を感じた時、左鼻孔抑えて右鼻孔で吸い、右鼻孔抑えて左鼻孔で吐く、次は反対。これを交互に繰り返す
足の骨を通じて吸い、足の骨を通じて吐く。手の骨、頭蓋骨、胃腸、生殖器、脊髄、皮膚の毛細血管から吸い、それらを通じて吐く。
・想力治療法
細胞や内臓にはそれぞれの意識がある
それらが全体に反抗するために病気が起こる
なので、それらの部分的意識に対して、職分に忠実であるように命ずる
幼稚不完全な意識なので、子供に対するように、ある時は諭しある時は厳命する、愛情を忘れないように
・暗示療法
普通の暗示療法、但し催眠させての暗示ではない
◯錬心術
ネットで読めなくもない、国会図書館のページ:https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/925587
なんかタイトルと内容が一致しないかなあ
当時、北米で流行ってたヨガを紹介する内容
なんかすごく普通の内容
著者の忽滑谷快天(忽滑谷快天 - Wikipedia)は曹洞宗の仏教学者で、ちょくちょく、ヨガのこれは禅と一致してるとか違うとか評価が入る
「プラナなんてあるわけない、迷信に決まってる」とか言いながら、沸水術や発芽術は全て詐術とは言えない、という(じゃあ、何なんだよ?)
沸水術とは、水にプラナを入れると泡立つというもの
発芽術とは、種にプラナを入れて土をかぶせるとすぐに発芽するというもの
呼吸には高・中・下がある
高は鎖骨呼吸法で鎖骨と肋骨を上げて腹を縮める最悪の呼吸、肺の上部のみ使う
中は肋骨呼吸法で鎖骨と肋骨を少し上げるもの、肺の上・中部を使う
下は腹式呼吸、肺の中・下部を使う。これが最もいいと言われてるが、完全呼吸に劣る
完全呼吸は、まず肺の下部を充実させ、次に肺の中央を充実させ、次に肺の上部を充実させ、最後に腹を少し縮小する。
この時代の療法には丹田呼吸(腹式)を強調するものが多いけども、完全呼吸に劣るのかも