調和道 丹田呼吸 |美容 |ダイエット 【図解】 | 初めてのシュノーケリング ダイビングファン【図解】
母は93で亡くなり、亡くなる年まで、夜でも針に糸を通せ、杖なしで遠方に歩いていける健康な人
父は酒飲みで50くらいから中風(脳血管障害)、霊斎20の時には死んでいた
12歳に時に真言宗智山派の僧侶となる。
13の時、角膜炎にかかり、色々服薬した結果、眼病は治ったが、慢性腸カタルになった
17の時に、腸カタル軽快
18歳の時に船岡芳勝(学者としても優れ、宗派内で高い地位にある)を師匠になる。
船岡芳勝は智山派のトップに成り上がる人なのだが、酒飲みであった
本読みながら、手に盃を離さなかったという
「人は必ず酒を飲むべきもの、酒を飲まぬものは学者や偉人にはなれぬ。ゆえに学者偉人たらんとするものは、自分のように酒を飲むべきである」、弟子に「まあ一杯やれ。酒も飲めぬようなものは到底大学者にはなれぬぞ」
しょうもねえクソ坊主だ
これで、霊斎も酒飲みになった、腸カタルがぶり返す
片山医学博士「すべて青少年時代のものに好んで酒を飲むものはなく、多くは嫌がるものに強いて飲ます。それが習癖となってついに立派な酒飲みになってしまうのである」
24歳で郷里に帰り、師跡を董督。当時抱えていた問題解決などのはたらきに貢献する。
27歳で智山派の中の高い或る地位につき、支配権を握るようになってから得意満面意気揚々、名誉と利欲の餓鬼となり、その後は精神上の破産者となる。
師匠がトップになったから、霊斎も高い地位になったということかな
権力闘争のストレスを酒でやり過ごす、ような生活をしてたらしい
大丈夫か、この宗派?
んで、胃腸病はますます悪くなり、以前から症状が出ていた神経衰弱がひどくなり、半身不随(中風の症状だ)にまでなった
父親の道をトレースしてるようだね
29歳の時に白隠禅師の著した『夜船閑話』を持って放浪の旅に出る。
心身ボロボロになったので、出家ならぬ出寺したわけだ
還俗というべきではないだろうねえ、俗世よりも俗っぽい寺だったようだから
「夜船閑話」で治せるという希望を抱いて、内観や輭酥の等をやっていたが、ますます心身衰弱してしまう
それらをやめて、念仏修行、阿字観、座禅、三密瑜伽などやるが治らない
追い詰められた挙句、「理観だけではダメだ。生理的方面の息法、気海丹田の鍛錬を先にして、一方には肉体的方面の鍛錬をし、もう一方で精神的方面の修練をすべきだ」と悟る
その頃、「夜船閑話」の別本を手に入れ、それには内観と息法の図解があった
そして、長息内観をやっていたら、回復していった、酒煙草もやめられた
39歳の時に修業を終えて東京は早稲田に『精神学会』 という看板を掲げ、翌年に仮道場を開設。
大正6年に馬込にて修行を行い、心身調和と宇宙との調和を得て、哲学的背景を含めて名称を『調和道』と名付けました。
丹田呼吸法とは :: NPO法人 丹田呼吸法普及会 website
藤田霊斎師はその後、2度にわたる真冬の高尾山や高野山への参籠を経て、呼吸法の基本である「完全息の六原則」等の奥義を極めました。
高尾山に小屋を立てて住み、夜の2時に起きて山頂へ行き7時くらいまで実修していた
1月〜2月の4〜5時くらいが猛烈に寒く、特別な防寒具なしに綿入れ一枚でやっていたが、風邪をひくことはなかった
ただ、鼻と耳は凍傷になり、長く痕が残った
すさまじいね
藤田霊斎(1868年-1957年)
なので、89才まで生きたということだね
この時代では、相当な長寿ではなかろうか
「熱湯を浴びて火傷するのは、信念が肉体に変化を与えるのである。『火傷をする』という考えを取り去ってしまえば、炎に手を突っ込んでも火傷しない」などと説いているものがいる。何の観念も持たない幼児に熱湯をかけたらどうなるか、火傷するに違いない。極端な唯心論は論理的にも実際上にも誤っているばかりでなく、恐るべき害さえ生む。
肉体と精神は二つにして一つである、心身一如の見地
まこと常識的な見地であるなあ、と思うが、催眠術に関して全く無知なのは明らかである
「幼児に熱湯をかけたらどうなるか、火傷するに違いない」等という話は、単に幼児のマインドとトランス状態の大人のマインドが違うというだけの結論にしかならず、ただの揚げ足取りに過ぎない
桑原俊郎の天才に比べると、凡庸極まりない
太陽人
太陽人がどうのこうの言ってて、幾らか宗教味が残ってる
元々仏教の学問を勉強してきた人なので、色々理屈っぽいのかも
精神統一
催眠術や霊媒の精神統一とは違う、という
第八阿頼耶識が真に活動してこそ、観念力が体内に顕現し、肉体を支配し、病気治癒はもちろん、様々な偉大な働きをなす
だったらよぉ〜、その「様々な偉大な働き」とやらを見せてくれや
実際には、せいぜいそれなりの病気が治ったってだけだろ?
催眠や霊媒の超能力と同じレベルか、有言実行のつもりならば、それ以上のことをやって見せてくれないとねえ?
仏教の教義の中に超能力の言及があるにもかからわず、実際には何も出来ないし、しかも実際にできちゃったりする催眠術や霊媒の上に自分を置こうなんぞ、笑止千万だよ
上虚下実
鳩尾が虚で、下腹が実
腹部硬結症状を霊斉は問題視する
これは興味深い、漢方を齧ってると特に
漢方、特に中国のものでなく日本のは、腹診を重視するので
漢方的には、鳩尾の硬結は「心下痞硬で瀉心湯の証」でオワリだと思う
霊斉本人が腸カタルで酒飲みまくってたということで、心下痞硬の腹証顕著だったということなんだろう
漢方医に診てもらう、とか考えなかったのかねえ?
ちなみに、下腹に力ないのは、臍下不仁で腎不足の証
下腹を鍛えるというのは、腎を鍛えている、という言い方もできるかな
上腹硬凸の人は、身体に様々な欠陥のみならず、性質上にも欠陥。癇癪、短気、憂鬱、悲観煩悶
そうなのかも
完全息の六原則
胸入(吸気)
空気をそろそろと鼻から吸いながら、胸を静かに上へあげ、前の方へ膨らます。
充満(吸気)
空気を胸腹一杯に充満させる心地で、なお少しの間吸気を継続。横隔膜下降し緊張し、肺に十分空気が入る
漏気(持気)
上体を少し折り屈め、鳩尾を柔凹にし、それとともに鼻よりフンッと気を漏らす。これは充実の準備としてやるので、呼気ではないから、ウーっと長く吐き出して呼気にならないように気をつける
充実(持気)
丹田にウームと気力を加え、圧力を高め、わずかの時間こらえる。充実する時は、肛門を締め、下腹を強く上へ巻き上げるようにする
膨満(吐気)
充実の時より更に一倍の気力を下腹に入れる心地で、ムーを力を加えてその力を抜かずに、一層強く下腹を張り出す心地で、鼻よりそろそろと、線香の煙のごとく吐く。2・3秒したら、上体をそろそろと伸ばしながら、緊縮まで呼気を続ける
これも逆呼吸的だな
緊縮(吐気)
2・3秒したら、上体をそろそろと伸ばし、呼気の終わり頃には、上体伸び、腹は扁平になるまで腹部を引き込める
緩息
終わったら、次の六原則の吸気まで、「ゆっくりと吸い、吐く」(上体を少し屈伸する)のを3・4回続けてやる
緊張ばかり続けるのは良くないから、緩みを与える
吸気8〜9秒、持気4〜5秒、吐気17〜18秒
これらが基本だが、他にいろいろな技法がある
見てると、結構複雑な感じする
また、この本に全てが書いてあるわけではない
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上腹硬凸の人がそれを矯正するためのもの