犯罪は調査ジャーナリストと民主的代表者の勇気ある努力によってのみ明らかになる。
少数の勇気ある人物は今も存在する。
しかし、悲しいことに、ジャーナリズムについてはこれは当てはまらない。
メディアはペンタゴンの言い分に追従した
近年、ニューヨーク・タイムズのようなメディアは、権力者を独自に精査するというよりも、情報へのアクセスと引き換えにCIAの命令に従う傾向が強まっている。
オールドメディアにおける真の調査報道は死んだ。
2024 年 3 月 6 日、当局に好意的な選抜されたジャーナリストたちは秘密の記者会見に参加し、取引に応じることで国防総省 (DoD) に魂を売った。
過剰な秘密主義と協調性は軍事作戦を彷彿とさせるものだった。
国防総省は、未確認異常現象(UAP)に関する違法行為の申し立てに対して「徹底的な」調査を行ったと主張している。
その結果、新しい報告書で詳述されているように、国防総省は自らと諜報機関に対してあらゆる不正行為や隠蔽を否認し免責した。
MKULTRAやペンタゴン・ペーパーズのようなスキャンダルを暴露した歴史で知られるニューヨーク・タイムズやワシントン・ポストなどの著名なジャーナリストは、権力者の責任を追及するという伝統的な役割を放棄し、国防総省のプロパガンダを熱心に報じた。
彼らにとって、国防総省は権威ある、おそらく信頼できる情報源とみなされている。だがそれは以下のような歴史を持つ組織である。
アフリカの米軍基地について議会に嘘をついた国防総省
軍による性的暴行の話題で議会に嘘をついた国防総省
6回連続で監査に失敗した国防総省
UAPに関しては、説明できない特徴を持つ未知の航空機について軍事関係者が声を上げている。
内部告発者は、人間以外の物質や生物製剤の回収とリバースエンジニアリングを含む違法プログラムを暴露するために自らのキャリアを犠牲にした。
元情報機関高官デビッド・グルーシュの告発は、情報コミュニティの監察総監(ICIG)によって「信頼性があり、緊急である」とみなされた。
国防総省の実績に疑問があり、証人の証言の信頼性にも関わらず、主流ジャーナリストは内部告発者や証人をバスの下に投げ込んだ。
その代わりに、ジャーナリストは国防総省の言い分に盲目的に従った。
ブリーフィングと報告に関してジャーナリストに厳格な口外禁止措置が課されたため、UAP の擁護者と内部告発者は対応する機会を奪われていた。 禁止措置が解除されると、メディアはそそくさと国防総省の結論を発表した。
全領域異常解決局(AARO)としても知られる国防総省のUAP事務所の所長代理であるティム・フィリップスとの水曜日の会見に招待されなかったジャーナリストには、報告書の発表前にプレビューする機会が与えられた。
だが「リベレーション・タイムズ」は倫理上の理由から国防総省と関与しないことを選択した。
常に透明性を持って業務を遂行することに尽力するーこれが AARO 設立の重要な柱であった。しかし、過度に統制された報道戦術を通じて国防総省を無罪とする報告書を発行するという政府の選択は、透明性や均衡性の理想に著しく矛盾するものである。
だがそれは驚くことではない。
国防総省の利益を最大限に高めることに関しては、特に違法行為の可能性がある場合には、透明性は後回しにされる。
つーか、コロナやワクチンの報道について触れないで、こんなこと書いてるのに違和感ある
まあ、最終的に開示が勝つ茶番だと思う
ホイットリー・ストリーバーを知らない人は一読の価値ある記事
1987年1月にニューヨークで出版され、その年だけで300万部を売り上げるベストセラーとなった「コミュニオン」(邦訳『コミュニオン―異星人遭遇全記録』扶桑社、1994年)は、まさに衝撃作と呼ぶに相応しい作品であった。
アブダクションの古典
その衝撃の理由は、第一に、内容がエイリアン(作中では「ビジター」と呼ばれる)と遭遇した体験をノンフィクション(実話)と銘打って公表したものであったこと、第二に、著者のホイットリー・ストリーバー(Strieber, Whitley)は既に十作に及ぶ長編小説を書き、そのいずれもがベストテン入りするような押しも押されもせぬ人気作家であったことである(処女作「ウルフェン」、第二作「ハンガー」はいずれも一流キャストで映画化)。
彼はこの作品がフィクションではなくあくまでも自分の実体験であることを強調し、具体的な日付や接触の状況を詳細に記述し、さらに精神異常による幻覚ではないことの医師による証明書と嘘発見器(ポリグラフ鑑定)の結果まで付属資料として作品に掲載する念の入れようを示した。
ホイットリー・ストリーバーについて注目すべき点は、彼はグルジェフ・グループで活動していたことがあるということだ。
へえ、そうなんだ
ジョン・マックの本(「エイリアン・アブダクションの深層」)によれば、ストリーバーは「訪問者(ビジター)」と呼ぶものとの遭遇の前、グルジェフ・ファンデーションを通じて変容の途上にあった。最初は強烈に恐ろしいものであったその存在相手の自分の体験について、グループの教師に話したとき、その教師はこう言った。「そうした人々との十五秒は、十五年の瞑想に匹敵する。君はとても幸運だよ」。
グルジェフの教義には宇宙人を説明できるようなものはあんまり無いと思う
この教師はいい加減なこと言ってるかと
グルジェフの教えの中心は、「自己想起」と呼ばれる、常に自己に目覚めていることの修練である。前に紹介したエンリケ・バリオスの文章(「オンかオフか」)にも似たようなアイディアが出てくるのは偶然だろうか。
エンリケ・バリオスは「寝てる時にオンで、起きてる時はオフ」と言ったわけで、グルジェフの「自己想起」と反対の方向を向いてると思うんだけど?
まあ、グルジェフも「起きてる時はオフ」とは言ったけども、「寝てる時は超オフで、普通に起きてる時はオフ、起きてる時にワークしてればオン」という方向だ
ホイットリー・ストリーバーは、自分がUFOに拉致されて手術のようなものを受けたと主張し、エイリアンによる誘拐(アブダクション)の被害者であると主張する一方で、
「かれらのわたしに対する仕打ちがどうあれ、わたしはビジターたちを憎んでいない」と述べ、彼のベッドの脇に立った小さな人物たちのことを「善良な軍隊」と呼んでいる。
さらには、「ビジター」の再訪を心から待ち望むようになるのである。
彼女(訳注:「コミュニオン」の表紙の人物)はまぎれもなく私を惹きつけた。ある意味では、この生き物を愛しているようにすら感じた――自分自身の魂を愛するのとほとんど同様に。自分の無意識の深みからわたしを見つめ返す存在に対して感じるのと同じ恐怖と魅惑を、彼女から感じたのである。
こういう風に、最初は恐怖して反抗してたのに、後に従順になり相手を良い存在だとさえ考え出すケースがかなり多いようだ
洗脳されてるだけなんだが
グレイには、相手に愛に満ち溢れるようなポジティブな感情感覚を誘発させるとかおちゃのこサイサイの超能力がある
そして1994年にブルックリンハイツのアパートに滞在していた時、不意に侵入してきた「ビジター」に背中から抱きつかれるという奇妙な体験をしたという。
この感じは、なついていた子供に久しぶりに抱きつかれたような、あるいは、激しい愛情を抑えきれず爆発させてしまった人に突然抱きつかれたような、そんな感じだった。
肉体的な触れ合いによる至福、われわれが触れ合っているところすべてに信じられないほどの快感があり、私は震え始めていた。
私がストリーバーの接近遭遇記録を読んで抱いた感想は、以前にも述べたが、「ビジター(グレイ)」側は最大限に人間の側に配慮して接近しているのだが人間の側の恐怖心が建設的な交流の障害となっているのではないか、ということと、グレイはハグのような肉体的接触をとても好むということだ。
一部のグレイはそうなのかも
それはそれとして、グレイは自分の都合でやってきてるだけであって、「人間の側に配慮して」等ということは二の次にしていることに注意
「最大限に人間の側に配慮してくれてるから、いい存在なんだ」なんて考えるのは、一種のストックホルム症候群に過ぎない
ビジターとの遭遇はストレスに満ち、破壊的ではあるが、同時に、内面の理解に通じる黄金のドアとして利用することもできる。暗い側面を見れば、遭遇をうまく利用できなかった人々が打ちひしがれてしまうことも多い。反対にうまくいけば、その経験のショックで心が開かれる。犠牲者の心に、自分の魂を開発し豊かにしたいという飢餓感が生まれるのだ。
どちらにせよ、最も重要なのは、向こうは向こうの都合を最優先するような奴らだという認識