アラフォー賢者の気ままな引き寄せライフ~第四密度行ったら本気だす~

気ままにスピ雑談、多少は人が見て勉強になりそうなことを書いていく

人工甘味料、糖質制限

人工甘味料 | ナカムラクリニック|内科・心療内科・精神科|神戸市中央区(花隈 元町 三宮)

すでに指摘されていることとしては、アスパルテームは神経毒として作用する。
軽い症状としては、頭痛やめまい、不眠。
長く摂り続けると、脳腫瘍、失明、精神症状(うつ病、知能低下、短期記憶障害)などの重い脳神経系の症状が出てくる。
代謝を乱すことから、糖尿病にもなるし、血液癌(リンパ腫、白血病)を含む癌、内臓異常(腎機能低下、副腎の肥大など)、骨格異常、多発性硬化症、SLE、精子減少など様々な症状を引き起こす。
疫学研究でも動物実験でも、その危険性は明らかだ。
そもそもアスパルテーム生物兵器の研究課程で発見された物質である。この点では、ズルチン(現在では使用禁止)やネオテーム(砂糖の1万倍甘い人工甘味料)と同じで、これらも本来は化学兵器として開発された。
つまり、人が口に入れてはいけない物質なんだ。

なるほど

 人工甘味料が腸内細菌に影響しているのではないかという指摘は以前からあったが、この論文の新味は、遺伝子組み換え技術を用いて作った「光る大腸菌」を使うことで、影響を直接的に観察することができたということだ。
腸脳相関ということが言われている。腸に悪影響があるということは、脳、つまり神経系にも悪影響がある。
特に夏に多いんだよね。原因不明の頭痛を訴える患者。
問診でよくよく話を聞いてみると、人工甘味料入りの炭酸飲料を毎日飲んでいる、みたいな話はしょっちゅう遭遇する。

 

糖質制限 | ナカムラクリニック|内科・心療内科・精神科|神戸市中央区(花隈 元町 三宮)

精製糖質が体にいいかどうか、ということはもはや議論にならない。しかし精製糖質を含むより広いカテゴリーの『糖質』全般についてはどうか。
ここはいまだ議論があるところである。
米やパンなど、主食を食べるべきかやめるべきか、という話になってくるわけで、これは非常に大きなテーマである。
糖質制限のおかげで健康になった」という人が確かにいる一方で、批判の声もある。

上記研究者の考察。
「糖質摂取を減らすとタンパク質や脂質の割合が増える。摂取したタンパク質はアミノ酸に分解され、筋肉などに再合成されるが、実は一定の割合で、いわば『不良品のタンパク質』ができており、その蓄積が老化を促進している。若いうちは筋肉の代謝が盛んで不良品が出にくく、それを分解するオートファジー(自食)能力も高いが、加齢につれて不良品が増え、分解能も落ちる。
特にアミノ酸の摂取が多いとオートファジーが抑制され、不良品のタンパク質がたまりやすいことがわかっている。我々はこのメカニズムは人間にも当てはまるのではないかと考えている。
糖質制限の効用を全否定するわけではないが、高齢になると血糖値が高いことよりも低栄養のほうが問題になる。壮年期は肥満や糖尿病予防のために糖質制限に一定のメリットがあるだろうが、高齢者はむしろ炭水化物をたくさん摂ったほうがいいのではないか」
センテナリアン(百歳越えの老人)の研究、沖縄の長寿者の研究でも、炭水化物摂取量と長寿の相関が指摘されている。
僕の患者を診ていても、糖質制限を始めたことで体調の改善は自覚しつつも、同時に肌が荒れたり髪がパサつくようになったりした人は確かに多いように思う。
炭水化物制限によって、なぜ肌が荒れるのか。
上記の研究では、インターロイキン6の増加、オートファジーの抑制などで説明していたが、全く別の視点、「腸内細菌が絡んでいるのではないか」と示唆する論文は多い。

糖質制限をしたことがある人は、オナラが臭くなったり体臭がきつくなった経験があるだろう。
これは炭水化物を好む腸内細菌叢(いわゆる善玉菌)の減少に加えて、タンパク質摂取の増加に伴ってある種の菌叢(いわゆる悪玉菌)が増加したことによるものだ。
糖質の摂取を減らし、タンパク質の摂取を励行(普通に肉、魚、卵を食べるだけでなく、プロテインまで勧めて)することが、果たして患者に利益のあることなのか。
上記の論文は、近年流行の食事法に疑問を呈する内容になっている。

「で、結局どうすればいいの?
最近はやりの低炭水化物・高タンパク質を勧める食事法は間違いで、従来の日本人の食事、高炭水化物・低タンパク質がやっぱり正しいってこと?」
結論をあせらないでほしい。
僕は、自分の直接見聞きした症例、目にした文献、つまりファクトの断片を、こうやってブログで皆さんに供覧し、知識をシェアしているだけで、何か結論めいたことを皆さんに押し付けることは基本的に控えたい。
特に上記のような、いまだcontroversial なテーマについてはなおさらだ。
ただ、一般的な注意としては、マウスで観察された事象が人間にもそのまま当てはまるかどうかは疑問だし、人間の個人差というものも考慮すべきだと思う。
たとえば、病気の背景にグルテン不耐症が隠れている人は案外多いと思う。そういう人が、一念発起して糖質制限食を開始したとする。体調はきっと改善するだろう。
しかしこの人の場合、実は糖質全般を抜く必要はなかった。小麦(パン、麺類)を抜けば十分で、米は食べてて全然オッケーだった、という可能性がある。もっと言えば、近年の品種改良(遺伝子組み換えも含め)が進んだ小麦がダメなのであって、昔のヨーロッパ人が食べていたような黒パンなら食べても大丈夫、という可能性もある。
あるいは、プロテインが体にいいと勧められて利用を始めたものの、急激に体調を崩す人がいる。カゼインに対するアレルギーがあることを知らなかったわけだ。こういう人は、カゼインフリーのホエイプロテインでも全然飲めなかったりする。
そう、個人差というものがあるんだ。
万人に通じる絶対の食事法というのがあれば楽なんだけど、残念ながらそういうのはなさそうだ(少食とビタミンCはけっこういい線いってると思うけどね^^)。
いろんな情報を参考にしつつも、結局、各自が自分で自分なりのベストを模索していくしかないんだよね。

なるほどねえ

そんなに単純には行かないと