アラフォー賢者の気ままな引き寄せライフ~第四密度行ったら本気だす~

気ままにスピ雑談、多少は人が見て勉強になりそうなことを書いていく

(本)世紀の啓示書『オアスペ』の謎を解く! ―創造主ジェホヴィの教えと人類7万8000年史の真相―

オアスペという有名なチャネリング本がある

相当古いものだ、1880年に書かれたそうだ

前に三大難解チャネリング本(三大難解チャネリング本(エノクの鍵、ユーランシャの書、奇跡のコース))なんてのを紹介したけれど、惜しくも(?)そこには入ってない

しかし、これらに準ずるようなチャネリングである

っていうか、別にそんなに難解じゃないけど、分量が多いだけで

ユーランシャの書に似ているね

2つとも、旧約聖書に似ている

神と人類の歴史が延々と述べられている、という書き方

比べると、オアスペも相当に分量が多いのだが、ユーランシャの書はさらにプラスして分量が多い

しかし、ユーランシャの書は確か複数の筆記者によるものである一方で、オアスペは一人で書いたというのだからすごいじゃないか

 

ところで、このような精神世界の有名な古典というのを掘り出してくる、という出版社の姿勢を私は賞賛する

精神世界の有名な本やチャネリングって、ある種、学問としての哲学に似ている、と私は思っている

各時代を代表する天才哲学者がそれぞれの説を展開するわけだが、必ず前時代の説の影響を受け、それを土台にしつつ自らの説を展開している

だから、ある哲学者の説を勉強しようと思ったら、その土台となった前時代の説も知っておかないと、しっかりした理解は出来ないものだ

精神世界の出版の傾向としては、とりあえず外国で流行りのものを持ってくるって感じだろう

それはそれで商業上の判断として仕方がないだろうが、前時代の説も知っておいてこそ、しっかりした幅広い理解ができるというものだ

そういう意味で、オアスペとかを掘り出してくるってのは素晴らしいよねえ

 

で、本の内容は、秋山眞人と布施泰和の解説を挟みつつ、オアスペの要約を紹介するというものである

初めの方のジョン・ニューブロー(オアスペ書いた人)についてとか、秋山眞人のスピに関する博学と理知的な解説は中々見事なものだった

しかし、オアスペの内容に踏み込んでいく内に、段々解説が主観的になっていって、冷めてしまったなあ

最後の方は、「やっぱ蛇足だなあ」みたいな感じ・・・

古事記とかと絡めたいみたいね

前にもどっかで書いたけど、オアスペは外国人が書いたくせに、日本を妙に高く評価しているという点で、日本人としては興味をそそられる

大本とかが「日本は世界の中心」って言ってるのはつまんねーんだよ

自分で自分の国を持ち上げてるだけだろ

韓国人がやってることと大して変わんねーよ

この本では、オアスペが日本を特別に扱ってることにきちんと触れてある

やはり、多くの人が気になるところだしね

 

しかし、読んだ感想としては、オアスペはこの本で要約をざっとさらって十分満足かな

そんなに、現代の状況において重要な内容だとは思わなかったかな・・・

まあ、古典としての価値はしっかりあると思うが