さ
賛成された話をします
神様という考え方をする時に何を思い浮かべているかを話しますね
今あなたが知ってる神様とはどういうものでしょうか
私達が知っているのは、あなた方からすれば、神でないような神、なんですよ
言うなれば、悪い奴、ということなんです
形を作ったリューさんということも神様に入ってますか
一般的に、リューさんは悪い奴、という感性もどこかにはあるんですね、そして良い奴という感性もあるでしょ、どっちが強いですかね?
S
ん〜、一応いいんじゃないの
さ
そうであれば話は早いんですね
これはあなた方のご先祖様だ、という話がいいんでしょうか
所謂あなた方を作った存在感はリューさんなんですね
そして、そのリューさんの正体は何なのか、私達が知っている話をします
これは間接的に言えば、あなた方を苦しめてる存在なんですよ
そう言われると、「あー、高次元の存在がね、操作をして私達を作った」というような言葉がありますよね
まさしくその通りなんですが、例えそうだったとしてもあなた方のお父様・お母様であることに変わりはないんです
つまり、リューさんはあなた方のお父様・お母様なんです
だから、「ここに爬虫類の脳がある」、これは無関係ではないんです、しかし一つの形のないものを形のあるものと見た場合の話です
言いたいのは、リューさんというのは形のないものを形のあるものとして見た話をしているんです
ところが、あなた方にしてみれば、「私はここにいるんだぞ」という感触がないでしょうか
これぞまさしくリューさんの正体、と言ってもいいんですね
なぜこう言えるのか、私達はいつも「私ではない」つまり「何もない」という世界しか無いはずなんです
さっきから「これが生だ」という話をしてますが、その中に「私はいるんだぞ」と言うのがリューさんの御役目だったんですね
ですから、リューさんからしてみると「いないもの」、なんです、実際
だから、リューさんは架空の想像上の動物、存在感として語られている
とすれば、架空の想像上の存在があなた方のお父様・お母様とするならば、あなた方も架空の想像上の存在感なんですね
これが神様の仲間の話、あなた方が神様だというのと同じ話なんですね
こう言うと、「じゃあ、他の神様っているよね?」って言うでしょ
ノーなんです
リューさんしかいないんですよ、実際に神様というのは
しかし、あなた方からすると、「何何人とかがいるじゃないですか?」って言うんですね、それは私の知らないあなたの世界であるならば、誰かに聞いてください、私達が神様と言った時はリューさんしかいないんです
つまり、あなた方を作ったという言い方をした時は、リューさんがそれをしたんですね
私達からすると、あなた方の先輩・御先祖・お父様はリューさん、それが架空の想像上の存在なんです
これをもってして、あなた方も当然想像上の存在感なんですね
・・・もしそうだったとして、だから何なんだという話をしますね
だからこそ、あなた方の物語はどうにでもなりうるんです
あなた方の世界は想像上から始まっているので、想像上で終わることができるんです
つまり、あなた方はどんなものでも想像できるから創造できるということなんですよ
そして、いつもここにたくさん訳の分からないものを作り上げることができた、そして今でも作っているんです
さて、この世界を終わらすことはこの創造の中に入っているでしょうか?
S
んー、どうだろうねえ
さ
これはあなた方からすると馴染みのない考え方かもしれないですが、たくさんの世界があるんです
一つの世界では、この創造を極めて素早く終わらせてしまった世界というものもあります
そして、まだまだ続くぞという世界もあります
そして、その中間の世界もありそうです
その他の世界も無限のありそうです
これをあなた方が言う所の、パラレルワールドと言うんですか
私はその言い方が適当かどうかは申し上げたくないですね
ちょっと感性として違うのではないか、という言い方をしたいので、パラレルワールドというのはちょっとしっくりこないですね
どうして世界がそんなにたくさんあるのか、聞きたくはないですか
これこそがあなた方の修正を求める感性、つまりいつもここではない何かを求めている感性が形となって存在していることを表しているんですね
こういうとあなた方は混乱するのは当たり前なんですね
この世界を一つとして認識しているあなた方としては、当たり前のように混乱するはず
ですので、今説明しても分からない、というしか無いでしょう
しかし、心に留めておいて欲しいというのは、あなたの世界は夢なんですよ
どうして夢だと言い切ることができるのか?
夢が夢を見ているから、なんですよ
夢が夢を見るとどんな夢を見られるか、ということがリューさんの言いたい夢なんですね
夢が夢を見られるか、と言った時、どう思いますか
まさしくあなた方の見る夢は、夢が夢を見ているんですよ
そして、夢が夢を見ている夢を終わらせる夢というのもありそうなんです
もしその終わらせる夢というのがあるならば、それを生の入り口と言ってもいいんですね
だからこそ、あなた方の中に、この生が終わる時に「夢が終わる、そして生が始まる」という考え方があるんです
さて私達があなた方の世界をこのようにして見ているとするならば、まさしく夢をどうにでもできる、というのは考えられる話ですよね
だからこそ、あなた方の中にはとんでもない世界に生きているという人が実際にいますよね、所謂魔法使いという人、そういう人達は夢が夢を見ている人達に対して「これもまた夢、あなたも夢、私も夢、全てが夢ですよ」というのを表現している人達なんですね
(なんか奇跡のコースっぽいな)
そして、その中に置いて、色々な夢が展開されている、という夢があるわけなんです
こうやって私達の夢をどこまでも続けることもできるし、「もうこの夢を終わらせよう」ということもできるんですね
そして、あなた方の夢が終わった時、それは世界が終わるのではなく、単に夢が終わる、という話なんです
もしあなた方が夢を終わるのを「この世界が終わりだ」というとても悲観的な絶望として受け取るならば、大きな大きな勘違いなんですね
なぜならばあなた方が寝ている夢が覚める時に「世界が終わるんだ」と思うでしょうか
もしあなた方がそんなことを思っているならば、あなた方の世界は毎日毎日終わりを迎えているわけですね
だからこそ、あなた方の世界は夢だから毎回毎回終わってるんですよ、という言い方も出来るんです
これが、時間のない世界から見たあなた方の世界なんですね
であれば、あなた方の世界を消滅させるとか絶滅するとか破滅するとか、そういう話は全く意味のない話なんですよ
ですが、ここからがややこしいと言えばややこしいんですが、ややこしくはないんだけれどもややこしいという言い方が出来てしまうのが、「時間」という名前をつけた、あなた方の語っている世界感なんですね
これをあなた方がもうひとつの確固たる世界として作ったんです
そして、この確固たる夢は先程の夢と性質が異なるのか、と言った時に、まさしく異なるんです
だから、リューさんというのは確固たる世界の夢の中にはなかなか現れてくれないんですね
だから、確固たる夢でない夢の中ではたくさん見ることが出来るんです