20
自分の本来の姿を発見し、この記憶喪失の牢獄を脱出しよう!
もし人類が生存するつもりであれば、あなた方が地球に存在するための、厳しい状況に対する効果的な解決策を協力して見つけなければならない。人類が、自分たちはただの生物的な肉体に過ぎないという概念を超えるためには、自分の人間としての姿を超越し、自分本来の本質的姿を発見しなければならない。
それが、「自分はどこにいるのか?」「 自分はis-be(不死の霊的生命の意識体)であるということ」、また「is-be(という本質は神でありながら、それに気づいていない自分)とは何なのか?」 ということを発見しなければならない。一度、これらの気づきに達すれば、あなたが今いる現在の監禁状態から脱出できるかもしれない。さもなければ、地球のis-be(人間)たちにとって未来はないだろう。
現在、ドメインと「旧帝国」の間で進行中の戦いは行われていないが、一方で思考コントロール・オペレーションを通して、地球人類に行なわれている「旧帝国」の秘密裏の行動は未だに存在している。これらの活動が未だに存在していることを一度知るならば、あなた方はそれらによる影響を明白にハッキリと観察することができる。
かつての真珠湾戦争において人類を遠隔思考コントロールする存在たち
真珠湾攻撃を分かっててわざとやらせたってのは有名
人類に対する「旧帝国」のこうした行動の最も明白な例は、突然の不可解な行動による「事件」に見出すことができる。(1947年現在)最近起きた事例としては、(1941年12月に)日本が真珠湾を攻撃する直前に、アメリカ軍の中で起きたものがある。
それは攻撃のほんの3日前に、権力者の誰かが、真珠湾に停泊していた米軍の全ての船に、港に入って点検するために錨(いかり)を下すように命令したのだ。それらの全ての船は弾倉から弾薬を取り除き、船倉に貯蔵するように命令された。しかも攻撃の前日の夕方には真珠湾のすぐ外に日本の空母艦が二隻停泊しているのが発見されているにも関わらず、パーティが催され、全ての提督と将軍たちはパーティに出席していた。
本来ならここで取るべき行動は、電話で真珠湾にいる米軍の船に直ちに連絡し、戦争が始まる危険性を警告し、弾薬を戻し、船に港から外洋へ出るように命令することである。
日本の攻撃が始まる約6時間前に、アメリカの軍艦が港のすぐ外で、日本の小さな潜水艦を沈めた。だがその出来事を報告するのに電話ではなく、その警告文書はわざわざ極秘の暗号に変えられ、それを暗号化するのに約2時間かけ、解読するのにまた2時間かけた。そして真珠湾にいる米軍の船に届くはずの警告文書は、真珠湾の日曜日の午前10時まで到達しなかったのだ。つまり、日本軍による攻撃がアメリカ艦隊を壊滅させた2時間後になるまで、警告文書は止め置かれたのである。
このようなことは、どのようにして起きるのだろうか?
こうした明らかに破滅的な過ちの責任を負った男たちを裁判にかけ、率直に自分たちの行動と意図を正当化するように説明を求めたら、あなたは彼らが自分たちの仕事を非常に誠実にこなしたのだということに気づくだろう。通常彼らは、国民と国家のために自分の最善を尽くす。しかし突然、どこからか全く知らない、感知できない源から、こうした「あり得ない」狂った説明できない(思いつきという)思考と事態がやってくる。
「彼ら」は人間を動かしてゲームをして遊んでいる
「旧帝国」の思考コントロール・オペレーションは、少数の非常に小さな頭脳を持った老いた「猿」(ともいうべき)グループによって実行されている。彼らは、放っておけば全く問題なく自分たちの面倒を見ることができるis-be(人間)たちをコントロールし、破壊する以外には何の意味もない陰湿なゲームを遊んでいる。
そしてこの種の意図的に作られた人工的な事件は、マインド・コントロール・牢獄システムの運営者(旧帝国のis-be)たちによって、人類に力づくで押し付けられている。彼ら牢獄の監守たちは常に、地球のis-beたちに対し抑圧的で全体主義的な活動を促進し、援助する。
つまり、囚人(人間)たちには常に内輪もめさせておいたほうが都合が良くはないか? とか、狂人たちに権力と力を与えて、地球の各政府を運営させるようにしたほうが面白いんじゃないか? と。こうして地球のそれぞれの国の犯罪政府を運営する男たちは、「旧帝国」の姿を隠した思考コントロール管理者たちによって操作され、与えられた命令を模範にしている。
人類は長い時間を、この姿を隠した遠隔思考コントロールをする相手とシャドーボクシング(隠れた戦い)を続けることだろう。それは人類であり続ける限り続くだろう。だから地球のis-beたちはこれまでと同じように、繰り返し、繰り返し、繰り返し、輪廻転生を生き続けるだろう。
かつてインド、中国、メソポタミア、ギリシャとローマの、文明の興亡の間に生きていたis-beたちが、現在はアメリカ、フランス、ロシア、アフリカと、世界中の生物的肉体の中に転生している。
こうしてそれぞれの転生の間を、まるで新しいこれまで生きたことのない唯一の転生であるかのように、全てを忘却して初めから完全にやり直すために、地球のis-beたちは再び地上へ送り返される。彼らは苦痛と不幸の涙と汗、そして謎の中で再び新しく人生を始める。
一部のis-beたちは、他の者たちよりももっと最近に、他の惑星から地球に移送されてきた。そうした一部のis-beたちは地球ではまだ数百年しか過ごしていないために、地球のより以前からある文明に関する個人的な体験を持っていない。彼らは地球での体験が短い。そのため、もし彼らの記憶が回復されたとしても、ここ地球での以前の自らの存在を思い出すことはないだろう。だが彼らは、あるいは他の惑星での他の時代に生きた転生を思い出すかもしれない。
一方で、レムリアの最初の日々から地球にいる者たちもいる。
どちらにせよ、地球のis-be(人間)たちが記憶喪失のサイクルから脱出し、あなた方を捕らえた者たちによって設置されたトラップ(罠)を打ち破り、自分たちを解放しない限り、あなた方は永遠にこの(輪廻転生の)サイクルの中にいることになる。
ドメインもまた、我々の(仲間である)is-beが地球に3000人囚われているために、この問題を解決することには利害関係がある。あなた方が知る限りにおいて、宇宙では未だこれまでにこの問題に直面して、効果的に解決されたことはない。我々はそれが可能な時と場所では、そうしたis-be(人間)たちを地球から解放する努力を続けるが、そのためには前例のないテクノロジーを開発するための時間と、そうするための勤勉さを必要としている。』
21
マチルダ・オードネル・マックエルロイの個人記録
私がエアルとのインタビューを速記者に伝える指示を終えて後(1947年7月9日~31日の間)、しばらくしてから私は基地の司令官の執務室に緊急に呼び出された。
その時、私は重武装した4人の憲兵に護送された。私が到着すると、その大きな部屋の中には会議用のテーブルと椅子が並べてあり、そこには私が「インタビュー」の間に、「ギャラリー」の中に見かけた数人の高官たちがいた。何人かの高官たちは有名人だったので見覚えがあった。
私はその男たちに紹介されたが、その中には以下の人たちが含まれていた。陸軍航空隊長官のシミングトン、ネイサン・トワイニング将軍、ジミー・ドゥーリットル将軍、バンデンブルグ将軍とノルスタッド将軍。そして非常に驚いたのは、その部屋の中にはあのチャールズ・リンドバーグ氏もいたことである。
シミングトン長官は、リンドバーグ氏は米軍の幕僚長のコンサルタントとして来ていると私に説明した。他にも数人の男たちがいたが、彼らの紹介はなかった。私は彼らが士官の個人的な補佐官、あるいはどこかの諜報機関のエージェントだったと推測している。
(略)長官は私に、(宇宙人)エアルは空飛ぶ円盤の構造や他の軍事的なことについて、答える意思があると思うかと聞いた。私はエアルが、論じる許可のあるものは既にすべて伝えたと言っていることを、繰り返し話した。彼らが知りたかったのは、私たちのインタビューに関して、私が聞いたことの理解とその翻訳が正しいかどうかであり、それについてエアルが立証するかどうかということにあった。
エアルは(差し入れられた英語の教材により学んでいたので)、英語をとても流暢に読むことができるようになっており、(私のテレパシーを通じて作られた)記録文書の写しの翻訳が正しいかどうかを、彼らはエアルにチェックしてほしかったのだ。
約1時間後、他の高官たちがインタビューが行われるギャラリー室のガラス越しに見ている中、私は命令に従い、記録文書の写しとサインするページを持ってインタビュー室に入った。私はいつもの自分の椅子へ行き、エアルの前に座り、テレパシーを通して長官から渡された封筒のことを伝えた。だがエアルは私を見て、封筒は受けとらずに見ていた。
エアルは言った。
「もしあなたがそれらを読み、あなたの判断でそれらが正確であるのならば、私にはそれらを審査する必要はない。その翻訳は正しい。あなたは忠実に私たちのコミュニケーションの記録を伝達したということを、あなたの司令官に伝えて良い」と。私はエアルに、この記録文書は私が記録するタイピストに伝えたことの正確な記録ですと保証した。
私はエアルに、「それであなたは、そのためのサインをしますか?」と聞くと、「いいえ、しない」とエアルは言った。私は少し混乱しながら、その簡単なことをしない理由をエアルに訊ねた。エアルは言った。
「もしあなたの司令官が、自分の部下が彼に正直で正確な報告をしていることを信頼できないとすれば、ページにした私のサインが彼にどれほどの信用を与えるのか? 彼が自分の忠実な部下を信頼しないのに、なぜ彼はドメインの士官がしたサインのインクの印を信頼するのか?」
――その瞬間!、ギャラリー室のドアが勢いよく開いたかと思うと、5人の重武装した憲兵が部屋の中になだれ込んで来た! その後ろには研究所の白衣を着た男がおり、彼はダイヤルがたくさんついた箱型の機械を乗せたカートを押して後に続いた。
それは瞬時のことで、憲兵の2人がエアルを掴み、エアルが最初の日から座っていた椅子にエアルを強く押さえ込んだ。他の2人の憲兵は私の肩を掴むと椅子に押し戻し、そこに押さえつけた。もう1人の憲兵はエアルの正面に立ち、頭に直接ライフルを向けた。
白衣を着た男は、素早く機械のカートをエアルの椅子の後ろへ移動させた。そして手際よく、彼はエアルの頭に円形のヘッドバンドを被(かぶ)せ、カート上の機械に振り向くと、突然「クリア!」と叫んだ。
それと同時に、兵士たちが押さえつけていたエアルを離した。
その瞬間!、エアルの身体が硬直し、震動するのを見た。それは15秒から20秒続いた。白衣の技師が機械のつまみを回すと、エアルの体は再び椅子に倒れ込んだ。彼はその後数回つまみを回し、その都度、エアルの体は硬直して震動し、椅子に倒れ込んだ。
(略)男の1人がギャラリーのガラスの窓越しに手を振って合図すると、すぐに移動ベッドが運び込まれ、男たちはエアルのグッタリした体を載せ、それをストラップで斜めに固定すると部屋から押し出して行った。
私はすぐに憲兵たちによってインタビュー室の外に連れ出されると、直接自分の部屋に連れて行かれた。私は自分の部屋に入れられると、外では憲兵が守衛に就き、中に閉じ込められてしまった。
30分後、トワイニング将軍と研究所の白衣を着た例の技師がやって来て、その技師はウィルコックス医師だと紹介された。将軍は、エアルとドメインは米国にとって甚大な軍事的脅威と見なされると私に話した。そのためエアルが自ら言っていたように、ここから去って自分の基地へ戻ることができないようにするために、「動けない状態」にされたのだった。
それはエアルが基地で過ごした間に観察したものを、帰って報告するのは許されないことなので、それを阻止するために断固たる措置が必要だと決定されたからだった。
将軍はなぜこうした処置が必要なのかを、私が理解しているかどうかを聞いた。私は理解していると答えたが、そんなことが少しも必要だとはまったく思わず、同意できなかったし、エアルと私への「奇襲攻撃」にも全く同意しなかった! でも将軍にはそれを言わなかったが、もし抗議したら、私とエアルに何が起きるかわからず非常に怖ろしかった。
私たちは部屋から出て施設の中を通り抜け、エアルの移動ベッドのある小さい部屋へ入った。エアルはベッドの上で、完全に静止した動かない状態で横たわっていた。私にはエアルが生きているのか死んでいるのか見分けがつかなかった。ベッドの向こう側には研究所の白い白衣を着た数人の男たちが立っていた。
彼らは2つの測定器をエアルの頭と腕、胸に繋げていたが、私は外科の看護師としての経験からそれらの機器の一つが、脳の電気的活動を検知する脳電図機械だとわかった。もう1つの機器は普通の病室にある生存兆候モニターであるとわかったが、エアルの身体は人間のような生物的な肉体ではないために、それは役に立たないということが私にはわかっていた。
ウィルコックス医師は、エアルの扱いをどうするかについて軍当局者たちはまだ決定していないために、エアルを必要な時間、抑え込む試みとして、「軽い」電気的ショックを連続的にエアルに施したと私に説明した。そして彼は私に、エアルとテレパシーを通して、再びコミュニケーションを試みるように求めた。
私は数分間、それを試みたが、エアルからはどのようなコミュニケーションも感じることができなかった。
私にはエアルが、もはやこの体の中にいるのかどうかすら感じられなかった。「あなたはエアルを殺してしまったのだと思います」と私は医師に言った。ウィルコックス医師は私に、後ほど再びエアルとコミュニケーションを試みるために、ここへ戻って来ることを求めると言った。