日本の8月のロシアからの「天然ガスの輸入量」が前年比「3倍」になっとる - 地球の記録 - アース・カタストロフ・レビュー
特に、ロシアからの液化天然ガスの輸入量が、昨年同時期のほぼ3倍というようなことなっていて、「対ロシア制裁って?」とは思いますが、それでも、ともかく現状では日本はロシアから輸入できているということのようです)。
ふと、「そもそも、日本ってどんな国からどのくらい液化天然ガスを輸入しているのだろう」と見てみますと、以下のようになっていました。
日本の液化天然ガスの主な輸入先
・アメリカ 333(千トン) 昨年比 -38.4%
・アジア 1,248(千トン) 昨年比 -14.6%
・ASEAN 1.191(千トン) 昨年比 -18.5%
・中東 900(千トン) 昨年比 -28.4%
これで日本が、ロシアからの天然ガスの輸出が止められたらどうなるのかなあとは思いますが、基本的には、日本も以下の記事にあるようなヨーロッパの仲間入りかもしれないですね。
[記事] 欧州はすでに「新たな暗黒時代」に入った
In Deep 2022年9月14日
なお、プーチン大統領は、「天然ガス価格の上限案が発動された場合、ガスの供給を完全に停止する」と述べていますので、それが同意した国全体に適用されるのなら、日本も含まれると思われます。
こんなことを本気でやるほど G7あるいは日本の首脳がブレインデッドではないことを祈っていますが、ロシアからの液化天然ガス輸入が停止すると、世界全体の天然ガスの輸出入バランスと価格体系が崩壊し、日本のエネルギー産業もアウトっぽい気もしないでもないです。
なるほど
このまま無事、輸入し続けられるといいね
大本営発表ばかりの中で : 「日本で実際には何が起きているのか?」という海外の報道で知った日本の「死の波」の現状 - In Deep
日本の報道もある程度は最近は読みますが、「ああ、やっぱり戦時なんだなあ」と思った記事を知りました。太平洋戦争のときと何も変わらないことを改めて知ったのでした。
まずはその冒頭をご紹介させていただきますが、この記事自体から、何か「闇を知った」のではないです。この記事からのリンクで知りましたが、順序として、まずはこのタイランド・メディカルニュースの記事を少しご紹介します。
ここに、「日本の朝日新聞が」とあり、それは「英語版の朝日新聞」なのですが、その記事にある内容は「日本で暮らす日本人の私にとって初耳だった」のでした。そんな報道は……まあ、見逃し続けただけなのかもしれないですが、見たことがありませんでした。
その英語版の朝日新聞の報道をご紹介します。
日本で一般に報じられていることとは「異なる現実」が浮かび上がります。
COVID-19 の死者が急増する中、死体が遺体安置所に積み上げられている
朝日新聞 (英語版) 2022/09/05
8月中旬、東京都内の葬儀場の遺体安置所の冷蔵保管施設は最大収容人数 9体でいっぱいになった。
新型コロナへの感染が確認されたため、死亡者の名前が書かれたボードにはすべて「コロナ」の文字があった。
遺体が火葬場に送られる前に保管されていた遺体安置所は、8月以降、遺体を収容することができなくなっている。
火葬日が近づいている遺体は、棺に 10キログラムのドライアイスを入れて、葬儀場の別室に保管されている。
それでも収容しきれない遺体が増えた。葬儀場は、それらの遺体を他の葬儀場の冷蔵保管施設に放置することを余儀なくされた。
7月末から 1か月で、この葬儀場には高齢者を中心に 100 体以上の遺体が運ばれた。
「 (パンデミックが)いつ終わるかはわかりません。コロナは災害です」と遺体安置所のマネージャーは述べた。
日本の葬儀場は、進行中の第 7波の中で COVID-19 の死者数が増え続けているため、火葬を待つ遺体で圧倒されている。
関連する死亡者数は 8月に 7,000人を超え、月間最高記録を更新した。
冷蔵保管施設に収容できなかった遺体が遺体安置所に殺到している。
遺体からの感染リスクは低いと考えられているが、多くの火葬場が感染リスクを理由に感染した遺体の受け入れを制限しているため、遺体安置所の需要が生じている。
首都圏では火葬まで 1週間以上待たされる遺体が多い。
限られた数
厚労省の集計によると、8月の日本の COVID-19 関連の死亡者数は 7,295人で、7月の 5.6倍だった。これは、2月に記録された 4,897人の最高値をはるかに上回った。
死者数の急増により、多くの火葬場での COVID-19 関連の死者数が、割り当てを超えており、さまざまな地域で、遺体が火葬のために 1 週間以上、遺体安置所に保管された事例が数多くあった。
東京 23区には 9つの火葬場があるが、COVID-19 で亡くなった人の火葬を受け付けているのは公立の 2つの火葬場と 3つの私立の火葬場だけだ。
死者数が急増したため、感染した遺体の総数は 7月に比べて 2倍になり、1日あたり約 30人になった。
とはいえ、ピーク時には公営火葬場は 1週間前から満室、民間火葬場は 10日前から満室だ。
火葬まで 1週間待たされた神奈川県相模原市は、9月から枠を撤廃することを決めた。横浜市は定員を、8月初旬の7倍以上の最大 22人に拡大した。
沖縄県南部では、2つの公共の火葬場が感染した遺体を受け入れていた。1日 4人の割り当ての 1つは、火葬まで最大 2週間待たされたため、特別な例外として 1日で 9体が火葬された。
予約待ちが 5日間あった名古屋は、8月に割り当てを 12に増やし、7月の 4倍に増やした。
大阪では、市営の火葬場が割り当てを約 12人に引き上げた。
ああ・・・
本当にこんなにひどいんだ・・・
実際にこうして確信犯の二枚舌っぷりを見るとショックだ
記事を書かれた方は、朝日新聞の竹花徹朗さんという方と、長島一浩さんという方のようで、名前がクレジットされています。
この方々の記者ページで、日本語の同様の内容の報道があったことを知りましたが、有料ページで冒頭だけは読めます。以下です。
あふれるコロナ死の遺体、火葬待ちの列 第7波の安置所の一日 [新型コロナウイルス]:朝日新聞デジタル
ともかく、今回の朝日新聞の英語記事を知り、日本の報道は、基本的にはすべて大本営発表に準じていると再認識しました。
ちなみに、以前も書いたことがありますが、大本営発表とは「ウソの報道をする」のではなく、「さまざまな事実の中から、報道するものと、報道しないものをわける」というものです。
そして、「報道するべきものだけを報道する」ということです。
たとえば、戦争で自軍が敵の戦車を一機破壊したとします。それを報じたとして、実は「自軍の戦車は百機破壊されていた」としても、そちらは報道しないと。
こういうのが大本営発表です。
ですので、大本営発表を含めて、「その報道自体は事実を報じている」わけです。報じられていない事実がたくさんあるというだけのことです。今の新聞やテレビの報道も同じであり、事実を報道しています。しかし報道されない膨大な事実がある。
それを判断するには、公的な資料やデータと報道を対照させるしかなく、感情はほとんど役に立ちません。報道とデータを照らし合わせて、「報じられていないことは何なのか」を判断する必要がある時代かもしれません。
これは、常に報道には存在していることですが、今は顕著すぎるほど顕著であり、それだけにいろいろな側面から報道を読むべき時代だとも言えそうです。
身の引き締まる思いだ
国葬がどうのこうの騒いでるのは、隠れ蓑だろうかね?
まあ、統一教会問題は重要だけど、それでも報道しても大丈夫なものだから報道してるのだろう
本来は、ワクチン問題の方が大事だろうし