アラフォー賢者の気ままな引き寄せライフ~第四密度行ったら本気だす~

気ままにスピ雑談、多少は人が見て勉強になりそうなことを書いていく

(本)霊学筌蹄(友清歓真全集一)

霊学について一通り網羅してあって、鎮魂帰神法が詳しく紹介されている、とか読んで興味を持ったのだったと思う

鎮魂法、帰神法、音霊法、名霊通、神占法など、秘教的な修法について紹介、その要諦を惜しみなく公開」なんて友清歓真全集一の商品説明に書いてあったりするけど、全然惜しみまくってるよ

 

うーん・・・、友清歓真という人は、私の独断と偏見で言うけれども、ちょっと頭が悪い・・・と言うと余りにも明け透けだろうか?

ちょっと言い直して、思い込みの強い、激しい人、と言うべきかな・・・

まあ、頭があまり良くなくて思い込みの激しい人、って感じかな

 

あまり論理的な内容の本ではないね

でも、文章に勢いがあって、人に読ませる凄みを持っている

論理や客観的な根拠で説得するのではなく、何か感情的に訴えかけるような語り口である

元々この人は政治運動とかをやっていて、政治雑誌に記事を書いていたような人である

だから、こういう文章でいいんだね

あんまり頭の良くない大衆を扇動できれば、十二分に役割を果たすのだから

ただ、まあ、そういう人が書いた、そういうノリのオカルト本だということだ

うーむ、この人の成り行きと結末をすでに知ってるので、辛口気味になってしまってるかな?

 

さて、鎮魂帰神についてだ

これがそもそも私の目当て

前の記事で「鎮魂帰神法は当時のチャネリングの練習法だろう」とか書いたが、これは半分しか正しくなかった

まず、鎮魂帰神法という一つの方法ではなく、正しくは鎮魂法と帰神法という2つの方法であった

言ってみれば、鎮魂法は物理霊媒的なもの、帰神法は精神霊媒的なものである

なので、「帰神法は当時のチャネリングの練習法」と言えば大体当たっている感じ

 

鎮魂法

我が霊魂を鎮めることとその鎮め養いたる霊魂を運転活動せしむることを修するのが鎮魂の法である

まず鎮魂石を用意する、直径五分くらいの丸い自然石

鎮魂石を置いて、その前に静座

中指・薬指・小指を組み、人差し指は伸ばして立て合わす、親指は左で右の爪の上を軽く抑える

体のどこにも力を入れず、自然にして、軽く目を閉じる

鎮魂石に集中し凝念する、20分、毎日数回

少し鎮魂が効くようになると、鎮魂した後に石を秤にかけると、石が二匁だとすると、二匁五分・三匁になったり、あるいは一匁五分となり、また以前として二匁の場合、試みに分銅を三匁にすれば三匁、一匁にすれば一匁になったりする(個人的には、おもかる石が連想されるな)

物理学的法則を無視した現象を呈する

やがては、蝋燭の炎を二三寸四五寸にしたり、数尺隔てた玉串を動かし、数十尺ある樹木をバサバサと音を立てさせたり、家鳴振動を起こしたり

 

帰神法

帰神は。自己以外の神が憑依されて、或いは啓示を垂れられ、あるいは他の種々の作用を現される

どういう風なことをやれば帰神できるのか、は余り書いてないね

神霊と邪霊の区別とか、サニワとか、神憑りで起こった不思議なエピソード紹介(これはまずまず面白い)とか

 

たまにネットで見かける「みろく数霊盤」ってのも紹介されていた

やっぱこの時代辺りのものなんだね

単に「数字遊びとして面白いね」って以上の意味があるのか?、と思わせておいて、それは自分で考えろという舐めたオチだったけれども