アラフォー賢者の気ままな引き寄せライフ~第四密度行ったら本気だす~

気ままにスピ雑談、多少は人が見て勉強になりそうなことを書いていく

(本)気功―その思想と実践

気功を概観する入門書としてはいいのかな?

私は初めて気功関係の本を読んだから、比較対象がないんだけども

具体的にどういう動きをするか、みたいなことはほとんど書いていない

全体像を概観するための本

 

気功師の意識との同調変化を示す低周波の起伏する変調赤外線を検出した

・放鬆、リラックス

入静、頭のリラックス

気功練習の中心は静功

元神、先天的な意識、生まれつきの健康管理能力

潜在意識

識神、勉強や経験により得られた知識の総括

顕在意識

識神を使うと生命力が減り、元神を養うと生命力が増える

入静に入れば、腹鳴音が増大し、呼吸の回数が減少

酸素の消費量20%減り、基礎代謝が低下する

交感神経が低下、副交感神経が向上、アルファ波が活発になる

・調身、調息、調心

調身、姿勢の調整

会陰⇒督脈⇒百会⇒任脈

前三田(上丹田中丹田、下丹田)、気の貯水池

後三関(尾閭関、夾脊関、玉枕関)、気の通りにくい所

動功は経絡を気がよく流れるようにする効果は大きいが、気を養う効果は静功には及ばない

・気が充実してくると、力強く経絡に流れていく

経絡に詰まっている所があれば、気がそちらに攻めて色々な反応を起こす、自発動がその一つ

自発動はもともと動物の最も基本的な本能である

自発動、私たちの身体と気持ちの全てについて、「求めず、抑えず、恐れず、喜ばず」、平常心を持って物事に執着しないことが気功の基本原則

禅宗の「棒喝」、姿勢はいい加減だが入静しているときに棒で叩かれたら大変なことになりかねない

姿勢は練習のためのものであるが、練習は姿勢を作るためのものではない

・新陳代謝の過程を早めるのではなく、むしろ緩慢にするのが気功の呼吸法

二つの目的、1:意識の調節、2:気の流れの調節

・内丹功

薬-気、火-意識、風-呼吸、炉-身体

風が強ければ火も強い、風が弱ければ火も弱い

武火-強い火、文火-弱い火

意識は弱いほど良い、呼吸も弱いほど良い

丹田が温かいのがちょうどいい、でも熱すぎないようにすること

熱くなったら、火が強すぎるのだから焦げる危険性がある、丹を燃やしてしまう恐れ

特に玉枕関のあたりに来ると、長い時間重ねて練習してもなかなか気が通らない、そのときに強火にする

頭が一本の糸で釣り上げられているように想像して、背骨を伸ばし、意識も呼吸もともにやや強くする、武火はその段階に限って使う

・元神に通じれば、「占いを行わなくても凶か吉かわかる」、「水に入っても溺れず、炎に入っても火傷しない」、「戦場に行っても死ぬことがない」

「炎に入っても火傷しない」ってのは分かりやすい

これはトランス状態でよく観察される事実だから

なので、つまる所、気功というのは自分をトランス状態に持っていくための中国式の方法なのかなあ

そうとすれば、必ずしも気がどうのこうの、経絡がどうのこうの、と言い出す必要がなくなるってのが気がかりだ

例えば、地道な鍛錬を長年やっていくよりも、誰かに催眠術をかけてもらった方が早いかもしれない

元神の力を得るには、識神が司令官の座から離れて、真意を持って指揮権を元神に譲らなければならない

・雑念に応じて大きい杭と小さい杭を使い分ける

雑念が強い場合、動功、数を数える、音楽を聞くとか

雑念が強くない場合、例えば呼吸を数えるより、呼吸の音を心で聞いた方が頭を使うことが少ないので良い

どんなによい調心としても、頭を「無」にする手段であり、目的ではない