酒風呂について調べていたら辿り着いた本(酒風呂はよく効くと思う、オススメ)
神田橋條治という人はきちんとした西洋医学の教育を受けた精神科医
なのだが、酒風呂についてのサイトを見ると、「邪気を出す」とか言っているらしい
「邪気を出す」なんて超真っ向から西洋医学に反する物言いだ
それで、おもしろそうだと思って読んでみた
すると、まあ、相当代替医療的というかスピリチュアル的というか、全然西洋医学的ではないんだよね
スピ系の人は一読の価値アリ
「文字文化」は暴走を始めました
「いのち」へ暴虐の限りを尽くすようになりました
体験文化、「からだ」と融け合っています
文字文化、「からだ」と直接には繋がっていません
「症状」にはいのちを復旧しようとする保つ力の現れが隠し絵のように表現されてる
「対症療法」は「味噌もクソも捨ててしまう」
現代人は「野生」を失っており感覚が鈍くなっていますので、生命体としての感覚を補助するいろいろな工夫を紹介します
「気持ちがいい・悪い」という感じを使って取捨選択を決めて下さい
Oリングテスト、指タッピング、入江フィンガーテスト、舌トントン、脳の直接感覚
私が読んだところでは、これがこの本のキモだね
(脳の直接感覚というのは、物を顔に近づけて「重苦しい、締め付けられる」等の感覚か「爽やか、開かれたような」等の感覚があるかで、物との相性を判断する。発達障害の人はよくできるらしい)
これを大事にして、色んなあらゆることに応用していく
補
入江フィンガーテストの原理というのは、ラジオニクスのスティックパッドに非常によく似ている
私は個人的に漢方とか鍼灸とかかじっているけど、これを東洋医学であると主張するのはちょっと勘弁だな(入江フィンガーテストのHP調べるとちょっとそういう気がある)
要するに、どこの経絡が悪いか、どのツボを刺せばいいか、みたいなことを振り子で決めてるのと変わらないだろ?(振り子とラジオニクスは原理が同じだと考えられている、筋肉反射テスト)
別に、これでは正確な診断ができない、と言ってるわけではないよ
振り子の熟練者ならば、地下水脈を当てる要領で、体の何処が悪いか当てられるだろうから
ただ、東洋医学には東洋医学のれっきとした診断法があって(四診とか、三陰交押して痛いかどうかとか)、振り子の原理はそれとはまた別の原理だろうよ
漢方薬を飲むとき、「気持ちがいい・悪い」を判定してみましょう
普通の人には糞不味い煎じ薬でも、証(症状)が合っているとおいしく感じる、とは漢方の世界でちょくちょく言われること
バリア再建
まさにスピで言うところのオーラ
「頑張る」「ガンバレ」は日常的に使われている危険なコトバです
「前向きに」も、恐らく悪い言葉です