アラフォー賢者の気ままな引き寄せライフ~第四密度行ったら本気だす~

気ままにスピ雑談、多少は人が見て勉強になりそうなことを書いていく

(本)ソビエト心理療法 暗示・催眠、その二

・無痛暗示、針でつつこうが電流流そうが、脈拍と呼吸の反応が全く認められない

皮膚の皺を突き通そうが、覚醒状態でとても耐えられない強さの電流でも、反応欠如

感覚過敏も可能、ちょっと触れるだけでも痛い

・眼瞼反射、喉の奥に触れた時の嚥下反射などを無くせる

膝蓋腱反射は暗示に支配されない

眼瞼反射等は大脳皮質が関わっており、膝蓋腱反射等は大脳皮質が関わってない、と言う

催眠暗示は大脳皮質の活動を操作出来るだけという説において、これは説得力あるね

・鼻出血や子宮出血を引き起こしたり、止めたりできる

火傷、凍傷、急性水腫、発疹、体温変動、色素形成まで引き起こせる

う〜ん、これらが大脳皮質の活動って説明できるわけ?

無理じゃね?

レイノー病の除去

・腸障害の治癒、観劇中とか最も不都合な時に頻繁に便意が起こる

激しい心理的動揺から突然起こる黄疸ってのがある

脂肪に富んだ食事の暗示で濃い胆汁分泌、脂肪のない食事の暗示で薄い胆汁分泌

同様に異なる種類の食事の暗示で膵臓の分泌液を変化させる、「脂肪食」でリパーゼ、「肉」でトリプシン、「炭水化物」でジアスター

情動が胃液の性質を変化させる、否定的情動で遊離塩酸をほとんど消失させてしまう

・食欲増進の暗示で空腹感が現れて白血球増加

食欲不振の暗示で白血球減少

・水を飲んで排尿が増加すると暗示、利尿がほぼ二倍

大脳皮質に作用するパラアルデヒドを投与すると排尿量増大

皮質下部に作用するメジナールを注入すると、暗示実現しない

とてもよく催眠にかかった脳炎後遺症のある患者には効果を上げることが出来なかった

これも、催眠暗示は大脳皮質の活動を操作出来るだけという説において説得力ある

多渇症や多尿症が機能的なもの(器質的には問題がない)である場合があることを物語っている

心理的過程な結果と考えるべき糖尿病患者(糖尿病は多渇の症状がある)が多数

・目前に迫る手術などを暗示するとガス代謝(呼吸)5〜7倍になる

チロキシンやアドレナリンの注入ではガス代謝2〜3倍がせいぜい

・糖分摂取の暗示で血糖値上昇が認められる

ラッパを吹いて馬を走らせると、4〜5回後には、ラッパの音だけで馬の血液中の糖分と乳酸の量が増大し、実際に3km走ったのと同様の測定値が得られた

これは凄いな

人間で言えば、目覚まし時計が鳴っただけで、実際に一日中仕事したのと同様の乳酸が発生するんじゃないのか?

糖尿病患者に血液と尿の糖分減少を暗示したら、測定値が実際に低下

これは糖尿病の人やった方がいいんじゃないの?

・暗示で体温を指定したものにできる

悪寒や発汗の反応が現れる

雪の上で横たわっている被催眠者の基礎代謝の研究、温かい感じを暗示をしても代謝は変化しない、室温で冷たい感じを暗示すると代謝が20〜30%上がった

ダイエットとかに使えそう

・錯覚や幻覚を引き起こすことが出来る

被催眠者の瞳孔の拡大を得ることが出来る、暗示による恐怖感によって間接的に

機能的な盲がある

だが催眠によって視力を向上させることは不可能である、覚醒状態で識別できない活字は催眠状態でも識別できない

出来そうだけどなあ

耳が聞こえないという暗示をしてから、耳元でピストル発射しても呼吸反応が現れない

「スミレの香りを吸い込んでる」と暗示してアンモニア水を嗅がせても、アンモニアの吸入の普通の反応と逆の反応が起こる、腹壁反射もない

下剤と言ってアヘンを与え、便秘剤と言ってひまし油与えると、暗示の作用が現れた

1分間に20kgの重りを上げる仕事をする、重りは4kgだと暗示してから同じ仕事をさせるのと比較すると、単位時間のエネルギー消費と肺換気は暗示された重さに対応し現実の重さに対応しなかった

これは反唯物論的だろ

だが、この実験者は「重りが軽くなったと暗示するだけで克服できる可能性には明らかに一定の限度がある」と結論する

有毒物の作用に対する神経系の無感受性、普段酔う量のアルコール飲んでも酔わない

歪曲反応の多くは若干の人では覚醒状態でも引き起こすことが出来る

被験者を鳥・猫・犬などに変えることが出来る、動物の行動や鳴き声を再生しようと努める、被験者は動物が人間の言葉を使うことの矛盾に気づかない

真の幻覚を引き起こせるばかりか、真の知覚を除去することもできる、一定の人物や物が視界から消えてもはや知覚されない、負の幻覚

負の幻覚の本性はいまだ不明である

・年齢退行の暗示、被験者の過去の実在した生活状態を再現したものと認められるべきである

子供時代の特徴の無意識な模倣ではなく、被験者地震の子供の時の個人的な特徴の現実的な再現である

生後二日目の暗示で、新生児の浮遊視と斜視が現れた

過去世が出てこないのがソ連の限界

・否定的な感情を暗示して、基礎代謝が肯定的感情の場合の二倍になる

恐怖感を暗示して、それを催眠状態で長時間維持すると、リン酸塩の排泄116%増加

・覚醒時には全然思い出せないのに催眠時には思い出せる、記憶亢進

意識障害の記憶のブランクを完全に補充できる

50〜60の様々な単語を記憶にとどめて提示された順に何回でも反復できる、催眠後何日間も保持する

先住民の語り部稗田阿礼みたいな記憶力はこういう感じではなかろうか?

カタレプシー

パブロフ「催眠状態(の麻痺)の被験者に質問したり注文したりする。彼はそれを理解するが体の姿勢を変えようとしても変えることが出来ない。似たようなことが犬にもある。催眠状態(の麻痺)の犬に餌を与えると唾液が出る、しかし食べない。正確に言えば摂取することが出来ないのである」

催眠性自動症、催眠者が止めないと止められない

催眠中には筋肉の疲労感が低下する