アラフォー賢者の気ままな引き寄せライフ~第四密度行ったら本気だす~

気ままにスピ雑談、多少は人が見て勉強になりそうなことを書いていく

(本)気功医学

結構でかくて厚い本

まあ、字と行間は大きめだけども

 

内容としては、中医学体系に気功を組み込んだもの

中医学の基礎理論が3割、気功処方という「こういう病気の場合はこういう風に気功をしろという指示」が5割、を占める

私の関心があるような、気功独特の部分は1〜2割くらいかな

私は中医学の基礎理論は大体触れたことがあるので、個人的には微妙だったね

あと、全部自分で気功をやって自分の病気を治すという話で、気功師が他人に手をかざして治すみたいな話が0ってのも残念

 

さらに、この気功処方というのが、個人的には中々残念である

というのも、鍼灸処方(「こういう病気の場合はこの穴とあの穴をこういう手法で刺せ、みたいな指示」)とほぼ重なっているからである

この気功処方というののパターンが、ほぼ共通のある基本功をやって、その後◯◯穴を意守せよ、というものなのだが、「こういう病気には◯◯穴」というのは鍼灸経絡の理論から導き出されている

なので、つまるところ、ツボを針や灸で刺激するか、意守で刺激するかの違いしかないんだよね

確かに意守によってツボの効用が引き出せるって発想は勉強になったんだが、「針刺して置いておいた方が楽じゃないのか?」って気は大いにする

ただ普通の人は自分で針刺したりしないだろうから、そういう人にとってはいい方法かもね

 

それでも興味引く内容がないわけではない

いくらか拾ってみよう

 

・色んな病気と気功の有効率の表(効くようだ)

練功者の呼吸回数は平常毎分10〜20回から4〜5回以下に減少

これによって大脳皮質も抑制状態におかれることが予測できる

横隔膜の上下運動の幅が普通の状態に比べ2〜4倍に増大、心肺の循環機能改善

座式は酸素の消耗量が基礎代謝程度、立式は酸素の消耗量が相対的に増え、臥式は酸素の消耗量が最少

入静状態における酸素の消耗量は熟睡状態よりも低い、入静と睡眠の本質的な違い

吸うのを強くすると交感神経強める、吐くのを強めると副交感神経を強める

呼吸中枢と植物神経系との関係は、気功鍛錬によって人為的に強くしたり、抑制したりすることが可能である

練功はα波が増強して現れる、一部の練功者にはθ波も現れる、収功後10分後には平常状態に戻る

正常人の静息状態のα波と気功鍛錬した時のα波を比べると、振り幅は比較的低く、周波数が比較的速くかつ不安定である、静息状態と入静は同一な機能ではない

催眠のθ波はα波の低減・消失の上に現れるが、入静ではθ波とα波が同時に出現

気功鍛錬中の脳波図、α波の中心が後頭葉から前頭葉に転移、大脳の両半球がつりあいのとれた状態に向き、脳細胞の生理活動にシンクロ化、順序化の定向変化が現れる

ローラがカシオペアンをチャネリングしている時に、左右の両半球が釣り合うようになるそうだから、気功鍛錬していればチャネリングできるようになるかもね

練功時の筋肉のクロナキシーの延長は、大脳皮質の運動が抑制状態にあることを説明している

酸素の消耗や動脈血液の乳酸含量が減った

入静後の膝反射とまばたき反射は減弱

立式は臥式より降圧効果がよく、松静功は内養功より降圧効果がよく、意守下丹田は意守上丹田より降圧効果がよい

毛細血管の透過性が増強

脳循環を改善する効果

異なった部分の皮膚温度上昇、臥式松静功は足の温度が高くなり、座式強壮功では手の温度が高くなる

練功時に皮膚温度が上昇するのは、その部位に分布する結果収縮神経の中枢部が抑制に傾くため

ヨガのトゥンモと同じだろう

気功は血漿コレステロールを降下させる作用、動脈硬化治療

末梢循環の改善をする効果

練功後、赤血球、ヘモグロビン、血小板、好酸球は増加

練功後、白血球のバクテリトファージの機能、バクテリオトロビンの指数が増える

通常、練功後、胃液の分泌が増加、遊離酸の絶対量も増え、胃液タンパク質の含量も増加、唾液の分泌量も増える

練功時の代謝率は低下し、基礎代謝をも下回る

気功は赤血球のブドウ糖代謝を強化する

気功は内分泌に影響を与える

気功の陰陽の調節は、血漿の中にあるCAMPとCGMPの測定を通じて証明されている

経絡不通・気血不順では肢体の両側の経絡測定値が揃わない、練功の後ではその値が同一値に向かう

・音波導

署、費、封、酢、町、氏