アラフォー賢者の気ままな引き寄せライフ~第四密度行ったら本気だす~

気ままにスピ雑談、多少は人が見て勉強になりそうなことを書いていく

(本)キリスト教封印の世界史 ヘレン・エラーブ、その四

宗教改革の欺瞞、紀元1500〜1700年

マルティン・ルタープロテスタント宗教改革カトリックの反宗教改革三十年戦争、サン・バルテルミの虐殺でプロテスタント1万人殺される

しかし、カトリックプロテスタントも正統派のイデオロギーを確立しようとしていた、プロテスタントは旧約の厳しい教えを重んじるようになった、神の絶対的な意志にすがり服従する、イエスは人間でなく全能の神の分身、聖人崇拝・マリア崇拝の否定、教会も否定するが儀式は盗用

カトリックは聖人崇拝を反省したが、権威を手放す気はなかった

プロテスタントヒエラルキーは無かったが人間に優劣を付ける考え方は同じ、1533年ルター「女児は男児よりも早い時期に話したり立ったりするのは、雑草のほうが成長が早いからだ」、またルターはユダヤ人は奴隷にすべきか追い出すべきと考えていたし、アナバプテストを抹殺すべきと考えていた

ルター以外のリーダーも冷酷さにおいて似たりよったり、ジャン・カルヴァン

カトリックはすでに教会やヒエラルキー制度があった、プロテスタントは国家が個人を取り締まるように動く、またその縮図としての家父長制

どっちも地域共同体を必要ないと考える、個人を操りやすいから、地域共同体がなくなり教会・国家・家父長の権威、協調性よりも親の権威を守ることに重きが置かれる

肉体の軽蔑、プロテスタントカトリックはどれだけ身体を洗わないでいられるか競争、苦行の奨励、セックスは罪、芝居など娯楽の非難、安息日に何かを楽しむことは重罪、装飾品の禁止、女性の身体を露出する衣服は違法

魔術に対する考え方が変わる、かつては魔術を起こしてるのは神とされた、今や魔術は邪悪の証となった、フランシス・ベーコン「労働と引き換えに得るべきものとして神が人間にお示しになった崇高な結果を、怠惰な儀式でいともたやすく手に入れてしまう」と魔術を使った治療に反対

ふーむ

ニューエイジサンジェルマン伯爵ってのがアセンデッドマスターとされる

そしてそいつは色々な人物に転生してきたというわけなんだが、その中の一つがフランシス・ベーコンてことになってる

こういうのを信じてる人はヒーリングとかしたり受けたりするなよ

アセンデッドマスターたるフランシス・ベーコン様がお怒りだからな

中世の大衆は困った時には神が助けてくれると考えていた、人々の心を変えるのは無理と感じた教会は教会魔術という独特の形式を作る、呪文

プロテスタントは魔術や秘蹟に反対

宗教改革以前には貴族や武人という身分による優劣があったが、この時期は経済的成功で優劣がつけられた、もし魔術で金持ちになれるなら「労働に対するピューリタンの倫理観」が崩れ去る

だが、牧師は貧者を励ますことはなく、貧者は不当な扱いに黙って耐えねばならなかった

神は天にいて地上にはいない、物質界の超自然的な力は魔王と悪魔の仕業、悪魔の存在が信じられた絶頂期が宗教改革時代、悪魔の力を信じることと神の力を信じることは表裏一体、悪魔を信じさせて無力感を植え付ける

エイブラハムの22段階の感情スケールで考えてみると面白い 

この手の宗教に付きものの恐れと無力感、正確に最低の波動に対応する感情状態なんだよね

そして、これを踏まえるならば、恐れと無力感と対称させて、あるべき宗教は安心感やエンパワーメントと結びついているものとなろう

一方で、悪宇宙人たちは低い感情エネルギーを食べると言われるが、この手の宗教によってさぞや腹が満ちただろう

「エデンの神々―陰謀論を超えた、神話・歴史のダークサイド」という本でうまく論じられていることだが、悪宇宙人は本来はよい宗教を自分たちの管理(人間の低い感情の生産)に有利になるように捻じ曲げる、という

キリスト教とか、その最たる例だと思うんだよね