久しぶり(?)に読んだチャネリング本
チャネラーのエヴァ・ピエラコスという人は1979年にお亡くなりになってるということで、かなり古いチャネリングだね
ただ、一応ニューエイジの範疇
内容にも、「ニューエイジ」という言葉が出てきたりするし
ニューエイジのチャネリングの原点とされる「セスは語る」のジェーン・ロバーツが1929-1984なんだよ
だから、「セスは語る」と同時期、もしくはもうちょい古いかもしれないくらいだ
で、このチャネリングは「ガイド」と名乗る存在が出てきて、ニューエイジ的な自己変容みたいなテーマで講義をしたんだな、258回
それをパスワークと呼んでいるようだ
で、「パスワーク-自分を変えたいと思うすべての人へ」という本は、パスワークの全容を大まかに理解してもらうという趣旨で、258回の講義の中から17講義を選んで載っけてあるという内容
日本にパスワークの組織があって、49講義くらい翻訳して小冊子で売ってるみたいだね
http://www.pathworkinjapan.org/index.php?GuideLecture
ただ、英語では258講義全て無料で公開してあるので、英語が読める人はそれで自分で全部読めちゃう
https://pathwork.org/lecture-categories/pathwork-lectures-1996-ed/?range=1-25
さて、その内容というのは、非常に地に足着いたものという印象だ
サネヤ・ロウマンのオリン・シリーズみたいな感じがある
宇宙人とか一切出てこないよ
そもそもね、このワークの目指す所が健全なるエゴ、人格、だったりするわけだ
アセンデッドマスターになる、第四密度に行く、アセンションする、とか、大金持ちになる、難病を治す、とかじゃなくて、健全健康な人格を目指す
この時点で、相当地に足ついてるってのが伺えるでしょ?
パスワークの内容を大きく二つに分けると、前半は専ら自己を直視することによって人格的健康を確立すること、後半は所謂ハイヤーセルフみたいなのと繋がること、となるようだ
それで、特に前半部分の情報が貴重なものである、という印象を受けた
この前半部分はかなり心理療法と被る部分があるのだが、スピリチュアルに関心がないけど心理療法には関心があるという人も「これは読んでおいたほうがいいよ」って感じに、詳細に書いてある
ちょっと他のチャネリング本ではないな、ってレベルで詳しく書いてある
そこら辺がこのチャネリングのウリかなと、個人的には思った
総じて、深い内容であって、ニューエイジの良書として推薦できる
まあ、私は書いてあることの一から十まで全肯定するわけではないが・・・