注意:
私は別に鍼灸や医療に関する何の資格も持ってないのに、勝手なことを書いている。
この記事で興味が湧いて、吸玉をやってみて、どんな結果になろうとも、私は何の責任も取らない。
やりたければ、自己責任でやること。
「カッピング」は疑似科学、米大学教授が警戒を呼び掛け(Forbes JAPAN) - Yahoo!ニュース
元々鍼灸の治療法だと思うが、カッピングとか吸玉とか吸角とか呼ばれているものがある
私は、とある時期にものすごく肩こりがひどくて、「なんかいい方法ないかな〜」と思ってアレコレ探した挙句、行き着いたのが吸玉なんだよね
最初は普通に肌に吸い付かせるかわいい方法でやってたんだけども、3〜4ヶ月後にはランセットでブシュっと刺した後に吸玉をかけて血を出すという方法に変えた
こちらの方が効くんだわ
肩こりに使う分には、鍼灸のツボの知識は要らない
自分で肩や背中を押してみて、鈍い痛みがある所、凝っている所にランセットを打てばいい
自分で「ココが凝ってるんだよ」って所ぐらい分かるでしょ
それでも強いて経絡的に言ってみると、首から肩先へのライン(小腸経・大腸経とか)、及び、首から肩甲骨終端辺りまでのライン(膀胱経)
そこら辺の部位で凝ってる所を探す
例えば、「病膏肓に入る」なんて諺を聞いたことがあるだろうか?
膀胱経の膏肓穴というのがあるのだ
ここが妙に凝って、鈍痛がある、というケースは結構ある
諺の意味的には、病が深く入ったので処置のしようがないということにあろうが、なんのことはない吸玉で治る
基本的に、一発で肩こりや鈍痛はなくなる
カッピングの施術を行う専門家たちは、この施術は実際には存在しない神秘的な生命力、「気」を整えるものだと考えている。そして、より具体的な説明を求められると、カッピングは「血流を改善する」という。だが、それは科学的な根拠のない、ほぼ何にでも使える便利な表現だ。
専門家の意見としては、基本的に、「気」を整えるのではなく、「血」を整える、と言うはずだと思うがね
鍼灸や漢方では、「瘀血」という人体の中をまともに流れなくなったよろしくない血、というものを考える
本当に肩こりがひどくて鈍痛がするみたいな人に吸玉瀉血をすると、レバーみたいな、つまんで持ち上げることの出来る、スライム状の血の塊が取れる
これは科学的にどのような説明がされるのだろうか?
参考写真(グロなので、苦手な人は見ないこと):
ぶーぶー 瀉血(しゃけつ) 沖縄で血を取る 民間療法・【閲覧注意】│沖縄からヨッシャー(=^^)9
その部分の皮膚が死んでしまう場合もある
これは私が思うには、吸玉が悪いのではなく、施術者の頭が悪いのである
「吸玉」ってキーワードで検索すると、確かに皮膚がズタボロになっている写真がある
しかし、これは短期間に同じ所に吸玉を掛けまくるからこうなるんだと思うのだけど
場所をずらすとか、期間を開けるとかいうことを、コモンセンスでやればいいだけ
水ぶくれができることがあるが、強く吸い過ぎである
それも、水ぶくれは出来ないけど、それなりに血が出る強さ、にコモンセンスで調節すればいいだけ
私としては、吸玉は肩こり、肩・背中の鈍痛、寝違え等にしか使わない
肩こりや肩の痛みは基本的には一発で消えるので、私としてはそんなに頻繁にやる必要があると思ったことはない
施術者によっては、吸玉万能説、吸玉で瘀血を取れば何でも治るのだという、私から見ても訳わからん信仰を持っているのかもしれなくて、そういう奴が吸玉で変な事しているのかも知れない
追:
先日、三峰神社とその奥宮に行ってきた
西武秩父駅から一時間半くらい満員バスの中で立って、揺られ、奥宮まで片道一時間ハイキング
で、次の日、起きたら、肩に鈍痛がある
それで、「久しぶりに吸玉しなきゃ」となって、してスッキリした矢先に、この記事見つけちゃったので、書かねばなるまいということで書いた
行く前に、三峰神社について調べてたら、とあるスピ系ブログで「三峰神社と奥宮に行ったけど全然パワーを感じなかった。人が来すぎたためだろう」と言ってた
「人気が出ちゃったからって、捻たこと言ってるなあ。あんな山奥なんだから、あるでしょ」とか思ってたら、私もいまいち感じられなかった
秩父神社の方がパワーある感じだったね