アラフォー賢者の気ままな引き寄せライフ~第四密度行ったら本気だす~

気ままにスピ雑談、多少は人が見て勉強になりそうなことを書いていく

I AMとサンジェルマン ~ネサラ・Q・UFO宗教の源流~ 前編その二、補:アセンションに向かって / Ascension アセンションした魂のワンダフルライフ

⑤第5章(アセンデッドマスターによる脅迫)

バラード夫妻は「サン・ジェルマン大師」に承認された唯一の「公認の使節」であると主張し、ロサンゼルスの有力支持者らに圧力をかけました。エドナは特に女性支配者としての力強い姿勢を見せ、「アセンデッドマスター」に逆らえば、今生とそれ以降の2つの生まれ変わりにわたって罰せられると脅しました。

実際に、サン・ジェルマン大師からの手紙と称する文書が回覧されました。その中でサン・ジェルマンは、ある支持者に対し「あなたの地上での時間は短い」「あまりにも遅れて、あなたは苦しみを叫ぶことになるだろう」と脅しているのです。

この脅迫的な文書の効果は絶大で、多くの支持者らは服従を余儀なくされました。

こんなんを信じる方にも問題ある

⑥第6章(焚書

特に1936年に著者がこの運動を暴露する小冊子を出版した際、バラード夫妻は激しい反発を示し、信者らにその書籍を焼却するよう命じました。一部の過激な信者は実際に本を焼いてしまいました。

一方で、サン・ジェルマンになりすまして書かれたとされるメッセージでは、運動を批判する団体に対して「教会が空になる」と脅しています。

さらに、後に「金星の背の高い師(Tall Master from Venus)」と呼ばれる存在が、この予言を間違って引用しているエピソードも記されています

神智学で金星と言えばサナトクラマだが

1930年代に「金星の背の高いマスター(Tall Master from Venus)」がバラードのチャネリングに登場していたことがわかりました。これがアイアム運動が最初のUFO宗教と言われるゆえんです。

ふーん、でも「金星のマスター」とか言い始めたのは神智学だろうから、神智学が「最初のUFO宗教」とも言えちゃう気がするけど

⑦第7章(見えざる敵との戦い)

AI:第7章では、バラード・カルトの信者たちが、存在しない「エンティティ(有体/無体の悪しき存在)」と戦っている様子が描かれています。

面白い

自分たちがすでにがっつり悪しき存在に取り込まれてるのに

信者たちは、「エンティティ」が古びた品に宿り、反対者のオーラに潜んでいると考えています。そのため、「エンティティ」から守るため、「強力なアイアム存在(Mighty I AM Presence)」や「アセンデッドマスター」、「炎の君主(Lords of the Flame)」、「オロマシス(Oromasis)」、「アストレア(Mighty Astrea)」など架空の存在に祈りを捧げ、「蒼い稲妻の天使デーヴァの軍団(Legions of Angel Devas of the Blue Lightning)」を呼んで「エンティティ」を排除するという「エンティティ降伏の勅令(Entity Decree)」を行っています。

儀式は無知を助長する

サン・ジェルマンは、次のようにチャネリングしています:

「昨日以来、32万2000体の無体の存在がニューヨーク市周辺から除去された(拍手-観客は立っている)」

「ちょうど23時間で、100万体の無体の存在がアメリカから取り除かれた(拍手)しばらくの間は、私たちの言葉を信用してもらう必要がある」

また、「アストレア」は「エンティティ」を排除する英雄的使命を負っており、フィラデルフィアから40万体以上の「エンティティ」を追い払ったと述べられています。

このように、バラード・カルトの信者たちは実在しない「エンティティ」と戦う妄想に取り付かれ、架空の存在に祈りを捧げる異常な行動に走っていたことがわかります。

これって、今でも多分スピリチュアル系糞情報信じてる人がやってるよね

最後に、著者は次のような疑問を呈しています:

「この全ての"エンティティ"排除作戦があるにもかかわらず、なぜ我々の町や世界の状況がこのままなのか?」

ハッハッハ

馬鹿がこういう疑問を抱かないのも、現在と同じだね!

つまり、バラード派が主張するような大規模な"エンティティ"排除があったにもかかわらず、実際の社会状況が改善していない矛盾を指摘しているのです。
この疑問から、著者はバラード派の"エンティティ"排除の主張自体が単なる空虚な妄想に過ぎないことを強く示唆していると解釈できます。

ここでは何年か前から続いている、存在しない「ホワイトハット軍による子どもたちの救出作戦」や「カバールの大量逮捕」との共通性が見られます。

ごもっとも

世の中何も変わらんからねえ

⑧第8章(果たされない約束)

AI:第8章の要約です。この章では、バラード派が信者たちにさまざまな「形而上学的ご馳走(metaphysical plums)」すなわち大げさな約束をしていたことが描かれています。

例えば:
- 「金や宝石を目に見える形で生み出すことは呼吸するくらい簡単だ」(p. 97, D.)
- 「一生懸命やれば、障害は全て取り除かれるだろう」(p. 7, Dec., 1938, V.)
- 「神経、臓器、体の一部をすぐに完全な状態に戻せる」(p. 42, D.)
- 「60歳前後の人でも、6週間で若々しくなれる」(p. 16, Sept., 1937, V.)
- 「肉体的死を経ずにアセンションした師になれる」(p. 4, March, 1938, V.)
- 「制限のない生活ができるようになる」(pp. 141-2, A.M.D.)
- 「嵐を止め、雨を降らせ、霜を抑えられる」(pp. 28-33-34, March, 1937, V.)

など、健康、富、永遠の命などを約束していました。

私はこれを見て、めっちゃJZナイトのラムサを思い出した

つーか、ラムサ教の原型だろ

バラードは約束の奇跡を具体的に示せなかったため、こうした抽象的な言葉遊びでごまかし、信者たちの期待を次々と先送りにしていったのです。

そろそろ読んでいて吐き気がしてきた方も多いのではないでしょうか。毎週、毎月、毎年と繰り返されるネサラゲサラ、メドベッドなどの予告ですが、およそ100年前から繰り返されてきたことを知った上でそれに期待している「目覚めた人」たちはどれくらいいるでしょうか?

⑨第9章(アセンション教のはじまり)

この「アセンション」とは、完全に精神的・肉体的に純化された者が、物理的肉体そのものを光に変容させ、天上の次元へと舞い上がるという概念です。

まあ、現在の私もアセンション教の延長線上にいると思ってるけど

その後の著書『The Magic Presence』においては、さらに「アセンション」の方法が具体化されます。シャスタ山(Mt. Shasta)やワイオミングにある「象徴の洞窟(Cave of Symbols)」には、原子加速器(Atomic Accelerator)と呼ばれる金の椅子があり、それに座るだけでアセンションできるというのです。実際に仲間のデイビッドとレイボーンがこの加速器を使ってアセンションしたことが書かれています。

バラード教団の信者たちは、自分たちも間もなくこの「アセンション」を果たせると熱望するようになりました。ところが時間が経っても誰一人アセンションできる者はおらず、逆に多くの信者が亡くなっていきます。

ハハハ

そのメッセージによれば、光の女神と自由の女神の嘆願を受け、サナト・クマラ(Sanat Kumara)という至高の存在が「新しい恩恵」を与えたという運びでした。それは、肉体は残しつつ魂だけが昇天できるようになった、というものです。つまり、これまでの「肉体アセンション」からは180度転回した「魂のアセンション」を認めるようになったわけです。

出た〜!

実際に何も起こらないと定義を変えだす

2012年に何も起こらなかった時も同じことをやった奴がたくさんいる

「三次元的な俗物志向からスピリチュアルな意識の高い志向になることがアセンションなんだ」みたいな感じで

物理的に何も起こらないと、仕方がないので、意味を精神的なものにすり替える

そして、反省はしない

このように定義を変更したことで、亡くなった信者の魂もアセンションしたと主張できるようになりました。しかし一方で、バラード夫妻自身は物理的な「肉体アセンション」を体現することが不可欠であると考えていました。それゆえアラビア(Arabia)の秘密の場所で5人がアセンションしたと発表されたり、将来的にシャスタ山やワイオミングの山々から自分たち自身がアセンションする日が来ると予言を残しています。

もちろん、バラード夫妻は普通に死んだんだけどね

しかし、このように「アセンション」概念は次々と変遷を遂げ、非常に曖昧で矛盾に満ちたものになってしまいました。当初の「物理的肉体の光への変容」から、「魂だけのアセンション」、そして極秘の場所でごく一部の人間だけがアセンションしたと主張するに至るまで、状況に合わせてその定義が変わっていったのです。結局のところ、バラード教団における「アセンションの奇跡」は、信者を惹きつけるための虚構の「ぶら下げ話」に過ぎなかったのかもしれません。

現在にまで及ぶ含蓄深い話だ

アセンション教も2012年頃までかなり流行っていたのを覚えています。この時に「アセンション」で稼いだ出版社や占い師は多いでしょう。無料の情報源としては、当時、富士山とチャネリングしていると主張するブログが大人気で、私も「本当に何か大きな変化が起きるのかも」と興味を持ってよく覗いていました。結局2012年が終わっても何も起きなかったのですが、そのブログ主は自身が「アセンションした」と宣言していたのを覚えています。もう12年も前のことです。現在そのブログがどうなっているか、気になって検索してみると、体裁を変えてまだ存在していました。

アセンションしても消費税からは逃れられないのか

当時のブログのタイトルは「アセンションになんとか」だったような?と検索すると、このブログについて書かれた別のブログ記事がヒットしました。

当時が思い出されます

こういったアセンション・ブーム時のブログの多くは2012年以降更新されなくなりました

まあ、何も起こらなかったからね

これ以降、スピリチュアルは全体的に盛り下がって現在に至ってる感じがするな

ところで、当時ハッスルしてた人たちは生きてるのかね?

ワクチン躱すくらいはできたかな?

 

補:アセンションに向かって / Ascension アセンションした魂のワンダフルライフ

インターネットアーカイブに残ってるよ

https://web.archive.org/web/20140901000000*/http://plaza.rakuten.co.jp/ascensionreimei/