アラフォー賢者の気ままな引き寄せライフ~第四密度行ったら本気だす~

気ままにスピ雑談、多少は人が見て勉強になりそうなことを書いていく

(本)日本人の身・心・霊2

◯心身修養岡田式静坐法

3割が岡田虎二郎の紹介と静坐のやり方等、7割が色んな人の体験談

静坐のやり方に関してはかなり簡素で、「岡田式静坐三年」の方が詳しい

初公開 田原の歴史〜岡田虎二郎−静坐法とその思想

静坐の姿勢の極め方
一    足の甲を重ねて端座(正座)する。
二    膝は接触させず、少し開いて坐る。少し開くのは体の重心が自然に臍下に安定するからである。
三    尻を突き出し、下腹は落ちつけ、鳩尾を落として坐る。
四    両手は軽く握り合わせて膝の上に置く。握り方は一方の手でもう一方の手の四本の指を軽く握り、親指と親指を交差させる形にする。
五    顔はまっすぐにして正面を向き、口は必ず噤む。

一方で、「岡田式静坐三年」は一個人の体験・感想であるから、体験談に関しては色んな人のが載ってるのでこちらの方がいいかな

岡田の生活は確かに過労気味のようで、朝から晩12時まで、色んな静坐会に顔を出し、帰ってきたら日記をつけて、睡眠4時間、風呂に関しては朝と夜に冷水を浴びるのみ、休みなし、という生活だったという

まあ、体を壊しても何も不思議ではない

「静坐やってるから、この程度は大丈夫なのだ」というのは過信そのものだったろうが、体験談を読んでるとやはり多くの人が健康になったようなので、あまり過信せずであれば今でも十分に価値のある健康法なんじゃないかなあ

多くの人が、身体的健康はもちろんのこと、精神的にも良い変化があったと報告している

この時代の美感覚で「肥えたい」ってのがあったようだ、「欧米人に比べると日本人は貧相で姿勢が悪く嫌だ」みたいなことも書いてある

静坐で肥えるのだが、脂肪太りの者は脂肪がとれて痩せて、それから筋肉で肥えていくという

ある呼吸器病の人は、二木式腹式呼吸法によって良くなったが、肩のこりだけは残った。岡田式を始めると、「胸を張っている。鳩尾が落ちていない」と注意される。それに注意して岡田式静坐をやってみると翌日に肩のこりは取れたという

体験談に社会運動家の木下尚江によるものもあり、読み応えある

学生に静坐がよい、という話もある