アラフォー賢者の気ままな引き寄せライフ~第四密度行ったら本気だす~

気ままにスピ雑談、多少は人が見て勉強になりそうなことを書いていく

ホーピアムと下位チャクラ

ホーピアムと下位チャクラ – TAKK SOL

優秀な記事だと思う

 

【ホーピアム】

最近ソーシャルメディア上では、NESARA/GESARA、QFS、グローバル金融経済システムのリセット、金担保型暗号デジタル通貨などのキーワードが急上昇しています。コロナ騒動が始まって以来、プランデミックによる経済的影響とともにその傾向は益々上昇しているように見受けられます。

経済の不確実性が高い時代には、「あ~何か良いことが起こって欲しいなぁ…」という根拠のない希望的観測、期待感というものが急上昇します。そこに恐怖心を煽るプランデミックやロックダウンが加わると、その様な希望的観測は更に加速します。それが「ホーピアム(hopium)*」を産み出している温床となっているのではないでしょうか?

そうだね

*ホーピアム(Hopium) とは、“hope”(ホープ希望)と“opium”(オーピアム麻薬のアヘン)の合成語でつまり「幻想にもとづく甘い希望」という意味。

【NESARA/GESARAの嘘と矛盾】

さて、僕がNESARA/GESARAについて始めて耳にしたのは10年以上前のことです。

その当時半信半疑で聞いていたチャネラーシャルダン・ナイドルが「銀河連邦からのメッセージ」として近い将来善良な宇宙人による大規模なUFOランディングがあり彼らがNESARA/GESARAについて発表する、というような内容を頻繁に言っていたのを覚えています。

居たねえ、シャルダン・ナイドルとかいう奴

そろそろ死んだかな?

これは既に10年以上も前の話です。でもNESARA/GESARAについて調べてみると、実はこの話は1990年代始めから、既に30年近くも前から存在していることが分かりました!

歴史のある嘘だなあ

これは元々1990年代前半にハーヴィー・フランシス・バーナード(Harvey Francis Barnard)という人物が立案した米国の財政金融政策改革に関する法制化案「国家経済安全保障回復法」です。

その後、ハンドル名「Dove of Oneness」として知られたシャイニ・キャンデス・グッドウィン(Shaini Candace Goodwin)という女性がこれに尾ひれを付け広めていったという経緯があります。ハーヴィー・フランシス・バーナードは2005年に亡くなる前グッドウィンがNESARAに関する偽情報を拡散している事実を知り、「NESARA法令が制定され法令追跡番号が割り当てられた」とする彼女の主張をキッパリ否定し、偽情報キャンペーンだと非難しています。

へえ

更に、10年程前からは「ホワイト・ドラゴン・ソサエティ(白龍会)」のスポークスマンとなっているベンジャミン・フルフォードと彼の周辺にいる人物達(ロバート・デイビッド・スティールやサーシャ・ストーンなど)がNESARA/GESARAに言及するようになり、それは、ホワイト・ドラゴン・ソサエティが長年貯蔵してきた金(ゴールド)を担保にした新基軸通貨の発行をもってグローバル通貨リセットが起きる、という彼らの主張と重ねて拡散されています。

私も10年程前はベンジャミン・フルフォード情報とか読んでたな

とっくのとうに捨てて、今彼がどんなことを言ってるかは知らないし、知る気もない

 

金本位制の非実現性】

金本位制による貨幣システムの最も大きな問題は、通貨供給量を自由に増やせないことで、その結果経済活動が停滞することです。

また、単純に計算しても現在の世界経済の規模(名目GDP: 約100兆米ドル) を18万トンの金塊だけで兌換紙幣にした金融システムで対応するというのは机上の空論でしかあり得ません。(1グラムが約5800万円、つまり1万円を金に換算したら0.00017グラムです!)

これらの理由から歴史上これまで何度も何度も導入されては廃止された金本位制を今の複雑で巨大なグローバル経済規模で実現するのは不可能に近いでしょう。

常識的なツッコミだ

 

【QFS(量子金融システム) の嘘】

現時点では、量子コンピュータが本当に実用化されたという信用できる情報はありません。

QFS資金は33京円(京というのはゼロが16個、兆の1万倍!)あって、地球上の全人口77億人で割っても、一人あたり4,000万円以上あるので、ベーシックインカムも余裕とのことです。

こんな途方も無い天文学的な数字がどこから出てきたのでしょうか?

中には、これが地球外生命体からもたらされたシステムであるとか、光の銀河連合からギフトとして送られたとか、フワフワした情報も飛び交っています。

基本的に最初から最後まで、全てフワフワした情報だけども

QFSは SWIFT (国際銀行間通信協会) にとって代わり新しい透明なCIPS (Cross-Border Interbank Payment System=”国境を越えた銀行間支払システム”)を導入する?とかという意味の分からないことも言われていますが、SWIFTというのは、世界中の金融機関が標準化された通信フォーマットに基づいて国際銀行間の送金や決済に利用されるネットワークのことで、200以上の国や地域の金融機関など1万1千社以上が参加しているシステムです。一方、CIPSというのは、通貨の世界で人民元の影響力を高めたい中国が、中国人民銀行を通して導入した人民元建ての国際銀行間決済システムのことで既に2015年10月から稼働しています。

こうした一般人が普段あまり耳にしないアルファベットの略称を並べてあたかも新しいシステムが構築されているかのようなイメージが作り上げられていますが、これは悪質な情報操作ではないでしょうか?

まあ、そうだね

基本的にこの界隈は馬鹿が多いんで、普段あまり耳にしないアルファベットの略称を並べりゃ、なんかまかり通るんだよ

 

【全てがGreat Resetのアジェンダに繋がる】

NESARA/GASARAの嘘と矛盾、金本位制の非実現度、QFS量子金融システムの嘘、について書いてきましたが、これらは全てグレート・リセット(Great Reset)のアジェンダに繋がっています。

そうなんだよね、結構共通する方向性

しかし、「闇側のグレートリセットは光側のNESARA/GASARAのコピーである」とか、「経済リセットについて闇側も光側も自らのアジェンダを進めようと裏で戦っている」とか言う情報もある

幾らでも撹乱できる

 

【Discernment 識別力の重要さと意識レベルの関係性】

この記事のはじめにホーピアムについて触れましたが、今のような経済的に非常に不安定な時というのは、明るい希望をもたらす情報を切望するのは無理もないことなのかもしれません。「ポジティブな現実を引き寄せたければポジティブな思考にフォーカスしろ」というニューエイジ的な呪文に取り憑かれていると尚更そうなってしまうかもしれません。(*「引き寄せの法則」を否定している訳ではありません)

これは引き寄せの誤解である、とは言っとこう

心理戦が深刻化しプロパガンダや偽情報が蔓延る今、真実を求める過程における識別力の重要性を理解することは、生き延びるための重要な手段となります。識別力を磨くには、情報収集力/処理力は不可欠ですが、それ以上に必要とされるのは実は意識レベルの向上なのではないかと思っています。

これはリサ・レネー(Lisa Renee)のニュースレターからの引用です:

「パワフルな識別能力というのは、実は脳の知的領域に基づくものではなく、霊的な高次の知覚認識力の直感能力から来るものであることに多くの人は気付いていないかもしれません。」

これはそんな気が割とする

IQ高い人でもコロナを見抜けなかったりするし

エゴのマインドは、識別力を希望的観測や確証バイアスと混同する傾向がありますが、これらは潜在意識によるエゴの防衛メカニズムであり、自分がすでに個人的な信念体系として確立していることについて、自分自身の気分を良くするためのものです。私たちは皆、自分が生き、経験している外界の現実を理解するために、何らかの信念体系を形成しています。識別とは、人生の経験や真実を求めて得た観察結果から洞察力を高め、その知識が自分の心に共鳴するかどうか統合して検証するという長いプロセスです。すべての人は、たとえそれが感情的に苦痛を伴うものであっても、真実を求め、知ることを望まなければなりません。

最後に、禅僧侶Thich Nhat Hanh (ティク・ナット・ハン)の「The Art of Mindful Living」より一節を紹介して締めくくりたいと思います。

人が希望を抱くのは、現在の瞬間に無力さを感じるからです。今の瞬間があまりにも重く耐え難いと感じているのです。だからこそ、希望を持って未来に投資するのです。”明日は良くなるといいな~”と願い、未来に投資することで、少しの安堵を覚えるのです。

その通り

だから、無力さを感じるような状況、あまりにも重く耐え難い状況を引き続き引き寄せるのである

引き寄せの法則は正しく働いているよ

 

さて、デイヴィッド・ウィルコックやコーリー・グッドとかにしかフォーカスしてない人達へ

カシオペアンというチャネリングが「希望的観測は自己奉仕である」と言っていたよ(と書き残しておこう)