アラフォー賢者の気ままな引き寄せライフ~第四密度行ったら本気だす~

気ままにスピ雑談、多少は人が見て勉強になりそうなことを書いていく

ネサラ・量子金融システム この長期にわたるインターネット詐欺についてその二

火に油を注いだソーシャルメディアの時代到来

シアニ・グッドウィンの死後、多くのニューエイジアセンションにまつわるブロガー等は、彼女の偽の NESARAストーリーを取り込み、『銀河コンタクト』だとか『マス・アウェイクニング』、『イントゥ ザ ライト』、『アルクイン・ブラマートン』等のウェブサイトを運営し始めた。 『銀河連邦』のETたちや『アシュター・コマンド』をチャネリングしている、と主張するインターネット上のさまざまな人々は、『エイリアンたちは、世界中でこのNESARAが実現されるのを支援するためにここにやってきているのだ』、とまで主張し始めたのだった。また、『ホワイト・ドラゴンの東アジア会』が『サンジェルマン・ワールド・トラスト』を通じて世に資金を提供し、私たちの経済的奴隷制をすべて取り除くのだ、等という主張も出現し始めた。

ふーん、でも、そもそもニューエイジとネサラって関係ない話だよねえ

ここらへんから、宇宙人やらと合体し始めたのか(ここには書いてないが、大量着陸がどうのこうのみたいな詐欺もある)

『ホワイト・ドラゴンの東アジア会』はベンジャミン・フルフォードかな

『サンジェルマン・ワールド・トラスト』ってのはね、なんか知らないけど、アセンデッドマスターたるサンジェルマン伯爵がネサラかなんかの経済計画を指揮してるという設定みたいよ

2011~2012年頃、目覚めの旅を始めたばかりで世間知らずだった私は、これらの不明瞭な内容が綴られたブログ内でNESARAの主張に出くわし、それらに夢中になっていった。 私は、この幻想的な NESARA 法が秘密裏に署名され、世界に展開される準備ができており、資金が無償で私たちの銀行口座に振り込まれ、フリー エネルギーのテクノロジーがホワイト・ハットたちによって魔法のように世界中にリリースされる、等という情報にすっかり夢中になってしまったのだ。

『それはいよいよ今夜発表されるでしょう!』、『いいえ、明日にも!』、『今週末にはやってくるでしょう!』等と言われ続けて1、2年経った後、私はようやくNESARAの主張の正当性に疑問を持ち始め、最終的にそれらをより深く掘り下げて調査することにしたのだった。そしてそれらが完全に根拠のない情報であるということを発見してしまったのである。幸い、当時の私はまだインターネットのインフルエンサーでも何者でもなかったので、このバカげた内容について聴衆に宣伝せずに済んだのだった。

まあ、大きい失敗をする前に気づいて良かったね

もし仮に、軍のホワイト・ハットたちがホワイト・ハウスのクリント大統領に署名させるほどの力を持っていたのなら、何故それが制定されることがなかったのか?そして、それがもし秘密裏に署名された法律だというのなら、何故その後のブッシュ政権の 8 年間、そしてオバマ政権の 8 年間に実施されることがなかったのだろうか?そして、これらの不明瞭な内容を掲げたブロガーたちは、これらの機密扱いとされる法律の詳細を一体どのように入手しているというのか?

それについてのあまりにも多くの点が意味不明であり、インターネットのインフルエンサーによってなされたNESARAに関する主張には、多くの矛盾がありすぎるのだ。

いや、そんなこといちいち考えなくても、『それはいよいよ今夜発表されるでしょう!』、『いいえ、明日にも!』、『今週末にはやってくるでしょう!』等と毎週毎週言われ続けたら、単純に「いい加減にしろ!」ってなるだろ

2010 年代半ば頃になると、ソーシャル・メディアを通して陰謀論に関連する情報を共有する人たちが増え始め、いよいよNESARA の主張する範囲やウィルス性が拡大し始めたのだった。そして 2020 年代に入ると、NESARA やそれに関連する『RV通貨評価替え』および『量子金融システム』理論に関連する詐欺が、これまでにない形で誕生していったのである。

へえ、RV通貨評価替えや量子金融システムって、2020年代からなのね

まあ、内容は何も変わらんのだろうけどな

※ドロップボックスとは、事務所の通路や外に設けられた、営業時間外に手紙や小包などを安全に保管する入れ物

 

ネサラ・量子金融システム この長期にわたるインターネット詐欺について ③ ジョーダン・セイザー - DivineLight’s diary

デイナール・RV (再評価通貨)および量子金融システム詐欺

何年にも渡り、『ネサラ』の代替バージョンや、それに付随する副産物のような主張が次々と出現していった。2010年代半ば頃には、次のような主張が繰り広げられた。莫大な資金を保有する『グローバル担保口座』からの『繁栄パッケージ』等というアイデアが世界にリリースされ、これらの『繁栄パッケージ』と共に、イラク通貨ディナールジンバブエ通貨ジムなどの国際通貨は『RV再評価』 され、それらの価格が大幅に上昇するであろう、というものである。これにより、インターネットブロガーたちは、熱心な取り巻き達にできるだけ多くのイラク通貨ディナールもしくはジンバブエ通貨ジムを購入するように指示したのだった。NESARA や RV(再評価通貨)が実現すれば、それらの価値が高まり保有者は金持ちになるから、というわけである。

そもそもRVは嘘な上にせこいよな

だって、NESARAが来たら、借金帳消しとかで、とにかくお金に困らなくなるんだろ?

特定の通貨の値上がりとかで金持ち目指す必要がないはずだろうに

ジュディ・バイイントンというブロガーは、長期間、『Dinar Chronicles』などの ウェブサイトや、Rumble、YouTube の動画を通じて、イラク通貨ディナール関連の偽情報をオンラインで宣伝してきた人物の一人である。 彼女の主張によれば、『GCR Updates』を通じて世界に情報を提供している、ということなのだが。(この場合のGCRは Global Currency Reset の略)

ディナール・RV(再評価通貨) の話が、いつどこで始まったのか正確にはわからないのだが、オンラインで見つけることができた最も初期のものでは、2012 年のインターネットフォーラム『DinarDaily.net』の記事が存在する。また同じく2012年初頭、これらの見え透いた嘘について投資家に警告している大手メデイアによる記事もみつかっている。

これもかなり前からだなあ

デイナールにまつわるいくつかの大規模な金銭詐欺計画も、実行に移された。 2015 年には、オハイオ州のグループがRV(再評価通貨)で金持ちになろうとしている投資家から 2,400 万ドルを騙し取る事件も発覚している。

さらに『ネサラ』を取り巻く詐欺は、このイラク通貨ディナールにまつわるものだけにとどまらない。2018 年~ 2019 年には、『量子金融システム』なるものがこれに加わったのだ。 これについても、いつどこから始まったのかを正確に突き止めることは困難なのだが、私が見つけた最も初期の記事のいくつかは、この時期(2018~2019)のものであり、それがNESARA と一緒に売り込まれた 『量子金融システム』の一連の偽情報の始まりであった。

『マス・アウェイクニング』であるとか『銀河コネクション』等、当時偽物の NESARA を宣伝していたブログの多くが、デイナール・RV(再評価通貨) や 『量子金融システム』の時流にもこぞって飛び乗った事実は注目に値する。そしてその後に、 ソーシャルメディアのブロガーたちが、これらの情報源を拾い上げては同じ話しを繰り返し、偽情報 ネットワークをますます拡張させていった、というわけなのだ。

工作員じゃねえの?

YouTube や Rumble などのビデオ共有 Web サイトの影響も、軽視することは出来ない。一部の ネサラ・ 量子金融システム・ディナール・RV(再評価通貨)関連のビデオなどは、数十万回の視聴回数を獲得しているからだ。そしてそれらは同じ物語を繰り返し、メッセージを増幅させ、あたかもそれらが正当であるかのような錯覚を与えようと互いの仕事を※エコーチェンバーとして利用し宣伝しあっているのである。

数十万回の視聴回数なら、結構金になるのかな?

現代のNESARA詐欺師たち

2020 年代に入ると、特に 2020 年の夏頃から、さまざまなインフルエンサーたちがどこからともなくぞろぞろ出現し始め、ネサラ・量子金融システム・RV(再評価通貨) の偽情報を聴衆に吹き込み始めたのだった。 これらのインフルエンサーの多くは、同じネットワーク内で活動しており、互いに、というか、彼等だけの間で互いにインタビューし合い、エコー チェンバーに燃料を供給し続けているのだ。

これらのインフルエンサーの多くが、『Q 』現象やドナルド・トランプの人気を利用することで視聴者数を獲得していったことは注目に値する。 彼らは、偽情報の主張に Q ・トランプを利用しているのだが、ここではっきりとさせておきたい。トランプ・ Q は NESARA や 量子金融システム とは何の関係もないし、彼らがこれらについて言及したことは今までに一度もないのである。

ふーん

でも、NESARAサイオペを仕掛けてる奴と、Qサイオペを仕掛けてる奴は関係あるかもしれない

同じ連中がやってるという気がするんだが

彼等の動機とは

考えうる動機の最良のシナリオとしては、これらのインフルエンサーたちが、 ネサラ・量子金融システム・RV (再評価通貨)の主張を宣伝するのは、単純に彼等が馬鹿なのであり、理論の背後にある真実または理論事態の欠如について調査することを単に怠っているからだ、というものだ。

もしくは、考えうる別のシナリオとしては、お金のため、というものだ。これらのファンタジー理論に関する最新の『情報』を探している人たちが多数いるので、彼等は動画再生回数を多く獲得しているのだ。動画ファロワーたちは、キーボードに固執し、お気に入りのインフルエンサーからの投稿をいまかいまかと心待ちにしているわけだ。彼らは、舞台裏で起こっているはずの最新情報に乗り遅れずに付いていっている、と信じ込んでいるのである。

最後に、考えうる動機として最も陰湿な可能性を挙げるとするならば、彼等のうち何人かは、政府関連の防諜グループが心理作戦等の目的のために使用している偽情報について知っているのではないか、ということである。 

真実をもって守る

ネサラ・量子金融システムに関する偽情報のみならず、『メッドベッド』さらには軍事作戦、トランプと軍部に関連した内部情報源を持っているといった主張、ディープ・ステートの面々が秘密裏に逮捕され、グアンタナモで裁判にかけられているといった主張、政治家のクローンやボディ・ダブルスの話し、さらに多くの根拠のない声明に至るまで、それらに関する偽情報を宣伝することは、これらのクリックベイト盗賊たちに共通したテーマなのである。

そうそう、全部ゴミだ

クローンやダブルについては、ちょっとあるかもしれないが

彼らの真の目的は一体何なのか? これを見破るのは困難なことだが、いずれにせよ、彼らのオンラインでの行動は信じられないほど無責任であり、嘘や誤った情報で何百万とまではいかないまでも、何千人もの人々に害を与えていることになるのだ。

真実探求者の歩みをそらすためってのが最も基本的な動機な気がするかな

多くの人が、『そんなのは嫉妬だ!』、『ネガティブになっているだけだ!』などと言って攻撃してくるのだが、この現実のねじれと戦うことは非常に重要なことなのだ。 

この種のクリックベイトや偽情報が、個人や真実探求への動きに与える損害について、多くの人たちがあまりにも認識不足である。私たちは真実をもって嘘と闘い、難しい問いかけをし、ナンセンスを永続させる詐欺に反対する勇気を持って我々自身の活動を取り締まらなければならないのだ。

※エコーチェンバーとは、エコー効果を作りだす部屋のこと

総じて、この手の詐欺に引っかかるのは、そいつのウィッシュフルシンキングが強いからだ

大いに反省すべき