・うつ症状を持つ者は、もたない者に比べ、非致死性の虚血性心疾患に1.6倍、致死性の虚血性心疾患に1.5倍かかりやすく、それは虚血性心疾患の危険因子として知られる他の要因とは無関係
45〜64歳の女性の調査で、自分が他人よりも心臓発作を起こしやすいと思ってる女性は、冠動脈疾患の死因として一般に認められている要因(喫煙や収縮期圧など)に関係なく、自分はそのような症状で死亡する可能性が低いと考えてる女性の3.7倍も死亡比率高い
・社会因性疾患、集団ヒステリー
44%学校、22%街中、10%は工場で起きてる
女性のみが関係してるのは74%、男性のみが関係してるのは4%
痙攣24%、異常な体動18%、失神、ヒステリー球・咳・喉頭炎、感覚の消失はそれぞれ11.5%
症状を示した人は、同じ作業を繰り返す仕事、異常なストレス下、上司との関係が希薄であったりすることが少なくない
ある事件ではほとんど女性で発生したが、一人で家計をささえている者2.2倍、離婚経験者5.6倍、6歳未満の子を養育している者1.3倍、発症確率多かった
・自殺のニュースが流れると翌週の自殺率上がる
その新聞の発行部数が多ければ、それだけ自殺率も高まる
マリリン・モンローの自殺した翌週、自殺率12%増加
十代後半の少年少女は自殺の報道に影響を受けやすく、自殺率増加は少年より少女の方が高い
自動車事故も、自殺報道の後に起こりやすくなる
・病的状態に関する情報伝達が、予期を生み出すことで、ある意味で発症を促すとすれば、公衆衛生及び臨床医学での情報伝達に注意しなければならない
最近のコロナ報道とかね
いぼ患者に対して、催眠暗示群、サリチル酸群、偽薬群、無治療群に分けて調査
催眠暗示のみがいぼを消失させる傾向が有意に大きかった
催眠と偽薬効果はやっぱ違うようだ
強迫性障害には偽薬が効かない、一方で広場恐怖を伴うパニック障害では25%効く
以下、超心理学的要素が入った論文
・突然死の最も一般的パターンは、困難に立ち向かいはするが、達成感や満足感をほとんど抱くことのない努力型の人
心理的要求が高く、決定許容度が低い時に「仕事による過労」が高じて心筋梗塞の確率が高まる
危険な仕事としては、ウエイター、組み立て工、ガソリンスタンド従業員など
業務上の要請という刺激に対する反応を抑制することが出来ず、作業負荷を受け入れ続けるため、より過酷な努力を強いられる
うーん、このご時世、ほとんどの仕事が危険なのでは?
心臓発作の発生率は月曜日に特に男性で高い、月曜日午前九時によく起こる
皆仕事に行きたくないんだねえ
・「自分の健康はどれくらいか?良好・まあまあ・悪い」という質問
否定的な解答は、その後10年間の死亡率増加と相関していると分かった
徹底的な診察や検査、喫煙などの客観的要因よりも、十年生きられるかを教える適切な指標になっていた
検査要らないじゃん
・リンパ腫の新薬に期待して、その偽薬で良くなったが、新薬に効果なしと発表されてすぐ死んだという例
http://www.take-clinic.com/psm_episode/Lite_story.htm
・心身現象には遠隔作用があるが、説明不能
超心理学の世界に入る
親子間、恋人同士など
子供に危機が迫っていることを母親が虫の知らせで気づくとか
ハワイのシャーマンの「死の祈祷」、最も特徴的なのは相手が同じ死に方をする
上向性麻痺を起こす、下肢から麻痺が始まり、上がっていって、横隔膜まで達すると窒息死
シャーマンの遠隔魔術
・ネズミにマラリア原虫を注射する実験では、実験者の思い込み通りの重症度を持つマラリアをネズミは発病した
遠隔治療を受けていると実験者が思い込まされたネズミは、実際は遠隔治療受けてないのに、治りが良い
いかなる仮説であれ、それを強く信じている実験者は、その仮説を立証してしまう可能性があると思われる
・いくつかの管理実験から、人間は心の力で、遠方に置かれている微生物や植物の成長・突然変異を促進・阻害できると分かった
作用者が1.5m〜2.4kmほど離れている時
ルーサー・バーバンク(トゲ無しサボテン創った人、800種もの新しい品種を創った。サボテンに「身を守る棘は要らないよ、私がお前たちを守ってあげるから」とか話しかけていたそうだ)が生き証人であった
であるならば、宇宙人ならさぞや植物や動物の新しい種を作れることだろう(きっと人間の種も)
ここらへんで進化論の限界が出るんじゃないのか?
・キリスト教会やユダヤ教会に定期的に通ってるだけで健康を増進する
こうした恩恵は、どの国のどの宗教でも、どんな疾患にもある
・乱数発生装置を心の力でコントロールできる、という研究がある
肉体とはマクロの、生体の乱数発生装置と考えられる
例えば、神経の興奮は確率論的な形で起こる
優れた本だった