アラフォー賢者の気ままな引き寄せライフ~第四密度行ったら本気だす~

気ままにスピ雑談、多少は人が見て勉強になりそうなことを書いていく

(本)心霊講座 浅野和三郎、続

 第五講 一 最も劇的な心霊現象

こちらの章は浅野の考え方がよくまとめられている

 

第七講 一 ベーレーの物品引寄現象

 これを要するに、ベーレーの物品引寄現象において非難を甘受せねばならぬのは、主として彼の守護霊と名告なのるものでありましょう。霊媒の躯を占領して格別必要もなき嘘を吐くことがある――其所そこに許し難き不純性があります。

霊媒が誠実でも、守護霊が嘘つき

こういうのもあるのか

 

第八講 二 霊視能力の実験並に体験

元々不可知論者であった浅野がスピリチュアルに転向する切っ掛けの話

非常に面白い

 

第八講 三 霊視の実例

日本にもいたんだねえ

現在でも何人かいてもいいはずだ

 

第八講 五 精神測定現象

 マストドンと称する、第三期の巨獣の歯牙の一片を与えられた時の、彼女の精神測定は一層正確で、自分自身が右の巨獣に同化したかと思わるる程度に深入りしました。――

       (太古の巨獣歯牙の測定)――これは何やら非常に大きい獣物けだものの一部、多分歯牙の一片かと存じます。――あれ、私は自分がその巨獣になったように感じます。んてまあ大きな脚でしょう!

 不恰好な頭部ですこと! んて途方もないおおきな躯でしょう! 私は水を飲みに沢に降りて行きますがあごが重いので、言葉がうまくきけません。私は四つんばいになって水をんでいます。――アレ森の中に大きな咆哮さけびが起りました。私はそれに応えたいように感じます。私の耳は非常に大きくて厚ぼったいものです。頭を振ると耳朶がバタバタ顔に当ります。群の中には私よりも老いたる獣がります。この重たいあごで言葉をきくのは、んて間延びがしているでしょう。一疋などは非常な老獣で、イヤに頑丈な二本の歯牙が生えています。皮膚は皆暗褐色で、丁度革皮なめしがわのように見えます。幾疋いくひきかの仔獣もいます……。

考古学なんて全部これでいいじゃん

 

 第八講 六 遍歴的霊視現象

秋山中将には、モ一つ同性質の貴重な体験があります。それは明治三十八年五月二十四日の晩に、三日後に起るべき日本海々戦の実況を予知したことで、ついでにこれも読者に紹介することに致します。

秋山中将というのはこの人

https://ja.wikipedia.org/wiki/秋山真之

敵ははたして対島海峡にやって来るだろうか? 来てくれれば難有ありがたいが万に一太平洋を迂廻うかいし、津軽海峡宗谷海峡を通過して浦塩ウラジオに入られては大変だ

日露戦争も終わりの方で、日本も露も余力がない

その時に、ロシア艦隊が「対島海峡を通るか、津軽海峡宗谷海峡を通るか」の見極めで、日露戦争の決着が着いてしまう、という超責任重大な場面

眼をつぶっていろいろ考え込んでいる中に、ツイうとうととしたかと思う瞬間、私の眼の中の色が変って来た。そして対島海峡の全景が前面に展開して、バルチック艦隊が二列を作って、ノコノコやって来るのが分明に見えるのです。占めた! と思うと私ははッと正気に返ってしまった。こんな霊夢見たいなものに逢ったのはこれで二度目ですから、私は直ちに、こりャたしかに神の啓示だと直感しました。

その場面で、秋山中将はこんなヴィジョンを見て、見事に当てた、という話

さて、同じ時、伊藤博文が易聖・高島嘉右衛門の所に行って占わせたって話があって、これもまた面白い(高島嘉右衛門伝、第八幕・財は望まぬ高望み

こちらも見事に対島海峡に来るということを当てた

これを読み違えたら、日露戦争負けてた可能性が高い

こんなオカルトで日本の行く末が決まったって話、学校の歴史の授業でも教えるようにすれば、つまんねー授業も面白くなるのではないの?

古代に国が国事として占いをやってたことを、原始的だと馬鹿にする風潮があるが、このエピソードは明治だからねえ、全然古代でも原始でもないし、占いを馬鹿には出来んぞ