本「エデンの神々」にはラエリアン・ムーブメントのことは出てこない
しかし、ラエリアン・ムーブメントは、この本で述べられている観点から見ると、ほぼそのまんまで非常に分かりやすい
分かりやす過ぎて、糞宇宙人共に感謝したくなるほどだ
普通の人々がこの宗教を見ても、おそらくは「単なるでっち上げだろ」と5秒位で判断して、それ以降、意に介さないのではなかろうか?
しかし、私は思うところでは、本当に、ラエルという人に異星人「エロヒム」かどうか知らんが謎の知的存在がコンタクトしたのだ
「エデンの神々」によると、糞宇宙人共は霊的知識を物質的イデオロギーに退行させようとする
そのプロセスはこんな感じ
1:皆、霊的存在。霊は物質に先立つ。霊は物質から究極的に自由である
2:皆、霊的存在だけど、階級があって変えることは出来ない
3:皆、霊的存在だけど、特別な上位存在がいて、他の存在は下位
4:誰にも霊的側面はあるが、純粋な霊的存在は一つだけ、唯一神
5:霊的現実は存在するが、物質界に依存する。唯一神があるとすれば、それは物質存在か物質法則だ
6:霊的現実は存在しない、全ては物質過程で説明できる
7:「生命」は存在しない、全ては無物質の物理過程である。「生命」や「思考」は錯覚に過ぎない
・・・このようにして、こいつらは、人間に自分は何も出来ない存在だと思わせておいて、支配したいわけだ
まともな宗教が世に現れると、こいつらはあれやこれやとツイストをかけて、そのまともな内容がまともに機能しないようにする
これをニューエイジ宗教について行ったもの、と見ると非常に分かりやすい
もちろんそのツイストの掛け方は、「あからさまで分かりやすいもの」から「微妙でわかりにくいもの」まであるだろう
また、そういう観点からすれば、どうしてここまでニューエイジ宗教には色々あって、カオスを極めていて、似たような言葉を使いながらも微妙に内容がズレてて最終方針はもっとズレる、とかが起こるのか、納得がいくのではなかろうか?
こういうのを頭の片隅に置きながら、諸々のニューエイジ宗教に触れるというのが賢いのではなかろうか?
追:
ちなみに、個人的には、ラエリアン・ムーブメントの「人生楽しもーぜ!イエー!」みたいなノリは割と好き
それと、ラエリアン・ムーブメントのマーク、六芒星と卍を掛けあわせたもの、について
何も知らない素人の仕事じゃないんだよなあ