アラフォー賢者の気ままな引き寄せライフ~第四密度行ったら本気だす~

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サプリの副作用、タバコ1、タバコ3

サプリの副作用 | ナカムラクリニック|内科・心療内科・精神科|神戸市中央区(花隈 元町 三宮)

ビタミンやミネラルの欠乏症状に対しては、サプリメントを使えばいい。ここに異議を唱える人はいないと思う。
しかし短期的に著効するサプリを、長期的に服用しても、何ら問題はないのだろうか。
長期的に飲み続けても、やはり体にいいのか。それとも、何らかのデメリットがあるのか。
実はこの点については、議論がある。

僕の臨床経験でも、「その体調不良はおそらくサプリメントの大量服用によるものではないか」と思われる症例を見たことがある。
この患者は知的レベルの高い人で、漫然とサプリを飲んでいるわけではなかった。「このサプリはこの論文で有効性が示されているから」と、自分できちんと考え納得した上で飲んでいるような人だった。
ただ、飲んでるサプリの種類と量がものすごく多かった。
飲んでいるサプリの一覧を見た。確かに、どのサプリも悪くない。一つ一つを見れば、各々の症状にきっと効くはずだ、と思う。しかしこれを全部飲むとなると、ちょっと、、、
どう助言したものかと、言葉に詰まってしまった。一つ一つは、全部合っている。でも全体としては、間違っている。
還元主義の罠だ。局所の事実の総和が、全体の真実とは限らない。

https://www.consumerreports.org/cro/2014/05/do-vitamin-supplements-work/index.htm
ここにあげられている例として、以下のようなものがある。
・50歳以上の男性において、ビタミンE、セレンの長期服用は前立腺癌の発症リスクを増加させる。
マルチビタミンのサプリを長期に服用しても、癌や心血管系疾患の予防効果はなかった。また、加齢に伴う精神機能の低下を予防する作用もなかった。
・オメガ3系脂肪酸のサプリを長期に摂取しても、心血管系疾患(心筋梗塞脳卒中など)の抑制にはならなかった。

「効果がない」だけならまだしも、逆に癌のリスクが上がるとか、本当ならショックだな。
僕のほうにも「抗酸化物質だから、体に悪いはずがない」という思い込みがあるから、ビタミンEにしてもセレンにしても、遠慮なく飲み続けていいよと患者に勧めてしまいそうだ。
こういう研究を見てしまうと、長期的な健康の維持にはやっぱり食品が無難だなと思う。
もっというと、短期的にすぐ改善させたい場合でも、食品で改善させるのが本来あるべき形なんだろうな。
食養生という言葉があるように、B1欠乏ならぬかとか胚芽を食べればいいし、C不足なら柑橘類を食べればいい。
食事の一工夫で改善するところ、サプリの服用を勧めるというのは、一見近道のようでいて遠回りなのかもしれない。

ふーむ

 

タバコ1 | ナカムラクリニック|内科・心療内科・精神科|神戸市中央区(花隈 元町 三宮)

しかし、これまで世に出た医学文献のうち、ニコチンの依存性を実証した文献はただのひとつとして存在しない。
http://www.ecigarette-politics.com/is-nicotine-addictive.html

逆に、ニコチンがいかに体によいか、ということを示した論文なら、無数にある。
神経疾患(ADHD強迫性障害統合失調症うつ病アルツハイマー病、パーキンソン病)、自己免疫疾患あるいは炎症性疾患(潰瘍性大腸炎、癌、風邪など)、ニコチンの有効性が確認されている疾患は多い。

へえ〜

そもそもニコチンは、普通の食事に含まれている成分のひとつだ。
ナス科植物(ナス、ピーマン、トマト、ジャガイモなど)に当たり前に含まれていて、血中ニコチン濃度を調べたら誰でも陽性になる。
しかし、ナス科植物のタバコだけは、そこに含まれるニコチンだけは例外で、体に悪い、ということになっている。
不思議だ。

多くの被験者に純粋なニコチンを高用量で6ヶ月に渡って投与しても、誰一人として依存を生じなかった。ニコチンの依存性を証明しようとした研究は、ことごとくすべて失敗している。
もういい加減認めよう。
ニコチンは依存性物質ではないのだ、と。

ほお〜

では、なぜ、ニコチンには依存性がある、ということになっているのか。
「ニコチンは依存性があり、体に悪い」という社会通念を広めることで、金もうけをしている人がいる。
禁煙したい人に対して「タバコ依存はニコチン依存なのだから、ニコチンを別の方法で摂取することで禁煙できる」という理屈のもと、禁煙補助薬を売り込むことができる。
実際にはろくに効きもしないのにね。
『ニコチンパッチを6ヶ月以上使っても、禁煙には無意味』
https://www.cardiosmart.org/News-and-Events/2015/03/Duration-and-Effectiveness-of-Nicotine-Patch-Use

では、タバコ依存に陥っている人は、ニコチンでなければ一体何に依存しているのか。
一般的なタバコを吸っている人に対して、有機無添加のタバコ葉をパイプで吸っているような人は、タバコ依存にならない。
このあたりをヒントに考えれば、タバコに何らかの依存性を引き起こす添加物が加えられている、という推測は自然だろう。
しかし企業秘密なのだろうか、僕が調べた範囲では、その物質に関する情報をつかむことはできなかった。

 

タバコ3 | ナカムラクリニック|内科・心療内科・精神科|神戸市中央区(花隈 元町 三宮)

タバコは、ミネラル成分として、非常に高濃度のケイ素を含んでいる。ケイ素はクォーツの別名と思ってもらえればいい。
植物のなかには土壌中のケイ素を大量に吸収して蓄えるものがある。タバコ(葉)、スギナ(葉)、キュウリ(実)、サルサパリラ(根)、甘草(根)、エキナセア(全草)、穀物などが有名だ。
なかでもタバコ葉のケイ素含有量は植物のなかでもトップクラスだ。
葉にフィトリス(phytoliths)と呼ばれる小顆粒があって、そのなかにケイ素がぎっしり埋め込まれている。

そう、タバコとクォーツ(ケイ素)が抱き合ったということは、タバコが土壌中のケイ素を吸収して内部に取り込み、植物界の神、鉱物界の神、両者が人間の病苦を癒やすためにこの世に顕現したということだ。
古代インドの神話は、現代科学の目から見ても充分に正しかったということだ。

へえ〜

ケイ素は、骨、皮膚、髪の構成要素であることはもちろん、精神への影響も大きい。
飲み水、食品など、ケイ素の摂取量が多い人ほど、認知機能が高く、アルツハイマー病を発症しにくいことがわかっている。
https://academic.oup.com/ajcn/article/81/4/897/4649100
これは2005年の研究だが、すでにこの30年前にEdith Carlyleが著書”Silicon Biochemistry”のなかで、「脳は、事実上、ケイ素でできている」と述べている。
脳は体の他のどの部位よりも、ケイ素の取り込みが多い。特に、海馬、尾状核レンズ核で濃度が高かった。
記憶を司る海馬でケイ素の濃度が高いことは、非常に興味深いことではないか。
ケイ素の摂取量の減少がアルツハイマー病の発症率の増加につながることと関連しているに違いない。
ここから類推すれば、タールなどの添加物を含まない純粋なタバコ葉を吸っている人では、ケイ素が多く供給されるため、認知症の発症率が低いと考えられる。
さらに、認知症患者では、脳内のアルミ濃度がケイ素濃度より高い。アルミが蓄積すると、ケイ素を押し出してしまうことがわかっている。

タバコはケイ素供給剤だったのか

ケイ素が不足しがちな現代人だが、食品やサプリを使ってケイ素をしっかり摂取してみるといい。
そうすれば、奇跡が起こる。どんな奇跡かって?
タバコを吸いたい欲求が、魔法のように消えるはずだ。
ケイ素こそ、魔法のミネラルと呼ぶにふさわしい。