カシオペアンの参考図書
トンデモ本として有名
「おもしろいか、それとも、つまらないか?」と聞かれれば、まず「おもしろい」と私なら答える
一昔前に金星は彗星であった、彗星が地球をかすめると大災難が起こる・起こった、という話
それを色々な証拠から、特に様々な地域の様々な民族の神話・伝承を通覧することによって論を固めていくってのが特徴的
「人生つまんないな〜、人類滅びたりしないかな〜」とか日々思っている人は楽しめる、と思うよ
もしこれを読もうとする人がいるならば、始めにエピローグにざっと目を通すのがいい
全体の要約になっているから
金星は以前彗星であったが、人類の記憶が始まってから、惑星の家族に加わった
彗星「金星」は木星から作られた
それから、もっと小さな彗星が、金星と火星が接触した時に作られ、かくて太陽系内の彗星はこうして生まれる
地球の軌道が一度ならず変化し、一年の長さが変わった
地軸の地理的位置も、天文学的の方向も再三変わり、近代において北極星はおおぐま座にあった
一日の長さも変化した
極地方は場所を変え、極の氷は中緯度に移って、他の場所が寒帯に入った
金星・火星・地球が極めて近く接触して、放電が起こり、また地球の磁気極はわずか数千年に逆転し、さらに月の起動が変化するとともに、一ヶ月の長さも変化し、しかもこれが何回も起こった
前15世紀〜前8世紀の700年間は、一年360日であり、一ヶ月は30日であったが、それ以前は一ヶ月も一年もこんな長さではなかった
造山問題、海の侵入問題、海と陸との場所交換の問題、新島の出現と火山活動の問題、気候の突然変化と、北部シベリアの四足獣の滅亡と全種族の絶滅問題、自身の原因問題も、ほぼ解決した
世界各民族の宗教が、星に関係した共通の起源を持っている
世界的大火、石油が空から降り注いだ、ほんの僅かの人々と動物が生き残った、紅海を渡った、シナイ山に神が現れた、死の影・神々の曙光はイスラエル人が砂漠をさまよっている時分のことだった、マナあるいはアンブロジアが実際に空から金星の雲から降った
惑星たちがなぜ神に崇められたか、どの惑星がパラス・アテネで代表されたか、何がイリアドを貫く宇宙筋書となったか、何が故にローマの人々はマスを国民一般の神となしローマ建設者の先祖としたか
ヘブライの預言者アモス、イザヤ、ヨエル、ミカ、その他の人々の託宣の真の意味
大天使の本来の意味、およびこの世の終わりに審きの日があるという信念のよって来るところ
参考
カシオペアンだと大方ヴェリコフスキーの見方を肯定するが、時期は異なるとか、金星とは別に大彗星が回ってるとか、所々違うことを言っていたと思う
細かい所は私もきちんと整理できてない
カシオペアンとSOTTのご紹介の中の記事
地球に壊滅的な影響を与えた「金星」彗星の7回の通過
地球は火星の水を「盗んだ」のだろうか?
火山噴火、地震および3600年の彗星周期
マンモスが急速冷凍された宇宙的カタストロフの謎
等を見ればいいだろう、多分