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これもカシオペアン・チームの推薦書
題名通り、カフェインとアルコールについての最新の研究を踏まえた解説書
但し、97年発行だけど
スピリチュアルとか関係なく、普通の本
アスピリンを服用すると、血中アルコール濃度が高くなり、酔の時間も長くなる
グルタミン酸受容体の阻害で酔ってる間の記憶障害
アルコールはベイリウムと同じようにGABA受容体の感受性を高め、不安を和らげる、鎮静
アルコールは報酬系で使われる全ての神経伝達物質に影響を及ぼす、注目されてるのはドーパミンとエンドルフィン
覚醒剤のようにドーパミン値を上昇させ、短時間だが興奮状態を生み出す
エンドルフィンを放出し、アヘンに似た効果
セロトニン系にも作用
ルコールに冠動脈性心臓疾患に対する予防効果、でも飲酒に関連する病気になったりするので・・・
アルコールは睡眠薬としてあまり役に立たない、夜半に目が覚める、レム睡眠を妨げる
アルコールは感染(風邪)に対する抵抗力を高める、飲酒量が多い場合は何とも言えない
性的な反応を高める要因は、実際にアルコールが体内に入ったかどうかでなく、入ったと思い込むこと
母親:胎児期にアルコールにさらされると精神の発達などに悪影響を受ける、父親:精子にも悪影響
二日酔い:脱水には水をたくさん飲む、頭痛にはカフェイン、倦怠感や筋力低下は酸の過剰による
動物はアルコールを嫌うのだが、アルコールを好むマウスの育種に成功
これによって、アルコール嗜好が遺伝子によるものだという可能性が否定できなくなった
様々な研究を行った所、遺伝子の欠陥がアルコール依存の唯一の原因ではありえないという結果ばかり、氏も育ちも問題
アルコールを飲んだ後の睡眠が長いマウス、うとうとするだけですぐに元に戻るマウス、活動的になるマウス、無気力になるマウス、いろいろいる
アルコール依存症を1型2型に分ける説、1型:中年以降に発症し軽症で環境要因大きい、2型:早い時期(しばしば思春期)に発症し重症で環境に関係なくて男性のみ