以前から、さまざまな国で、繰り返して発表されていた調査で「どんな人たちが(コロナ)ワクチンを接種し、どんな人たちが忌避したか」という傾向を探るような研究をよく目にしました。
おおむね、どんな調査でも、「高学歴の人たちが、ワクチン接種を積極的に受け入れていた」というようなことが言われたりしていました。
逆にいえば、ワクチンを忌避した人たちでは、学歴の高くない人たちが多く見られたという主張でした。
イスラエルの論文より
…遵守者(ワクチン接種の遵守者)は、非遵守者と比較して、より高い一般知能スコアおよび軍事社会スコアを示した。知能の高さは、ワクチン遵守の最も強力な予測因子だった。
…新型コロナウイルス感染症のブースター接種を受けた人たちは受けなかった人たちよりも高学歴である可能性が高いと報告されている。系統的な分析において、高等教育とワクチンの受け入れとの間に同様の関連性があることを発見した。
これらはプロパガンダじゃないのかね?
こういうことを喧伝すれば、馬鹿は「馬鹿だと思われたくない」って打ちに行くから
そもそも高学歴ばかりが打つようなもんならば、ワクチンはこんなに社会問題になってないんだよ
当時は、こういう調査を見て、「へえ」とか思っていましたが、冷静に考えますと、「それは当たり前」であることに気づきます。
一概には言えないですけれど、高学歴という意味が難関大学の卒業者だという意味だとして、おおむね、「そういう人たちは子どもの頃から、権威や体制や世間の常識に従順であることが多い」ということがあります。あくまで「おおむね」であり、全部ではないです。また、「権威」という言葉は大げさですが、まあ、先生でもいいですし、あるいは「世間でエラいと言われている人をエラいと思う」という感覚でもいいですし、まあ、そんな感じのことです。
権威や体制に不従順である高学歴の人たちもいないではないでしょうが、最近は難易度の高い大学の受験は大変らしいですので、子どもの頃からそういう態度で生き続けて、高学歴者となるのは難しい気がいたします。
この特異な例はともかく(好きなエピソードなので書いてしまいました)、一般的には高学歴者は体制に従順な児童期、青年期であることが多いと思います。
そして、たとえば、今の社会で最も高学歴に該当する人たちの中には「医師」が含まれます。
1回目と 2回目は、ほぼ 100%に近い。最初のブースターも 85%です。
医師には、先ほどの高学歴者の特徴である「権威、体制、規則に従順でありやすい」ということに加えて、「医学部で薫陶を受けている」というもうひとつの宿痾があり、そのために上のような飛躍的な率に「なりやすい」のだとも思います。
もちろん、高い学歴を持つ人たちを揶揄しているのではありません。それは、はっきりさせておきたいと思います。
尊敬はしないですが、否定的な見方もしません。
そういう方々は、多くの人が、小さな頃からよく勉強をして、人生の道を踏み外さないで真っ直ぐに来られた方が多いと思います。
それは立派なことだと思います。
本当は子どもの頃にやりたかったことも、ある程度は抑えて生きて、そして大変な努力を積んできたという意味では、ある意味で尊敬に値します。
しかし。
ここに問題があるのです。
自分に対しての規制、抑制、そして努力は、「どれもマインドコントロールを強化する心理状態を育む」可能性が高いのです。
ともかく、アカデミズムの蔓延が、たとえば医療の世界なら、既成観念の呪縛から医師たちを解放できなくなっていて、さらには、そのような構造の下にある医療の世界に一般の人々も、ほとんど無思考で依存しているという構図。
この構図がきわめて大きく変化しない限り、過誤の医療も、巨大な薬害も終わることはないのだと確信します。
もちろん、これらの問題の根幹には、最初のほうに書いた通りの「学歴社会」の問題があります。大学はすべて何らかの養成所だからです。
しかし、今の社会の現実や、人々の指向がそう簡単に変わるとはとても思えません。
この記事は高学歴者を批判するけれども、高学歴は社会全体で比較的少数なわけで、今の社会の現実を丸ごと彼らのせいにすることはできない
今の社会の現実があるのは、高学歴でないその他大勢も「権威、体制、規則に従順でありやすい」から、としか評しようがないんだよ
とすると、「高学歴」だから、「小さな頃からよく勉強をして、人生の道を踏み外さないで真っ直ぐに来られた方が多い」から、「子どもの頃にやりたかったことも、ある程度は抑えて生きて、そして大変な努力を積んできた」から、「権威、体制、規則に従順でありやすい」、という理屈は、もっともらしく見えるけど使えない
高学歴へのやっかみが入ってない?
あまり関係ない話ですが、ルドルフ・シュタイナーは、「詰め込み教育は、子どもたちに最悪の結果を招く」と述べていました。
シュタイナー教育というのがある
人智学の何とか体がどうのこうのという理論に基づいた教育
まあ、普通の人はオカルトと考えるだろう
それによれば、子供はエーテル体が未完成で、エーテル体が記憶を司るので、暗記を中心とした教育は良くないらしい(うろ覚えだが、確かそんな感じ)
え?禁止するということは、良いんだね(笑) | donのブログ
良いんだろうね
ただタバコ自体はいいけど、市販の紙巻きは添加物云々で良くないので、紙巻き禁止は半分正解かもなあ
英国で若者への紙巻きたばこの販売禁止へ 2009年生まれ以降対象に 下院で法案可決
2024年4月17日
イギリス議会で2009年以降に生まれた人は生涯、紙巻きたばこを買えなくなる法案が可決されました。 イギリス議会下院で16日、2027年から紙巻きたばこを販売できる対象年齢を現在の18歳から毎年1歳ずつ引き上げる法案が可決されました。 店などは違反すれば罰金が科される可能性があり、販売時により厳格な年齢確認が必要になります。 イギリスではコンビニのような店でたばこを購入できますが、普段は棚の中に入れられていて、たばこは見えないようになっています。 法案では2009年以降に生まれた人への紙巻きたばこの販売を永久に禁止し、喫煙者を減らすことを目指していますが、たばこの所持や喫煙行為は禁止していません。 法案は今後、上院での採決などを経て成立する見込みです。