昨年(2024年)の元旦に、「今年は〈存在論的(オントロジカル)〉ショックの年になるだろう」と書いた。
2023年7月のアメリカ議会の公聴会でのデビッド・グルーシュらによる衝撃的な証言を見て、2024年にはUAPやNHIについて大幅な情報公開(ディスクロージャー)が進むだろうとの予測からそのように書いたのだが、実際には、いくつかの進展はあったものの、全面的なディスクロージャーにはまだまだ遠いと感じさせる一年だった。
しかし、年末にかけて、主にアメリカ東部のニュージャージー州を中心とした大量の「ドローン」出現があり、目撃者が続出するに及んで、地元の州政府のみならず連邦政府も対応(というより無対応)を強いられる騒ぎになった。この騒ぎはまだ続いている。アメリカだけでなく全世界的にUAPの目撃が多発していて、今後も予断を許さない。
これは期待しても良さそう
このような異常な事態が発生し続けているにもかかわらず、主要メディアの動きは鈍い、と言わざるを得ない。そして人々の関心もそれほど高くはないように思える。これにはやはり数十年かけて築き上げられてきた「UFOタブー」の大きさを感じる。
主要メディアや一般人が鈍いのは分かりきったことだが、ある程度陰謀論に通じてる人でも相当鈍いというのはちと驚きだね
そろそろUFOとか宇宙人の問題について勉強する時期に来てるのではないかと、個人的には思うよ
先ほど述べた人間の認知機能に備わる問題について、インゴはダーウィンの「ビーグル号航海記」を引用しながら興味深い例を挙げている。
ダーウィンの一行はビーグル号で南米の海岸に到達し、現地人に迎えられた。現地人はダーウィンたちが上陸するために使ったボートを見て、こんな小さなボートでどうやって太平洋を渡ったのか、と驚嘆して彼らを崇めた。
ダーウィンは彼らに、自分たちはボートで海を渡ったのではなく、巨大な軍艦に乗って来たのだ、と話し、海に浮かぶビーグル号を見るように仕向けた。
しかし今度はダーウィンが驚いたことに、現地人たちはビーグル号を認識できなかったのである。彼らにはしばらくの間、文字通りビーグル号が「見えなかった」というのだ。
この事例からインゴ・スワンは、人間の心には「情報処理グリッド」と彼が呼ぶものが内蔵されていて、グリッドで捉えられない事物は存在しないものとして処理される(スルーされる)のだと説明する。
これを今の「ドローン現象」にあてはめると、同じことが起こっているのが分かる。人間は、すでに自分が把握し理解している枠組みでしか物事を捉えられない。たとえば夜空に飛ぶUAPを「ドローン」としてしか捉えられないのがそれである。
まあ、そうなのかもね
もちろんUAP関連の動きも随時追っていく。最近のUAP現象の多発は、「彼ら」の側がこちら側の遅々としたディスクロージャーの動きに業を煮やしているのではないか、とも思わせるほどである。
このnoteは、多くの読者に読まれることを想定していない。UAPやNHIや人間のバイオマインドについて真剣な関心を持つ少数の人たちに向けて、自分のノートを公開するような形でこれからも書いていく。
同じような志を持つ方々の参考になれば幸いである。
ありがたいことだ
が、この人はUFO開示運動の「役に立つ馬鹿」を応援してる「役に立つ馬鹿」の立ち位置なのよね
新年の初めということで注意喚起しておこうか
参考:コズミック・エージェンシー、米国議会でのUFO/UAP公聴会 - エイリアンの暴露?私の意見 - アラフォー賢者の気ままな引き寄せライフ~第四密度行ったら本気だす~
トランプ・ホテル前テスラ爆破の実行犯が送った「ドローン」に言及するメール|伊福部大耀
この件はカシオペアンフォーラムでも勢いある
次のセッションで質問されるんじゃないかな
1月1日にテスラのサイバートラックに爆発物を積んでラスベガスのトランプ インターナショナル ホテルの前で車もろとも爆発した元グリーンベレーのマット・リベルスバーガーが、決行前に知人に送ったメールが波紋を呼んでいる。
「ドローン」で私たちが目にしているのは、最近では中国が東海岸で、しかし歴史を通して米国が、重力推進システムで動く航空機を運用しているということです。この能力を持っているのは米国と中国だけです。この活動のオープンな場所は、ボックスの下にあります。
中国は何年もの間、大西洋から潜水艦からそれらを発射してきましたが、この活動は最近活発化しています。現時点では、これは単なる力の誇示であり、彼らはそれを、統合通信システムの一部でもある信号とISRに気球を使用したのと同じように使用しています。いつでも、これらの気球が何十個も空中にあります。
それで、速度とこれらの無人航空機のステルス性は、これまで存在した中で最も危険な国家安全保障上の脅威です。基本的に無制限の積載量があり、必要に応じてホワイトハウス上空に駐機できます。チェックメイトです。
ここで高度なドローン技術、アメリカと中国による重力推進システムの使用に関する機密プログラムの存在が言及されていることから、ロス・コーサートやジェフ・ミシェルズなどのUAP界隈もザワついているのが現状(日本時間1月5日午前10時現在)。
考察:トランプ政権はディスクロージャーに舵を切るか?|伊福部大耀
以前に、第2次トランプ政権においてUAP/NHIに関する情報開示が起こるかどうかについて書いた記事では、その見込みについては懐疑的だと述べた。
だが、第2次トランプ政権の閣僚の顔ぶれがかなり出揃ってきた段階になり、多少見方が変わって来たので書いておく。
まず、主だった閣僚の顔ぶれを見てみよう。
副大統領:J・D・ヴァンス(Vice President: J.D.Vance)
国務長官指名:マルコ・ルビオ(Secretary of State pick: Marco Rubio)
国家安全保障問題担当大統領補佐官:マイク・ウォルツ(National security adviser: Mike Waltz)
国家情報長官指名:トゥルシー・ギャバード(National Intelligence Director pick: Tulsi Gabbard)
CIA長官指名:ジョン・ラトクリフ(CIA director pick: John Ratcliffe)
政府効率担当省:イーロン・マスク、ヴィヴェック・ラマスワミ(Department of Government Efficiency: Elon Musk, Vivek Ramaswamy)
保健福祉長官:ロバート・ケネディ・ジュニア( United States Secretary of Health and Human Services pick: Robert F. Kennedy Jr.)
上に挙げたのは、いずれも過去にUAP機密の透明性の推進に前向きな発言を公的に行ったか、UAPに関するブリーフィングを受けたとされる人物である。
辞任したが、最初に司法長官に指名されたマット・ゲーツもUAPについて突っ込んだ発言をしていた。
唯一の例外はイーロン・マスクで、彼は意外なことにこれまでUAPについては否定的な発言しかしていない。しかしながら、彼の「スペースX」には疑いなくNHIと協働していると信じている人々が働いている(ダイアナ・パスルカの『アメリカン・コズミック』に登場するタイラー・Dはその一人)。イーロンがUAP機密について「何も知らない」ということはあり得ないと思える。
ロバート・ケネディ・ジュニアは反ワクチン論者という批判がよく報道されているが、大統領選挙の立候補者であった昨年にUAPの情報公開を公約に掲げている。
また、あのダニエル・シーハン弁護士がロバート・ケネディ・ジュニアの家族の感謝祭のパーティーに出席しており、両者がかなり懇意な関係にあることは大きな意味を持つ。
これらの人選から、第二次トランプ政権の主要な閣僚がディスクロージャーに前向きで、関心を持つメンバーで占められていることは明らかである。
そのトランプがギャバードとラトクリフに求めているのは、彼らが従来の慣習を破り、組織的官僚的なあらゆる抵抗に抗って、アメリカ政府の諜報諸機関に大きな変革をもたらすことである。
トランプは、旧来の情報機関を根こそぎ改革するための計画を述べている。
トランプ支持者はこれを「ディープステート解体計画」と呼んでいるが、もしこれが部分的にでも実行されれば、この数十年にわたり構築されてきたアメリカの政府組織内部の権力構造がほとんど原形を留めないまでに解体されることになるだろう。
もちろんこれに対しては、既存のワシントン政治を牛耳ってきた民主、共和両党のエスタブリッシュメントと各界のエリートたち、これまでアメリカの情報・諜報機関を支配してきた勢力がありとあらゆる手段で激烈に抵抗するだろう。激しい権力闘争、政治闘争が起こり、アメリカ国内の分断が嵩じて内戦のような事態にまで発展する恐れもある。
あとはトランプがどこまで本気でやるかである。
外交、経済、国内問題などの重要事項が山積する中で、上記のような組織革命を行わねばならないときに、UAP問題が優先順位の上位にリストされることは考えにくい。
だが、情報・諜報機関内部での激烈な権力闘争の中で、過去数十年間にわたり非民主的な過程で国民の目を隠れて実行されてきた機密プログラムの存在が旧勢力の致命的な汚点として浮かび上がってくる可能性はある。
このプログラムは、議会による監視の目に触れず、大統領すら知らないうちに莫大な闇の予算を流用し続けてきた。トランプが本気で既存の闇の権力を打倒するつもりであれば、このブラックバジェットの存在を決して避けることはできない。逆に言えば、この部分にメスを入れずに終わるのであれば、トランプの「ディープステイトの解体計画」はその名に値しないものであると言わざるを得ない。
閣僚の中にこれほど多数のディスクロージャー推進派がいることは決して偶然ではないだろう。UAP機密解除はトランプの計画の中で情報・諜報機関との戦いにおける重要な要素として位置づけられているように思える。トランプは、最も効果的な瞬間を見計らって、この究極のカードを切るつもりだと見る。
やっぱ陰謀論の基本が分かってない人なんだよなあ
それはそれとして、UFO情報開示を多少はやりそうかな
ただ、あまり深い部分はやはり期待薄で