アラフォー賢者の気ままな引き寄せライフ~第四密度行ったら本気だす~

気ままにスピ雑談、多少は人が見て勉強になりそうなことを書いていく

小麦、小麦2、ビーガンダイエット

小麦 | ナカムラクリニック|内科・心療内科・精神科|神戸市中央区(花隈 元町 三宮)

勉強になるなあ

すでに遺伝子組み換えの大豆やコーンが流通して僕らのテーブルに上っていることは多くの人が知っているだろう。しかし、遺伝子組み換え小麦はまだ一般に流通していないのではないか、と思われるかもしれない。
しかし小麦は、20世紀後半に大幅な品種改良が行われた。これは遺伝子組み換えではなく、交配によるものだった。学者の間には、なぜか「交配による品種改良は安全」という神話がある。そのため、動物実験も人体への安全確認の試験も行われることなく、この新種が市場に流通することになった。

「交配による品種改良は安全」という神話ってのは、確かにある

私もなぜかそんな感じを持ってる
この背景には、あの巨大な力が働いている。ロックフェラーだ。

またコイツか、どこにでもしゃしゃり出てくるな

そもそもの事の始まりは1943年、ロックフェラー財団の協力のもと、国際トウモロコシ・コムギ改良センター(IMWIC)が設立されたことである。「今後予想される人口増加による世界的飢餓から人々を救うため」というケチのつけようのない目標を掲げた組織で、品種改良を通じて病気、日照り、高温、除草剤に対する耐性を高め、収穫量を増やす研究が精力的に行われた。

交配によって生まれた新種が無条件に安全だというのは危険な思い込みだ。新品種の小麦に発現したタンパク質を、二つの親の品種と比較すると、子品種のタンパク質の95%は親と同じだが、5%は二つの親いずれとも異なる、というのが農業遺伝学の示すところである。
特に、グルテンの構造は交配によって大幅に変化する。ある交配実験では、二つの親品種にはない14種類の新しいグルテンが子品種に存在することが示された。さらに、百年前の品種と比べてみると、現代の小麦にはセリアック病に関連するグルテンの遺伝子量が多いこともわかっている。

2日間に渡って著者自身が行った実験が挙げられている。
1kgの全粒ヒトツブコムギ(古代小麦)をひいてパンを作った。現代小麦のように成形しやすくはなく、作りにくいが、パン生地のにおいが非常に芳しく、ピーナッツバターのように濃厚だった。味はずっしりとした木の実のような味で、渋い後味があった。
実験1日目、この自作のパン100gを食べる。食前の血糖値は84 mg/dl。食後の血糖値は110 mg/dl。炭水化物を食べた後の標準的な値である。吐き気、眠気、痛みなどの症状もなかった。
2日目。現代の有機栽培の全粒小麦粉で、同様の手順で作ったパン100gを食べた。食後血糖は167 mg/dlと高く、しかもひどい腹痛と吐き気を生じた。胃のむかつきは36時間続いた。夜は鮮明な夢をいくつも見て、何度も目が覚めた。翌朝は頭が働かず、読むつもりだった研究論文が理解できなかった。同じ段落を4、5回読んでも理解できず、ついにあきらめた。1日半経って、体調はようやく回復した。

 

小麦2 | ナカムラクリニック|内科・心療内科・精神科|神戸市中央区(花隈 元町 三宮)

統合失調症古今東西、発症率はだいたい一定で、100人に1人、つまり1%程度である」と医学部で教えられる。しかしこの説にはまったく根拠がない。
統合失調症の発症率には、地域差、時代差が、明らかに存在する」そして、「その発症には小麦の摂取が大きく影響している」このことをデータで以って示したのが、
カーティス・ドーハン(1907〜1991)である。
第二次大戦中、食料不足でパンの入手が難しかった時期、フィンランドノルウェースウェーデン、カナダ、アメリカでは、男女とも統合失調症による入院数が減少したが、終戦後小麦の消費量が増えるにつれ入院数が増大したことを彼は示した。
さらに、同様のパターンはニューギニアの狩猟採集民にも見られた。西洋の影響を受ける前には、統合失調症の発症率は0.003%(住民6万5千人あたり2人)だったが、西洋の食習慣が浸透し、小麦製品やトウモロコシを常食し、大麦由来のビールを飲むようになると、統合失調症の発症率は65倍に跳ね上がった。
こうした事実に注目したドーハンは、小麦と統合失調症の間に相関があるという仮説を立て、その証明に乗り出した。
60年代半ば、フィラデルフィアの退役軍人病院に勤務していたドーハンは、入院患者の食事から完全に小麦を除去してみた(この研究は患者らに一切通告せずに行われたため、今の基準からは倫理的に相当問題があるが、そこはひとまず置くとして)。
すると、小麦を抜いて4週間経つ頃には、入院患者の全員で症状(幻覚、妄想、幻聴、自閉など)の改善が見られた。
そこで再び患者の食事に小麦を戻すと、症状はまた元に戻った。再び小麦を抜くと、また回復した。もう、あからさまにコロコロ変わる。結果は誰の目にも明らかだ。

しかし、みなさん、「統合失調症の人は小麦を控えましょう」なんて話、聞いたことがありますか?
ないでしょう。なぜ、ないと思いますか?
情報統制が行われているからです。「そんなことは教えるな」と、当局からしっかりブロックされています。
僕ら医師も「小麦を断てば統合失調症が治る」なんて習いません。医師さえ、事実を教えられていないんです。一般の医学教育を学んだところで、患者を真に救える医療なんて、実践できるわけがないんです。
笑っているのは、食品業界と製薬業界だけ。小麦製品や乳製品が売れてウハウハ。病人が増えて薬が売れてウハウハ。この2つの業界のマッチポンプで、医者の役割はこのポンプの回し役。
イヤな世の中だよねぇ。

シャーマンの素質のある人が糖質を取ることで統合失調症ができあがる、みたいなことをカシオペアンが言ってたなあ

 

ビーガンダイエット | ナカムラクリニック|内科・心療内科・精神科|神戸市中央区(花隈 元町 三宮)

カール・ルイスはオリンピックで通算10個のメダル(金メダル9個、銀メダル1個)を獲得した。ことさら言うまでもなく、極めて優れた身体能力のアスリートだった。
才能によるものだろうか。環境によるものだろうか。
そう、才能はあった。両親は元陸上選手で、兄はサッカーの元アメリカ代表選手、妹も走幅跳びの選手でメダリスト。身体能力に遺伝性があることは間違いない。
才能のある人が血のにじむような努力をすると、金メダルを9個もとるような超人が生まれるわけだ。

彼はどんな努力をしたと思いますか?
一流のトレーナーをつけて、フォーム(姿勢、腕のふり、膝のあげ方など)を研究し、日々練習に明け暮れた。
さらに、食事にもこだわった。世界で勝てる体を作るには、何を食べればいいだろうか。
ジョコビッチグルテンフリー食に変えることで無敵のテニスプレーヤーになったように、食事こそがライバルから頭ひとつ抜き出るための秘訣だということを、一流のアスリートは知っている。
カール・ルイスのたどり着いた結論は、なんと、ベジタリアン(菜食主義)だった。

そこらへんの屁理屈だけの学者が言っているのではなく、金メダル9個という見事な結果を出している人が言っているのだから、軽く流すわけにはいかない。
プロテインを推す人は「肉は体を作るためのブロックであり、健康維持に絶対必要なものだ」というけれども、たとえば象は草食動物である。基本、葉っぱしか食べていない生物なのに、あの巨体である。あの巨体を構成する筋肉と骨は、一体どこから来たのか。「葉っぱから来た」と考えるしかない。生の野菜には、一般の栄養学者が考える以上のパワーがあるということだろう。
ルイスはビーガンになったきっかけとして、ジェイ・コーディッチ(1923~2017) のことに触れている。この人は20歳で癌にかかったが、ゲルソン療法(人参やリンゴのジュースを大量に飲むことで様々な疾患を治す治療法のこと)によって癌を克服した。これに深い感銘を受けた彼は、その後の人生をジュース療法の普及のために捧げた。彼によると、ジュース療法により、あらゆる疾患(癌、糖尿病、貧血、関節炎、胆石、不安神経症、勃起不全、心疾患など)が治癒するという。

肉が体に合わない人というのは、確かに一定数いると思う。それは、現代の畜肉(遺伝子組み換え飼料を食べ、病気予防のために抗生剤を打たれ、肉量増加のためにホルモン剤を打たれている動物)が合わないのであって、ジビエ(天然の肉)ならいけるのかもしれないし、それともどんな肉であれ体が受け付けないのかもしれない。
酒を飲める人もいれば、飲めない人もいる。
個人差が大きいのが人間の特徴だから、低糖質高タンパク食を万病を治す印籠のように振りかざす昨今の風潮は、ちょっと違うと思うんだな。

なるほど

色々あるんだなあ