アラフォー賢者の気ままな引き寄せライフ~第四密度行ったら本気だす~

気ままにスピ雑談、多少は人が見て勉強になりそうなことを書いていく

タバコ4、ケイ素とマグネシウム、ケイ素と不眠症

タバコ4 | ナカムラクリニック|内科・心療内科・精神科|神戸市中央区(花隈 元町 三宮)

体内にケイ素が満ち足りれば、体はタバコによるケイ素供給を必要としなくなるのだ。

しかし食品以外に、サプリで摂る方法もある。

サプリで摂るとなれば、ホーステイルがいい。

スギナは季節限定だから、乾燥させた葉をお茶として摂るのもいい。

その他、ある種の海藻にはケイ素を高濃度に含むものがある。
俗にred algae(紅藻)、正式名称Lithothamnium coralloidesから抽出したケイ素がサプリとして販売されている。

サプリで摂るのなら、1日8錠から始める。
その際、ビタミンB3(ニコチン酸ナイアシン)のサプリも一緒に摂るといい。B3とケイ素は共同して働くからだ。
そしてB3を摂るのなら、Shkreli氏は合成のサプリではなく、天然由来のB群から摂ることを勧めている。
天然由来のビタミンの方が化学的に合成したビタミンよりも吸収能率・利用能率がはるかによい、という考えのようだ。
これには僕も同意する(だからこそ、食品で摂れれば一番いいんだけどね)。
ケイ素サプリを8錠、B群サプリを4錠で始めて、1週間もたてば体内にある程度ケイ素が充足してくるから、ケイ素を4錠、B群を2錠に減らす。

前回のブログで言及したように、サルサパリラ、リコリスエキナセアなども利用できる。
サルサパリラはケイ素だけでなく鉄も多く含んでいるから、貧血にも効く。
期待していたところ以外にも薬効を発揮するのが、単体成分の抽出サプリにはない、ハーブ由来サプリのいいところだ。

もちろん食品オンリーあるいはサプリオンリーにこだわることはない。両方併用すればいい。
ケイ素が体内に満ちるのが早ければ早いほど、喫煙欲求の減少も早いだろう。

タバコを辞める必要はないんだけど、辞めたい人は参考に、って感じだね

 

ケイ素とマグネシウム | ナカムラクリニック|内科・心療内科・精神科|神戸市中央区(花隈 元町 三宮)

体内のマグネシウムが十分か不足しているかは、採血ではわからない。
なぜか?
マグネシウムの体内分布を考えればいい。骨に50%、筋肉に25%、残りが軟部組織に存在する。血中に存在するのはたったの1%だけ。
不足すればすぐに骨や筋肉から供給されるから、血中のマグネシウムを測定しても臨床的意義はあまりない。
逆に、マグネシウムの生体利用率が低下している場合、血中マグネシウムは正常なのに、骨や筋肉にマグネシウムがうまく取り込まれない可能性もある。
マグネシウムは、筋肉に入ってこそ、細胞の中に入ってこそ、弛緩作用が発揮される。

「症状からみてマグネシウム欠乏だと思い、マグネシウムのサプリを飲み始めました。でも正直、いまいち効果を実感していません」という人がいる。
こういう人は、恐らくマグネシウムの生体利用率が低下している。せっかく摂ったマグネシウムが、単に血管のなかを流れているだけで、細胞の中に入っていない。
どうすればいいか。
どうすれば、マグネシウムの生体利用率を高め、マグネシウムにしっかり仕事をさせることができるのか。

ケイ素、がポイントである。
ケイ素には、ミネラルの利用効率を高める作用がある。

https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/7688524
論文中、「ケイ素を経口投与したマウスでは、血中マグネシウム濃度が低下、カルシウム濃度が上昇した。一方、組織中のカルシウム濃度が低下し、マグネシウム濃度が上昇した」とある。
どういうことかわかりますか?
組織のなかにしっかりマグネシウムを送り込むことができた、ということだ。
同時に、組織からカルシウムの沈着を抜くことができた、ということだ。たとえば動脈からカルシウムが抜けるということは、動脈硬化の改善そのものだ。
さらに、ケイ素はアルミをキレートする作用があるし、ケイ素自身、骨に入って骨質を強化する作用もある。

マグネシウム代謝には、セレンも重要という指摘がある。
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/8054261

メガビタミン療法はあり得ても、メガミネラル療法はあり得ない。
鉄や亜鉛などは、過剰摂取の害が報告されているから、漫然と長期摂取してはいけない。
しかしマグネシウムやケイ素に関しては、その点はほとんど心配ない。
マグネシウムを摂りすぎてもせいぜい下痢をするぐらいで、この副作用はむしろ便秘の人にとってはありがたい主作用だ。

勉強になる

ただケイ素摂り過ぎは、こんな話があるけど:シリコンの適量 - アラフォー賢者の気ままな引き寄せライフ~第四密度行ったら本気だす~

 

ケイ素と不眠症 | ナカムラクリニック|内科・心療内科・精神科|神戸市中央区(花隈 元町 三宮)

マグネシウム(あるいはケイ素)の不足によって不眠になっている人がいるとすれば、これを補うことで不眠が治るのではないか。
当然の類推だろう。
しかし、不眠症にマグミットを処方する医師はいない。
やはりポイントは、ケイ素ではないか。

しかし、二酸化ケイ素に不眠症改善作用があることを知る人は、あまり多くはないだろう。

マウスを使った動物実験
二酸化ケイ素投与群、あと、比較のために酸棗仁湯(さんそうにんとう;不眠によく使われる漢方薬)投与群を設定し、睡眠時間を比べた。
結果、二酸化ケイ素は入眠させる効果は大きくはないが、いったん入眠すれば、その眠りを持続させる効果が非常に強かった(逆に、酸棗仁湯は入眠効果は大きいが、睡眠の持続効果はそれほどでもなかった)。
ということは、途中覚醒に悩む人にはうってつけだな。

さらに別の実験。
今度は人を使った研究で、被験者は50〜80歳の女性患者で、「5年以上不眠で、かつ、睡眠に関連する西洋薬、漢方薬及びその他健康機能食品を摂取していない」患者30人。よくこんな人たち30人も見つけたな^^;
このうち8人は、動悸および不安の症状があるが、その他22人は不眠の症状だけ。
さて、彼らに二酸化ケイ素を投与(1日3回、1回あたり3gずつ)し、20日間経過をフォローした。
結果、被験者全員で、熟眠できるようになった。日中は頭がクリアになって体が軽く、疲労感も改善した。
一般的な睡眠薬では、眠っても寝ていないような感覚があったり、日中の眠気、体のだるさがあったりするが、そういった副作用は観察されなかった。
さらに、動悸や不安を訴えていた8人の症状も、全員で改善した。

ほお