アラフォー賢者の気ままな引き寄せライフ~第四密度行ったら本気だす~

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ネサラ・量子金融システム この長期にわたるインターネット詐欺についてその一

ネサラ・量子金融システム この長期にわたるインターネット詐欺について ① ジョーダン・セイザー - DivineLight’s diary

ネサラとか、私としては、そういうこと言ってるものを全然見なくなったので、もうどうでもいいのだけど、一応まだほざいてる輩はいるようだし、よくまとまってる記事なので扱ってみようか

NESARA(ネサラ) にまつわる不正は、ニューエイジ・グループやいわゆる真実探求・陰謀論サークル内で、数十年という長期にわたって実行され続けてきた詐欺であり、 2017~2018年頃からは、新たに『量子金融システム』の出現がこれに加わり、ますます不正は膨れ上がっていった。

真実探求サークルなのに、詐欺が多いのは皮肉だ

数十年って、本当に長期だよなあ

かくいう私も、自身の目覚めの旅が始まった2012年頃、このインターネット理論に騙された一人である。当時の 私はまだまだ若く世間知らずで、出くわすありとあらゆる種類の陰謀※クリックベイトの時流に飛び乗っていたものだ。 しかし、1年も2年も『今夜来るぞ!』いや『明日来るぞ!』はたまた『来週来るぞ!』と言われ続けた結果、私はこの理論の正当性に疑問を持ち始め、これについて深く掘り下げて調べてみようと考えるに至ったのだった。そしてその結果、これがとんだ 偽情報のふきだまりだった、ということが判ったのである。

初っ端、変な情報サイトとかを見始めた頃は、誰でも、実害は出さないまでもしばらく注目してしまうだろう

1年も2年も『今夜来るぞ!』いや『明日来るぞ!』はたまた『来週来るぞ!』と言われ続けた結果、正当性に疑問を持ち始める、のが普通だ(まあ、普通一年もかからねえか)と私も思うが、これを何年も何年も追うよく分からん頭した奴が少なからず世間にはいるようだ

特にここ数年、ソーシャル・ メディアの時代が到来し、陰謀論や真相究明が急速に一般的になってきたのだが、これらのクリックベイト詐欺が、完全なる詐欺と言えないまでも、明らかに名声や金が目的の、いわゆる『インフルエンサー』らによって宣伝されているのを観察するのは非常に興味深いことではあった。

今回の記事では、この、NESARA・量子金融システム 詐欺の歴史、そして推進されていった疑惑の理論に飛び込み、なぜこの理論が何十年経った今でも存在し続けているのか、考えうる動機について調べてみたい、と考えている。

これまで、どれだけの人たちが、この魔法の『NESARA法』が実施される、等という詐欺に引っかかってしまったことか。『ネサラ法』が実施され『量子金融システム』のスイッチが入れられると信じるあまり、家をデフォルト(債務不履行)にする人たちまで出現する始末なのだ。彼らは、無償でお金が提供されるという情報を信じ、請求書の支払いを辞めてしまったのだ。結果、心にかなりの心理的ダメージを負ってしまった気の毒な世間知らずの人たちもいるのである。従って、このウィルス性といってもよい『理論』を暴くことは、決して無視できない重要事項なのである。

んー、まあ、信じる方にも問題ある、としか評しようがないけど

『NESARA』の起源 について

エンジニアリングコンサルタントであったハーヴェイ・ フランシス ・バーナードは、1980 年代後半から 1990 年代前半にかけて、『 NESARA計画』を作成した。NESARA とは、『 The National Economic Security and Recovery Act 国家経済安全保障および回復法』の略である。 彼はまた、1996年に、『Draining the Swamp: Monetary and Fiscal Policy Reform』という本を著し、数千部のコピーを全国に配布し、議会のメンバー等にも郵送したのだった。

バーナード氏の理論は、現在の債務ベースの法定通貨システムは持続不可能であり、『NESARA改革』を通じて経済へのストレスを解消し、国を豊かな道へと導くことができる、というものであった。

『債務ベースの経済システムは持続不可能である』、という彼の考えは正しかった。しかしその提案を中心に政治運動を構築しようとするバーナードの試みは、結局成功しなかった。 2000 年になると、彼は自身の提案をインターネット上に公開させ、2001 年にはルイジアナ州非営利団体『NESARA研究所』を設立し (2013 年に消滅)、2005 年には、第2版となる本を著した。NESARA にまつわる詐欺やインターネットのクリックベイトは、無論バーナード氏が始めたことではない。彼は、 NESARAを提案することによって物事を変えたいと本気で願っていたのだ。しかし人々は耳を貸さなかったのである。 NESARA にまつわる詐欺やペテンは、2000 年代初頭、 バーナード氏の後、現れ始めたのだった。

へえ

※クリックベイトとは、ネット上の虚偽・誇大広告の形態の一つで、ネットユーザーの興味を引くような文面のテキストやサムネイル画像を用いてリンクを踏ませ、欺瞞的な内容のコンテンツを読ませたり、見せたり、聞かせたりするもの

 

ネサラ・量子金融システム この長期にわたるインターネット詐欺について ② ジョーダン・セイザー - DivineLight’s diary

『ワンネスのハト』

バーナード氏が 2000 年に 『NESARA 計画』をインターネット上に公開するや、『ワンネスのハト』と名乗るインターネット・ブロガーがそれに乗っかり、たくさんの馬鹿げた主張をバーナード氏の理論に付随させ『NESARA』を宣伝し始めたのだった。この、『ワンネスのハト』と名乗るインターネット・ブロガーは、本名をシアニ ・グッドウィンという。

シアニ・グッドウィンの NESARA にまつわる諸説は、バーナード氏が提案した元々の内容の範囲をはるかに超えていた。例えば、『2000年3月、米海軍特殊部隊は秘密の任務により、ホワイトハウスビル・クリントン大統領に対しNESARAへの署名を強要したのだったが、箝口令によりクリントンはそれについて話すことができなかった。』であるとか、『それは、 2001年9月11日に実施されることになっていたのだが、9.11同時多発テロや ブッシュのイラク侵攻によって、NESARA の実施は延期された。』等と主張し、それらをウェッブサイトへの投稿などで宣伝し始めたのだった。 

ハハハ

嘘のパターンがすでに今と同じじゃねえか

彼女はまた、IRS(米国国税庁)や所得税の廃止、そしてすべてのクレジット・カード債務の免除、フリー ・エネルギー ・テクノロジーのリリースなどのアイデアに次々と手を付けて行った。 

そしてある時点では、15,000 人もの人々が、このグッドウィンの『インテル・レポート』を購読するために、ワシントン州オリンピアの※ドロップボックスにお金を送るようになっていたのだ。

へえ、こんなのがお金になるのだねえ

『ネサラ』の産みの親であるハーヴェイ・フランシス・バーナード氏は、2005年に亡くなる前、彼の元々の NESARA 案がこのシアニ・グッドウィンによってねじ曲げられてしまったことに気付き、『この代替の NESARA の主張は、自身の提案の信頼性を深く傷つけることを意図した偽情報キャンペーンである』と強く非難した。しかしシアニ・グッドウィンは、亡くなる2010年まで、NESARA 詐欺を実行し続けたのだった。