アラフォー賢者の気ままな引き寄せライフ~第四密度行ったら本気だす~

気ままにスピ雑談、多少は人が見て勉強になりそうなことを書いていく

砂糖酒依存、タバコ、統合失調症と癌

砂糖、酒、依存 | ナカムラクリニック|内科・心療内科・精神科|神戸市中央区(花隈 元町 三宮)

砂糖中毒の患者の、なんと多いこと。
砂糖がこの世からなくなれば、病気の95%は自然に消滅するんじゃないか、ぐらいに僕は思っています。
ビタミンで治していこう、というのが基本スタンスの僕だけど、患者さんが家でお菓子のドカ食いとかしてて、そこを改めようというつもりのない人ならば、正直、根治まで持って行くのはなかなか難しい。一度魅力にはまってしまうと、やめることは極めて困難というのが、砂糖の魔力なんだな。

そう。砂糖は、麻薬なんだ。
これは比喩じゃない。糖質摂取によりドーパミンが大量に分泌され、報酬系が刺激され、気分がハイになる。砂糖をひとつの物質としてみた場合、作用機序としては麻薬そのものだよ。
合法ドラッグの問題が言われてるけど、砂糖こそ合法ドラッグの最たるものでしょうに。

「OK、わかった。自分は砂糖中毒かもしれない。認めるよ。
でも、食べちゃいけないのは精製糖質でしょう?未精製の黒砂糖はどうか。ハチミツやメープルシロップはどうか」
白砂糖の害よりはマシだろうけど、極力とらないことを勧める。
でも、「ただひたすら耐えて我慢だ」、というのも何だから、もうちょっと栄養療法らしいアドバイスをしましょう。
砂糖を本気でやめたい、と思っている人には、サプリを使ってその決意をお手伝いすることはできます。
そのサプリは、ビタミンB群(特にナイアシン)とミネラル(マグネシウム亜鉛、クロムなど)です。

 “Orthomolecular Medicine for Everyone”には、「アルコールは砂糖の液体状代替物であり、アルコール依存症の背景には幼少期の砂糖依存がある」との記述がある。

確かに、アルコールは穀物を発酵させた液体であり、穀物って要するに糖質だから、酒と砂糖は無関係ではないよね。

アルコール依存症ナイアシンが効いた、という上記のようなエピソードは無数にある。

さらにいうと、ナイアシンは、砂糖とアルコールだけでなく、依存症全般に効きます。
ベンゾジアゼピン睡眠薬抗不安薬の後遺症に苦しんでいる人は非常に多いけど、こういう人にナイアシン(とビタミンC)を併用すると、かなり減薬しやすくなります。

へえ〜

 

タバコ | ナカムラクリニック|内科・心療内科・精神科|神戸市中央区(花隈 元町 三宮)

タバコを吸うのは元来アメリカ原住民の文化で、大航海時代にその習慣が西洋に持ち込まれ、世界中に広まったわけだけど、アメリカ原住民の間に肺癌や咽頭癌が多かったという話はない。
伝統的な農法で栽培されたナス科タバコ属の乾燥葉に火をつけて、その煙を吸うだけなら、何ら体に悪いことはないんだ。
体に悪いのは、タバコの栽培時に使われる大量の農薬であり、また、タバコの製造過程で使われる添加物だ。
だから、無農薬・無添加のタバコであれば、健康への影響を気にせず楽しめるだろう。
ただ、そういうタバコがあるのかどうかは知らない。
アメスピならいいですか」と聞かれたことがあるけど、紙巻きタバコである限り、紙には助燃剤が含まれているだろうし、紙が燃えるときの嫌なにおいを消すために香料が使われているかもしれない。
そのあたりの詳細は僕も知らないので、「わからない」と答えるしかない。

アメスピアメリカンスピリット、無農薬タバコとして有名)も、市販の紙巻は紙に燃焼剤とか入ってるとか見たな

シャグ買って自分で巻くとか、小さいパイプに詰めて吸うとかかな
紙巻きタバコではなくて、パイプタバコに切り替えればそういう懸念は一掃されるだろうけど、一服のために、チェンバーに葉っぱをつめ、タンパーでならし、火加減を調整しながら吸う、という手間を楽しむ余裕がある人は、多くはないだろう。

火をつけて、吸って、煙を吐き出す、その仕草の一つ一つ、一連の流れがかっこいいのであって、今流行のiQOSにはそういうダンディズムが全く感じられないから、あんなの吸うぐらいなら禁煙すればいい。

ハハハ

タバコは薬物としてはちょっと不思議で、依存性はあるんだけど、耐性がない。
一度に一本吸うだけでは物足りなくて、一気に二、三本吸う人なんて見たことがない。一本吸えば、それできっちり満足できる。
これはタバコに耐性がないからだ。
タバコに含まれるニコチンがニコチン受容体を刺激する。その刺激でドーパミンニューロンが活性化され、ドーパミンが放出され、気持ちよくなる、というのがタバコの薬理学的機序だ。

禁煙したいという人に対して、栄養療法的にアプローチするとすれば、なんといってもナイアシンだ。
ナイアシン(ビタミンB3)はかつてはニコチン酸と呼ばれていたが、タバコのニコチンを連想させてしまうためイメージが悪い、ということで名前が変更されたという経緯もあるぐらいなもので、つまり、そのもともとの名前が示す通り、ニコチン受容体に作用する。結果、ドーパミンの放出が促され、報酬系が快感を得る。

へえ〜

だいたい、タバコは百害あって一利なしって言われてるけど、これは完全なウソだよ。
たとえば喫煙者のほうがパーキンソン病にかかりにくいし、潰瘍性大腸炎に対して治療効果が確認されたときは、研究者はこの発見にむしろ頭を抱えた。
さらに言うと、タバコを吸っている人のほうが自殺率が低いよ。

とすれば、タバコを吸わない自殺企図者には、まじめな話、タバコを治療適応として勧めるというチョイスもあり得てくるわけなんだけど、それぐらいなら、ナイアシンをすすめればいいと思う。

とにかく、何であれ依存症に対する離脱症状を緩和して、やめるお助けになるビタミン。それがナイアシンだ。

唯一、副作用らしい副作用があるとすると、ホットフラッシュだ。

このホットフラッシュが不快な人は、事前にビタミンCを飲んでおくといい。

 

統合失調症と癌 | ナカムラクリニック|内科・心療内科・精神科|神戸市中央区(花隈 元町 三宮)

陰謀論で話題沸騰のアドレノクロムであるが、ここでは別に悪魔教儀式の話ではない

従って、癌と統合失調症は当然対極のものであり、両者が同時に起こり得ない、というのは筋が通っていると思われる。ある患者が過剰な酸化反応によってアドレノクロムを過剰産生したとすると、その人は癌ではなく統合失調症を発症する可能性がある。

私は統合失調症患者が癌で死ぬのをただの一人も見たことがない。この明確な対照関係は、相関の程度は弱まるものの、第一度近親者(親子兄弟姉妹)にも当てはまる。癌患者の家族785人のうち、3人が統合失調症であり、89人が癌だった。統合失調症患者の家族437人のうち、29人が統合失調症であり、26人が癌だった。

へえ〜

統合失調症患者の喫煙率は非常に高いが、これは、タバコを吸うことによって、減少したアドレナリンを補うことができるからだ。つまり、「統合失調症患者にとって、喫煙は自己治療的な意味合いがある」というのがホッファーの見解だ。
近年、総合病院のみならず精神科単科の病院でも院内全面禁煙の流れが進んでいるけど、タバコの統合失調症に対する薬理効果を考えれば、タバコを一概に悪者と断定するのは違うと思うんだな。

シャーマンはタバコを吸ってるイメージだ

そして、シャーマンと統合失調症ってのも似てるところがある

そこらへん色々ありそうだな