アラフォー賢者の気ままな引き寄せライフ~第四密度行ったら本気だす~

気ままにスピ雑談、多少は人が見て勉強になりそうなことを書いていく

LIFE IS RELIGIONその七

グループ効果<=統計学用語>は2種類に分けることができる:
1つ目は、リンチ集団などの集団ヒステリーに見られるように、最も俗悪なメンバーのレベルまで落ち込んでしまう場合である。これは数学の通分で分母の最小公倍数を求める行為に例えられよう。
2つ目は、グループとしての理解と能力が、メンバー全員のそれらの総和以上となるような状況が想定できる。
相乗効果を発揮しているチームでは、少なからず起きるものである。
しかし、人間のコミュニケーションは不完全なものであり、また性格的な摩擦もあるため、このような効果は減殺され、
通常、スポーツの団体競技やオーケストラでの演奏のように、メンバーが練習を積む領域に限定される。

エソテリックなワークが企図するのは、これらの効果をより大きく、包括的なものにすることである。
これの達成を「聖徒の交わり」<ラテン語: Communio sanctorum)は、キリスト教西方教会の信条(信仰告白)の一つである使徒信条で告白される概念で、すべてのキリスト信者の霊的な一致と交わりの意味>と呼ぶこともある。
これは社会現象の域に達し、グループ・ワークで生まれる「知識の実体」すなわち「高次の水素」を共有することになる。

グループ・ワークにおいては一般に、一貫して共有され、適用されている原理は何であれ、当該グループによって増幅されると言えよう。
これには1つ問題がある:
特にネット上では、ある意味で「オープン」なニューエイジ・グループのメンバー間のやりとりが、怒鳴り合いとまでは行かないまでも、微妙な食餌/懇願/操作コンテストに堕しているのがしばしば見受けられるのである。
グループが主観以外のものを増幅できるようになるための前提条件として、各メンバーが信号を浄化し、自己をまずクリアにするための内心のワークに打ち込むことが求められよう。
現代人のような、専ら自己への奉仕STS的な人々からなる混成グループが、何でもかんでも無差別に共有しても、単なるノイズしか生まれない。
グループの参加メンバーは、まず己を克服し、次に他者への奉仕STO指向の人々に近い形で、つまりデフォルトの衝動に従わない形で行動するよう、多大な注意を払うことが求められる。
個々のケースにおいて、何をもって他者への奉仕STOとするか自体も問題だが、そのためのスキルやセンスは、練習によって養わねばならない。

「言うは易し、行うは難し」なものの典型だろうかね

問題は、それなりにSTO指向の人々で9割方占められているグループでも、1割くらいSTS的な人が居て、彼らが暴れれば、グループとして機能しなくなる点だろう

難しい問題だね

実際には、あるネットワークの参加メンバー全員が互いに役割を入れ替え可能なわけではない。
それは実現不可能だし、最終目標でもない。
同じ発達レベルの達成とは、人格の同一化やグループ思考を意味するわけでなく、同じ理解を得ようと努力することを意味する。

カシオペアンフォーラムは、実際に、かなりローラとの同一化やグループ思考だと思うけどね
グループは専門性を持ち、教師となるメンバーも居れば生徒となるメンバーも居ようが、そんなグループも本質的に自発的な構造であり、いずれか1人のメンバーやサブグループの利益のために存在するものではない。
むしろ、このようなグループは、時代や社会背景に応じた、特定のエソテリックなワークを行うために存在するのだろう。

第4の道においては、「受けとったものはすぐに返さなければならない」The concept of giving backという考えが強調される。

The concept of giving backの訳が「受けとったものはすぐに返さなければならない」なのは、ちょっと適切なのか疑問だが

Giving back恩返し、だそうだけども
他者への奉仕STOの原則は、他者への奉仕を通じて自己に奉仕するという考えによってバランスをとっているため、この原則が機能するためには互酬性reciprocityが必要となる。

reciprocityは「相互主義、互恵主義、相互利益」という意味だそうだが、ちょっとここでは当てはまらない気もする

後段で詳しく述べるが

最近(ってか、結構前かな)、カシオペアンチームが金銭的に苦しくなって、「こんなに知識を与えてやってるんだから、お金でお返ししろ。金のない奴は活動に熱心に協力するのでもいいけど」みたいなことを言い出したりした

これは、まさにreciprocityだろうけどね
バランスは、ルールによって律することはできないが、メンバーが同じ方向を向いている、つまり共線的であれば、それは自然に発生し得よう。

カシオペアンチームが、モントークやその時にいたメンバーを追放するのに使った理由付けが「共線的でない」というものであった

カシオペアンチームがネットワーキングにおいて十分うまくやってるかどうか、はかなり微妙な気がする

モントークを追放した辺りでカシオペアンチームがどういう状況だったのか等は、今のカシオペアンのサイトでは全く分からないからねえ

師は常に弟子のレベルに相応している。。。弟子のレベルが高ければ高いだけ師のレベルも高くなることができる。しかし特に高レベルではない弟子は、非常に高レベルの師をもとうと期待することはできない。実際、弟子は決して師のレベルを知ることはできないのだ。これが法則だ。何人といえども自分以上のレベルを知ることはできない。しかし人々は普通、このことを知らず、それどころか、自分が低ければ低いほど高レベルの師を要求する。この点を正しく理解することは非常に重要だ。ところが、これはめったに理解されない。普通、その人自身にはびた一文の価値もないのに、イエス・キリスト以外の師はもたないなどとのたまう。それ以下の師は認めないというわけだ。たとえもし彼がイエス・キリストのような師に出会い、福音書に記されている通りにイエスを受けとったとしても、彼は決してイエスに従うことはできないだろう。それというのも、イエスの弟子であるためには使徒のレベルに達していなければならないからだ。こういった考えは一瞬たりとも彼の頭に湧いてこない。ここには明確な法則がある。師のレベルが高くなればなるだけ、弟子の困難は増すのだ。そしてもし師と弟子のレベルの違いがある限度を超えると、道における困難さは弟子に超えがたいものとなる。第4の道では師は1人ではない。年上の者は誰でも師だ。そして弟子にとって師が必要不可欠であると同様に、師にとっても弟子が不可欠なのだ。弟子は師なしでは進むことができず、師も弟子なしでは進むことはできない。これは一般的な考察ではなく、人間の上昇の法則が基づく不可欠かつ全く具体的な規則なのだ。前に話したように、何人といえども自分のいる場所に別の人を連れてくるまではより高い段階に登ることはできない。受けとったものはすぐに返さなければならないのだ。そのとき初めて、彼はそれ以上のものを受けとることができる。さもなければ、すでに与えられたものまでとられてしまうだろう。

これがポイントなんじゃない?

「受けとったものはすぐに返さなければならない」というのは、師に返さなければいけないのではなく、自分の弟子に返さなければならない、ということであろう(返すというか、下に伝える、ということであろう)

すると、互酬性reciprocityということにはならない

つまり、弟子が師に何かのお返しをするということではない

ムラヴィエフでも似たようなことを言っていて、影響B、C、D、E、F・・・、とマトリックスから出るためのレベルが続いている、とする

例えば、Cレベルの人はCの知識をBの人に伝えると、Dレベルの人が彼に現れて、Dの知識を授けてくれる

これを繰り返すことで、より高いレベルに進んでいく、というシステムになっている

グループ・ワークはいいんだけど、「影響B、C、D、E、F・・・」の人達がごっちゃになって一つのグループを作っているという前提状況はここにはない

 あと、こういうことを言ってるグルジェフ自身の「師匠は誰で、どういう風に教わってきたんだよ?」という疑問点もある

カシオペアンのチャネリングによれば、グルジェフの知識の8割がチャネリングによるものとか言ってたかと

本「ベルゼバブ」では、どうも彼の若い時に優秀な霊媒を発見し、それに催眠術をかけて色々な知識を引き出していたっぽいかな、と見える描写がある

そうすると、ここに書いてあるシステムとは違うじゃねえか、って感じになるのだが

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奇蹟を求めて―グルジェフの神秘宇宙論 (mind books) 単行本 – 1981/2/1
P.D.ウスペンスキー (著), 浅井 雅志 (翻訳)、317ページ

第4密度への収穫<卒業>を達成するには、ネットワークによる方が、単独でワークするよりも明らかに有利である。
自分の波動の純度が完璧でなかったとしても、メンバーは互いを仕上げ合うことができるのだ。
STSが第4密度へと卒業するためには、自己への奉仕というコンセプトからして、学びをシェアするのは概して好ましくないことなので、志願者は通常1人でワークをしなくてはならない。

ここでは、知識は交換可能なものだという前提で全てが論じられてきた

一方で、人類同盟やレオ・ネットワークでは、「知識」はハイヤーセルフとの繋がりみたいな意味が強い

その場合は、「知識」は交換不可能なものであり、基本的に一人でワークしなくてはならないだろう

ネットワークがワークのヒントを提供できたりはするのかもしれないが

 そういえば、人類同盟の「知識へのステップ」は、人類同盟自身が開発したものではなく、彼らが星間文明に出る時に、すでに星間文明に出ているポジティブな種族によって伝えられたものである、とか言ってたっけ?

「知識」自体は交換不可能だが、どのように「知識」を開発すればいいかについての知識は交換可能なのかもね