ルーマニア政府がワクチン接種政策を完全に停止。理由は「誰も打たないから」。そして現状まで感染拡大はほとんどなし - 地球の記録 - アース・カタストロフ・レビュー
ルーマニアは、ヨーロッパの中でワクチン接種率が「とても低い」国(EU ではブルガリアと共に最低)ですが、そのルーマニア政府は、ついに、「ワクチン接種政策のほぼ完全な停止」を始めたことが報じられています。
ここに来て、ルーマニア政府は、「ワクチン政策を完全に停止した」といえると思われます。
わかりやすくするために、最近取り上げさせていただくことの多い「ワクチン接種率がとても高い国である」イスラエルの感染確認数の推移と比較しています。
まあ綺麗な対称だこと
ワクチン接種が進まなかったルーマニアでは、最近では、「あまり何も起きていない」感じとなっているようです。
騒がなきゃ、どの国でもこうだったろうになあ
このルーマニアからの教訓としては、このようになった理由は、「人々が、政府のワクチン接種勧告に従わなかった」ことと、「政府も義務化やワクチンパスポートを嫌った」ということによるものと思われ、特に「人々が政府の勧告に従わなかった」ことにより、ワクチン政策を停止に導いたということは記憶しておきたい感じです。
ルーマニア、素晴らしいね
報告医「ワクチンと死亡に因果関係あり&他要因の可能性なし」→ 厚労省「評価不能」【26件の事例】|新型コロナ騒動の情報サイト|note
また、コロナ関連での口先でのちょろまかしの話
因果関係のある・なしはどのように判断されるのか?
厚労省の第4回医薬品等行政評価・監視委員会において,委員長代理である佐藤嗣道准教授(東京理科大学薬学部)が,次のような重要な指摘をしています.
例えばWHOが提唱しているアルゴリズムなどがあるわけですけれども、
他の要因による基礎疾患による可能性があったとしても、恐らくそちらのほうが可能性は高いだろうという積極的な判断がなされない限りはpossibleになるのです。
WHOのアルゴリズムに従うと、私は評価不能というよりはpossible、可能性ありというところの判断になる症例が多いのではないかな
ほとんどの例が評価不能というようになっているというのは相当な疑問を抱いています。
少なくもpossibleということはほとんどの例について言えるのではないかというように思っております。
WHOのアルゴリズムは次の通りです.
有害事象は Certain, Probable, Possible, Unlikely, Conditional, Unassessable の6種類に分類され,この内,Certain, Probable, Possible に分類された事例が,「因果関係あり」と評価されます.重要なことは,「Possible:接種者の基礎疾患によっても死亡を説明し得るが,ワクチンと死亡との時間的関係に合理性があり,ワクチン由来の死亡である可能性がある場合」も,因果関係ありと見なされる点です.
α:「因果関係が否定できない」→ Certain, Probable, Possible
β:「因果関係が認められない」→ Unlikely
γ:「情報不足等により因果関係が評価できない」→ Conditional, Unassessable
佐藤嗣道氏は「厚労省への死亡報告事例のほとんどは,少なくとも possible に該当する」と指摘しており,これはつまり「ほとんどの死亡事例はワクチンと因果関係があり,評価分類は実際には γ でなく α 」ということを意味します.
ちなみに,因果関係を判断するためのアルゴリズムには様々なものがあり,例えば,米国の国立がん研究所(NCI)は次のような基準を用いています.
特に注意してほしいのは,NCIのアルゴリズムには,「情報不足(Conditional)」,「評価不可能(Unassessable)」に相当する分類が設けられていないということです.つまり,因果関係は「あり」か「なし」かの 2 択です.この事からも,死亡報告事例の99.6%を「γ:評価不能」としたPMDAと厚労省の判断が,如何に常軌を逸しているかが分かると思います.
そして驚くべきことに,「γ:評価不能」とされた事例の内62件は,報告医が「ワクチンと死亡に因果関係あり」と評価しています.
さらに,その内の26件は,「他要因の可能性はなし」と報告医が判断しているのです.
報告医が「ワクチンとの因果関係があり,他要因の可能性はなし」と評価している死亡事例が Possible にすら分類されず,「γ:評価不能」とされていることに,違和感を覚えないでしょうか?
滅茶苦茶だね
やりたい放題
「抗体二倍」報道に驚き、モデルナ社の特例承認報告書も読んでみる - In Deep
この人はこういう公式文書をきちんと読んでいて偉いね
ファイザー社やアストラゼネカ社などの特例承認報告書に比べますと「黒塗り」の部分が比較的少なくて読みやすいです。
・> 2つのアミノ酸置換によって S タンパク質が融合前構造に安定化するよう設計されている。とあり、「強化されたスパイクタンパク質を産生します」と書かれていますね。
・ここには、> 不純物量の増加や不純物の種類の変動が、とあり、そのようなことが見られ、そして、それが「有効性に影響を及ぼす可能性」があると読めますが、製品にバラツキが出る原因にもなっているのかもしれません。
濃いのと薄いのが混在している。
ははあ、だから副作用の強いロットと弱いロットがあるのかな?
・あと、ここには、> 内因性 RNA と同じ代謝経路で分解されるためとありますけれど、知らないで書いているのではないと思いますが、mRNA 自体が配列の改変で強化されている上に、脂質でガードされていますから、「内因性 RNA と同じ代謝経路で分解」 ということにはならないはずです。
・純度のバラつきの問題は、承認された時点では解決していなかったようです。
・なお、この特例承認書で「最も黒塗りが多かった」のは、「脂質の使用目的」についての部分でした。つまり、ポリエチレングリコールとかコレステロールなどの、mRNA を包んで体内に送達する、アジュバントなどと呼ばれるナノ粒子ですが、ここはわりと真っ黒ですね。
「あー、これは脂質ナノ粒子の使用目的はわからないな」と思いますが、その後に続く文章は、> 機構は、申請者の説明を了承した。ということで、これで OK となりました。
・血漿中及び各組織中(筋肉(投与部位)、膝窩リンパ節、腋窩リンパ節、脳、眼、骨髄、心臓、肺、腎臓、肝臓、脾臓、精巣、胃及び空腸)の mRNA 濃度が測定された。
組織中の mRNA は、腎臓以外のすべての検討組織で検出された。mRNA 濃度は筋肉(投与部位)、膝窩リンパ節、腋窩リンパ節、脾臓の順に高く、これらの組織では 120 時間後でも検出可能であり(略)
わりと問題のあることなのではないかとも思うのですが、この結果を受けて、厚生労働省の部局の判断は、>特段の問題はないと判断した。となっています(おいおい)。
・話をモデルナ社に戻しますと、この特例承認では、「抗体依存性増強(ADE)」についても複数の項目でふれられていまして、検討を行った厚生労働省の部局も、その点は気になっていたようです。
「 7.R.3.4 本剤接種による疾患増強リスクについて」という項目から最初と最後をピックアップしますと、というように、「今はまだわからない」という結論と読めるものとなっていました。