非常に良い本、オススメ
著者は香港育ちのインド人女性
街の欧米文化と家庭のインド文化で板挟みになり、色々ストレスがかかって、癌になり、臨死体験し、奇跡的な治癒をして、生き方が変わり、シンクロニシティが多くなって、本を出したり・・・、という半生を語る
臨死体験をするまでの人生の転げ落ち方が非常にリアル
この人は基本いい人で、周りも特別ひどいわけでもない(しかし、思慮深いわけでもない)人達なのだが、色んなことが結果的に悪く作用していく
まあ、機能不全家庭と評価されるだろう、とは思うが
やっぱこれが一般の不幸コースのありがちな原因なのかなあ?
タイトルと内容からして、臨死体験本のように見えるが、私からすれば、本質的には引き寄せ体験本だね
後半の質疑応答で引き寄せについて色々言ってるんだけど、二番煎じ・三番煎じの引き寄せ本の批判にはなっていると思うが、エイブラハムとは本質的に言ってることが一致すると考える
親友のソニが癌と診断されたのです
これでショックを受け、親友のために癌について調べまくる
親友が治療を受けながら、どんどん衰弱し、最終的に死ぬのを見ていく
そうしてる内に、癌への怖れが増大する
怖れは、その怖れているものを正確かつパワフルに引き寄せる
インドでアーユルヴェーダ
ここの先生は素晴らしくて、癌への怖れを和らげてくれて、調子が良くなる
だが、香港に帰ってから、周りの普通の人(つまり、西洋医学信者)にネガティブな反応を返され(これも悪意ではなく心配から)、また疑い・怖れが強くなる
また代替医療でも、アーユルヴェーダ、中国医学、西洋の自然医療で言ってることに矛盾があり、悩む
これは巷で言われてるのと大体同じ
単に本当の自分の姿である愛でいれば、自分も他人も癒せると分かったのです
エイブラハムによれば、人間死ぬとソースエネルギーに帰る
そして、ソースエネルギーと最も近い波動が愛とか感謝とか喜びとか
医者「奥様の体には確かに癌があります。こんない早く消えてしまうわけなどありません。私たちはそれを見つけなければなりません」
医者もね、悪意でこういう態度でいるわけではないんだろうけどね
この本読んでると、普通の西洋医学の医者が癌を引き寄せるのに大きく一役買う様がよく分かる
ストレスや不安、惨めさを感じたら、内面に入って、その感情と向き合いました
気持ちが落ち着き、自分の中心を感じられるまで、一人で座ったり、自然を歩いたり、音楽を聞いたりするのです
すると、外側の世界も変わり始めて、何もしなくても障害物が消えていくということに気が付きました
まさに引き寄せそのものだよね
「なぜ癌にかかったと思うか」という質問の答えを一つの言葉にまとめれば「怖れ」ということになるでしょう
だろうね
タイトルにもあることだが、人生で何をするにも怖れを軸にすると結果がろくでもないことになる、喜びを軸にして行動したいものだ
私は常に他人を喜ばせたいと思い・・・
本当の自分や自分の望むこととの繋がりを断ってしまったのです
こういうのは駄目だと、エイブラハムが口を酸っぱくして言っている
プラス思考のおかげではありません
有害な思考が完全に消えてなくなったからです
ちょっと説明がね・・・
多分、エイブラハムの「抵抗をなくす」という発想が隅から隅までを説明しているだろう
思考は「すること」を重視し、魂は「存在すること」を重視する
「存在すること」ってのは分かりにくいのだが、感情状態でいることと見ていいだろう
実践的には、生活に置いて、行動を意識するか、感情状態を意識するか、という話
「ネガティブな考えが、ネガティブなものを引き寄せる」という説は必ずしも真実ではありません
実際は、思考よりもむしろ感情と関係しているのです
オー、引き寄せ良く分かってるじゃん
思考は感情状態を上げるために使うのだ
感情が主で、思考は補佐
「引き寄せる」というよりも「ありのままを許容する」という考えのほうが気に入っています
まあ、引き寄せは、望んだものが入ってくるのを許すことだからね
他人を傷つける人は、自らの苦しみや制限や別離の感覚からそうする
エイブラハム的にもそう
私たちが「犯人」とラベルを貼った人は、実は、自らの限界や苦しみや怖れの被害者だったという感じがするのです
ここは駄目だね
引き寄せにおいて、被害者という言い分は許されない
追:
二巻目の「もしここが天国だったら」は個人的にイマイチかな
どうもこの人はアダルトチャイルド的な親(特に母)の理想化というのから抜けれていない
臨死体験で無条件の愛とかは分かっても、ここは分からんのだねえ
追2:
The Seth Abe Quotes Blog: Anita Moorjani's NDE clears Grade 4B Lymphoma Cancer
セスとエイブラハムのブログやってる人も絶賛!
このブログの記事に関してはそのうち紹介するつもり