アラフォー賢者の気ままな引き寄せライフ~第四密度行ったら本気だす~

気ままにスピ雑談、多少は人が見て勉強になりそうなことを書いていく

(本)スピリチュアル・エマージェンシー スタニスラフ・グロフ、その五

スピリチュアルな道の可能性と落とし穴、ラム・ダス

この人は西洋で心理学や向精神物質の研究をして、インド巡礼に行って仏教やヨーガを学んだ

クンダリニー体験中の人「毎日六時間自転車に乗りっぱなしになって、それでも疲れないし、眠れないし、変な時に泣き出すし、頭がおかしくなっちゃうんじゃないかと思うんです」

なんかMさんも、クンダリニーが来てたっぽい時に、自転車ずっと漕いでても全然疲れなかったみたいなこと言ってたねえ

ラム・ダスの弟が自分はキリストだと言いはって精神病院にいた、そこでの面会

ラム・ダス「おまえ、自分がキリストだと思ってるのか?」、弟「うん」、ラム・ダス「実は俺もキリストなんだ」、弟「違うよ、分かってないな」、ラム・ダス「だから、あの人達(病院職員)はおまえを閉じ込めているのさ」

トゥルンパ・リンポチェ「悟りは、自我にとって究極の失望である」

前々から思っていたことを再確認した

すなわち、ジャック・コーンフィールドやラム・ダスが傾倒したような、仏教というか悟り系というか、そういう方向性のは私の趣味じゃないなあ

すごく色々面倒くさそうで、しかも最終地点がつまらなそう

 

このように、西洋人が、西洋文化の傲慢さを自覚してか知らないが、東洋文化の素晴らしさを見い出し広める、というのは、まあいいことだろう

そうなんだけど、ただ西洋が一から十までダメというんではないし、東洋が一から十まで完璧というわけでもないんだよね

例えば、この本に出てきたジャック・コーンフィールドやラム・ダスとかは、多分、心霊主義時代のもの(例えばホワイトイーグルだのシルバーバーチだの)とか全然知らないっぽいんだよね

そんなんで「真のスピリチュアル求めてインドに行くぜ」ってなって、仏教やら悟り系に出会って「これぞ真のスピリチュアルだ」ってなるのも、ちょっと視野が狭いのかなと

あとは、サイババなんかが流行ることを考えると、インドとかでもさ、何が面白いのか分からん悟り系よりも、分かりやすい超能力みたいなのが一般に望まれてるんじゃないの?

それに、上座部仏教で真のスピリチュアルが完成してたなら、大乗仏教なんて出てこないだろうしな

 

スピリチュアル・エマージェンシーにおける介助、クリスティーナ・グロフ、スタニスラフ・グロフ

題名通りのことが色々書いてある

 

臨死体験者のカウンセリング、ブルース・グレイソン、バーバラ・ハリス

臨死体験もUFO遭遇体験のような実存的危機になるようだ

どっちも世間的リアリティから外れたリアリティを体験しちゃったんだから、そうなるよね

臨死体験後にものの考え方ががらりと変わり、いままでと違う人生を歩み始めたみたいな話が臨死体験に多くある、と思う

そうなると、いままでの家族や人間関係において摩擦や亀裂があるようだ

まあ、そりゃそうだろうね

 

英雄の旅:神秘の儀式化、ポール・レビロー

この人は演劇に興味を持ちつつ普通の職業生活してて、ある時実存的危機に陥り、瞑想に嵌ったり、エサレン研究所行ったりして、独特の儀式的セラピーを作った

そのセラピーはジョゼフ・キャンベル「千の顔を持つ英雄」にある「英雄の旅」の影響が強いようだ

あと、儀式劇なんでユングの影響も濃い

その儀式的セラピーの内容を説明してる

 

スピリチュアル・エマージェンス・ネットワーク(SEN)、ジャニーン・プレヴァット、ラス・パーク

スピリチュアル・エマージェンシーをサポートする組織があるよ、ということだね

 

スピリチュアル・エマージェンスと地球規模の危機、クリスティーナ・グロフ、スタニスラフ・グロフ

皆が霊的に目覚めれば、戦争もなくなり社会問題もなくなるだろう

・・・といういつもの話