プシコイド性の体験
プシコイドとは、意識と物質との奇妙な中間領域に存在する、ということ
妙に捉えにくく、きまぐれなトリックスター的性質を持つ(例、念力をビデオでとろうとすると決定的瞬間に限って止まるとか壊れるとか)
UFOや念力や幽霊を映画や小説で扱うのは、それらを「単なる作り事」と軽視させる面もある
共時性、特に外的な出来事が内的な体験と意味のある繋がりを示す偶然の一致
伝統的な精神医学では、当人が純粋に偶然の出来事に特別な意味を投影したと見なされ、関係妄想と診断される
共時性の確かな霊的な危機において不要な入院をさせられたり
感応性精神病や集団幻覚とレッテルを貼られた現象は真剣に検討する価値がある、リアリティの見方を根本的に変える可能性を秘めている
聖痕、極端に体が熱くなること、トゥンモ、不食、空中浮遊
一流スポーツ選手の内的体験、時間の経過が極端に遅くなるとか
UFO、心的な要素と物質界の要素を組み合わせる奇妙な混合現象、物的な証拠を残すケースが多い、目撃例の気まぐれなトリックスター的性質は否定論拠というよりもプシコイド現象の性質
物的な証拠は、着陸地点の焼けた土地、化学分析で同定できない素材、写真動画撮影、誘拐されたという人々の聖痕のような傷跡、家畜の切断死など
誘拐されたという人々の報告の一貫性
レイモンド・ファウラーの「アンドレアッソン事件」(Reviews: UFO 第三種接近遭遇 外宇宙からの帰還 / レイモンド・E・ファウラー)、ジャック・バレー
「地球外生命体」は我々の創造の構築物ではなく、我々の意識を日常的リアリティのレベルへの入り口として使ってる
彼らが個人的意識とトランスパーソナルな意識の両方を利用するテクノロジーを持っていると想定してもよかろう
我々のリアリティへの彼らの訪問が空想・元型の出現・幻視体験のように思われることは大いにあり得る
もし訪問を隠さなければならない理由があるなら、混乱と不信を助長する、人間の計画的な努力を利用するテクノロジーを持っているとも考えられる(ここらへんの洞察は真に迫っているのではないの?)
土着文化の儀式魔術、雨乞い、狩猟や豊作の祈願、霊的な治癒
意識的な制御ができないと信じられている生理機能のコントロール、右手と左手で温度差作る、心臓の血流を止める、数秒で包嚢を作り数秒でなくす
・精神的病という用語が、いかなる器質的な要因も発見されない多くの状況に安易に適用されている
主流の精神医学の大部分は、症状を抑制することに焦点を合わせる
診断上のレッテルに重きを置く姿勢
非日常的意識状態にいる人々の研究は、器質的要因をハッキリ特定できない感情的・心身的障害に対する理解に著しい変化と洞察をもたらした
器質性のものでない感情的障害の症状が、「病気」の始まりでなく、無意識に隠れていた素材の浮上と認識するのが大事
このプロセスが完了すると症状は消滅する傾向がある
症状の出現は病気の始まりでなく、解決の始まりだ
症状の抑制は皮肉にも、感情的な病を長引かせる
症状は自伝的なレベル以上を持っている、過去生、元型的テーマ、特定の動物との同一化など
例えば心因性の喘息、おぼれそうになったとか百日咳とかの子供時代の経験、産道を通る際に窒息しかけた、絞首刑になった過去生、ボアに絞め殺された動物との一体化、どれもありうる
問題は、セラピーの学派が、魂、精神病理の性質、治療のテクニックにまつわる基本的な問題にすら一致した見解を持ってないこと(フロイト派やアドラー派を例に出してるので古い話かも)
心理療法の成功は、セラピストのテクニックや解釈に関係なく、クライアントの気持ちに左右される
非日王的意識を使うセラピストはユング派に近い、変容と治癒の知恵は集合的無意識から来るのでセラピストが理論的に入手できるものを遥かに凌ぐ
・戦争、全体主義、革命、強制収容所、集団殺戮のようなものも、分娩前後とトランスパーソナルな視点で理解しやすくなる
ロイド・ドゥ・モーズ(Lloyd de Mauseかな?)の研究、戦争や革命の歴史的素材に出生に関するメタファーが異常に多い
ヒトラーの「生きるための領土を」における言い回し、「我々を窒息させ締め付ける敵」、「我々の息の根を止めようとしている」、「我々を閉じ込める」、「我々に生きる場所を与えない」
広島原爆投下、飛行機はパイロットの母親の名前エノラ・ゲイと呼ばれ、爆弾はリトル・ボーイ、爆発成功の暗号は「赤ん坊が生まれた」
サム・キーン「敵の顔」、直面すべき自分自身の精神的要素を外部の対象にすり替えてる
この本は分娩前後の領域を含んでないが、BPM2やBPM3の特徴的イメージが優勢であることを示す
平和時の我々の努力が失敗するのは、人間の精神に焦点をあててないことにあるのではないか