なんかよく分からないけど、どっかの大学の教授で自己啓発本の研究をしている人なのかな?
まあとにかく、こちらのブログを「自己啓発」等のキーワードで検索すると色々と本の感想記事が出て来て、それがなかなか面白い
ちょろちょろスピリチュアル系、ニューエイジ系の本も読んでらっしゃるようで
この人は恐らく真っ当な社会人コースの上にいて、そのような社会的常識というのを持ちつつ、一方ではスピやオカルト的なものにも心を閉ざさないでいる、という良いバランス感覚をしている、と思う
そういうバランス感覚を踏まえた上での自己啓発本の感想ってのは中々貴重かと
このブログとかモロにスピだが、私も始めの頃はスピ成分薄めの自己啓発本とかを読んでいたんだよねえ
リンクのブログの自己啓発本の記事を読んでると、その頃の感覚を思い出して、懐かしかった
なんかいいな、と今でも思う
何がいいって、「基本的に人生は自分の力で切り開いていけるんだ」というノリが良い
なんか今は基本的にスピ全体に勢いがない感じだけど、それでもまだ多少勢いがあるかなってのは大体「人類は陰謀の中で囚われていて、個人の力ではどうにもならない。けど、もうすぐ宇宙人とかQなりが、ネサラ・ゲサラとか超テクノロジーで助けてくれる」って筋だと思うんだな
こういうのはねえ、そういういままでの常識を超えた凄いお助けがやって来てくれれば問題ないけど、来なかった時にマジで終わりで、「私はこんなの信じてたどうしようもない馬鹿だった」という自己認識以外は何も残らんからね
一方、自己啓発は、まあ本に書いてあるような大成功が無くても、「自分の人生は自分で創造」してきたわけで、それなりになんか残るだろ
そういう意味で、ある種の無難さがあると思うんだよね
でもって、「自分の人生は自分で責任を持つ」という態度の方が全般的に健康的である、と私は考えている