原子爆弾がナガサキに投下された日に、ベーリーの指導霊である「チベット人」(DK大師)は、「原爆が宇宙エネルギーを解放することによって新時代を切り開いた」と発言した。さらに、核の閃光を「イニシエートの光」に結びつけた。最も不愉快なのが、数十万人の日本国民の頭上に投下された核の威力についての「チベット人」の考察だ。ベーリーの『ヒエラルキーの外部化』を彼女は引用する。
「DKは、日本人は第四根人種の神経系を持っているので、滅亡する運命にあると話し続けた。『彼らの閉じられた魂が解放されたのは必要な出来事である。日本国民への原爆使用を正当化する理由がここにある』
という部分がおもしろいと思ったが、幾分歪曲が入ってるようだ
ただ、まあそれでも、神智学的世界観からすれば、「なんで時代遅れの第四根源人種がまだいるんだよ?早く滅亡しろ」って感じになるんだろうな
偶々私はAEパウエル「神智学大要」を全巻持っているので、少々調べてみる
第四根源人種の第七亜人種が蒙古人となっていて、日本人はそれに含まれる
第四根源人種はアトランティス人種と言われるくせに、蒙古人は母なる大陸アトランティスとの繋がりを全く持たなかった唯一の人種、とある
蒙古人はまだ発展の頂点には達しておらず、日本国民にはまだ世界に貢献するものがある、とも書かれている
但し、ここで、日本は神国とか世界の中心とかみたいなこと言ってる人に注意したい
神智学の思想は基本的に、時代と共に魂は成長し、それに連れて古い人種は消えて新しい人種が起こる、というもの
なので、日本国民にはまだ世界に貢献するものがあるとしても、日本人はさっさとやるべきことやってさっさと地球から消えろ、となり、結論は変わらない
第五根源人種はアーリア人である
第二次大戦で何かの間違いでナチスが勝ったとしても、なんやかんやで日本人はナチスに滅ぼされただろう、と思う
第五根源人種の時代が来て、第五根源人種が地球を支配すべきなのに、第四根源人種がいたら邪魔だからね