アラフォー賢者の気ままな引き寄せライフ~第四密度行ったら本気だす~

気ままにスピ雑談、多少は人が見て勉強になりそうなことを書いていく

(本)自己愛家族―アダルトチャイルドを生むシステム、その一

https://mixi.jp/view_bbs.pl?comm_id=2590126&id=89427713

https://mixi.jp/view_bbs.pl?comm_id=2590126&id=77046169

https://mixi.jp/view_bbs.pl?comm_id=2590126&id=75410419

 

優れた本

私もちょびちょび家族療法の本とか読んだことあるが、その中でも一番いいかもしれん

この本を推薦できるってのはやっぱカシオペアン・チームは頭いいわ

 

ただ、この本現在プレミアがついちゃって手に入れにくい

元が200Pで3200円

だから、専門家向けの本であり、そもそも最初から大して刷ってないんだろうね

しかし、何の価値もなければプレミアなんぞ付いてないだろうから、知る人ぞ知る名著って所なのかな

大きい図書館を探せばちょびちょびあるようだよ

大した分量ではないので、サクッと読み終えるのもできるだろう

で、一応専門家向けの本という体なのだが、多分素人が読んでも普通に理解できる

私の思うところでは、アダルトチャイルド状態に嵌ってる人においては、一万円でこの知識が買えるってのは高い買い物ではない

 

クレックレー著「正気の仮面」 についても、ほんのちょこっとだけ触れてある

世間が大っぴらな虐待家族だけでなく、隠微な虐待家族にも気づくことが出来たならば、きっと素晴らしいことだろう

どっかの事務次官が息子を刺殺したりしても、「子供の頭がおかしいんだ」だけで済ませる風潮にはなるまい

(でも、兄弟はまともという場合、子供の情緒的要求が叶えられた程度が兄弟で異なるから

でも、「正気の仮面」をつけた個人を見抜けないようなレベルなのだから、「正気の仮面」をつけた家族も見抜けるわけがない

また、大っぴらな虐待家族にすらまともに処置できないのだから、隠微な虐待家族を処置するというのはなおさらできない

というわけで、このような知識で、自分で自分を守るしかない、というのが現在の段階である

 

・ざっと内容をさらう

アル中家族や近親姦家族で育ったり、身体的・性的虐待を受けた子供は成長してから慢性の抑鬱、優柔不断、自信喪失等の人格特性を持つ傾向が有る

これに疑問はないだろう

しかし、アル中家族や近親姦家族でもないし、身体的・性的虐待を受けたわけでもないのに、それらの家族・虐待歴の人と同じ人格特性を持つ人達がいる

そういう人達を研究すると、「親が子供の情緒的要求を満たすのではなく、子供が親の情緒的要求を満たす」、「情緒的要求を満たす責任が親から子へひっくり返っている」ような家族の出であった、ということが分かった

自己愛家族では、子供の行いが親に及ぼす結果が重要なのであり、子供の感情は取るに足りない、むしろ邪魔なものである

そのような家族環境に適応しようとして、子供は自分の感情を切り離し、麻痺させるようになる

子供が学ぶのは、いかに自分の感情を隠すか、感じてないものを感じてないふりをするか、である

こうして、子供は自分自身の要求を理解し、気付き、承認する能力が発達せず、親たちの要求に対して大袈裟に反応する感覚ばかりを発達させる

すると、「自分が分からない」ということになり、そこからありとあらゆる面倒なことが生まれる

 

子どもというのは非常に脆弱な時期である

そこを自己愛人間に付け込まれる、というのは一般的には同情すべきなのかも知れない

・・・が、スピ的には、「魂のレベルでは親を自分で選んでるんだよ」とか言って、その子供に全責任を負わせるのが普通だ