エイブラハムもバシャールも、大きく見ればどちらも引き寄せ系。
それでも、ママ違いがあるんだよね。
これは引き寄せ実践上、結構違いが出てくるだろう、というのを一つ。
さて、バシャールの言い方によると次のように感情というのは出てくる。
1、全ての外的な状況は中立、無意味である
2,その状況を、自分の信念という色眼鏡を通して見る
3,結果、自分の中にポジティブな感情・ネガティブな感情が発生する
これを踏まえた上で、何か悩みがあるならば、ネガティブな感情が湧き上がってきているならば、どうするだろうか?
普通に考えると、外的な状況をなんとかすることだ。
そして、得てして外的な状況というのは変えられないので、ずっと鬱でいるしかないね、おしまい・・・というのが、世間一般のよくある話。
このような状況に対して、バシャールは、そのネガティブ感情の発生源である所の信念というものを見つけ出し、それを変えろ、というのだ。
というわけで、信念というのはとても重要である。
一方、エイブラハムにとって、信念とは単に考え続けている思考、習慣的にしている思考、に過ぎない。
とすれば、単にいままでと異なる思考をすればいいだけだ。
仮に、あなたが人間関係に悩みがあるが、お金や健康のことには何の問題もない、という状況だったとしよう。
その場合、エイブラハム的に解決するとなると、上手く行ってることにフォーカスすれば気分が良くなり、上手く行ってないことにフォーカスすれば気分が悪い、という原則に従うことになる。
即ち、人間関係については考えず、お金や健康のことばかりを考えれば良い。
すると気分が良くなる、ポジティブな感情状態になる。
気分が良くなれば何でも上手く行く、という原則によって、何故か勝手に人間関係も上手く行くようになってしまう、その結果悩みはなくなる。
となると、自分の中に隠された、今まで意識しなかった信念を洗い出す、ということは別に要らないのだ。
というわけで、信念というのは比較的どうでもいいことである。
追1:
「ワクワクすることをやれば全て上手く行く」のエイブラハム的解釈、と私が考えるもの。
エイブラハムの「感情の22段階」というのがあるが、上から二番目に情熱がある。
上から二番目なんだから、非常に波動が高い。
というわけで、情熱に従って生きれば全て上手く行く、と言える。
こういうことじゃないかと、私は思うけど。
追2:
エイブラハムについて参考になる良いブログを見つけたのでシェア。
ワークショップを翻訳して紹介してくれている。