アラフォー賢者の気ままな引き寄せライフ~第四密度行ったら本気だす~

気ままにスピ雑談、多少は人が見て勉強になりそうなことを書いていく

漢方から見た呼吸、磁石

瞑想をやってる人が、このページみるような人には多いだろう。

瞑想において、呼吸が大事だ、そして特に深い呼吸が大事、というのは言うまでもない。

それをちょっと漢方の視点から見てみよう。

 

さて、呼吸とは呼と吸である。

呼とは息を吐くこと、吸とは息を吸うことだ。

おそらく一般常識からすると呼吸を司る臓器は肺であろう。

しかし、漢方的には肺+腎である。

息を吐くのは肺、息を吸うのは腎。

よって、息を吐くのが苦しければ肺に対してアプローチすべきで、息を吸うのが苦しければ腎に対してアプローチすべきである。

なので、深く息が吸えない、深呼吸しても呼吸が浅い感じがする、肺の最後まで吸えてる気がしない等等、ちょっと気功的な表現をすれば、息を吸う時に気が臍下丹田にまで達しない、というようなことがあれば、腎に対してアプローチすべきということになる。

 

次に解決法、きっと色々な方法があるだろうが、ここでは漢方薬を紹介しようか。

補腎納気、とかいう効能のある生薬を飲めばいいのだ。

そういう生薬も色々あるが、「磁石」を紹介しよう。

「磁石」とは、生薬においては天然の磁鉄鉱のこと、漢方的な効能は「潜陽安神、聡耳明目、納気平喘」。

漢方においては、金属や石の類は精神を落ち着かせる効能があるとされ、かつ磁石は黒いので腎に効き納気(気を下丹田に納める)の効能がある。

私は結構漢方薬を自分で人体実験するのが趣味なのだが、この前ふと思い立って磁石を烏龍茶飲む時に一緒に急須に入れて飲んでみた(磁石20g、この場合湯にせいぜい1分くらい漬けただけであって、煎じてもない)。

そうしたら効いたよ〜、なんとなく精神も落ち着いてくる感じがする。

但し、磁石は無毒なのだが、消化がしにくいというので久しく飲んだり、大量に飲んだりすると、脾胃に負担かけて食欲不振とかになりかねないので、そこには注意。

 

なので、瞑想などしてて、深く息が吸えてない感じがしたら試してみるのもいいのではなかろうか。