ミルグラム実験、という超有名な心理実験の本。
どういう実験だったのかはWIKIを見てね。
非常に面白かったのであるが、まあこれにね、普通の感想つけても、このブログの観点としてはしょうがないわけで、スピな観点からいくらか考察してみよう。
1:オーガニックポータル(カシオペアン)
オーガニックポータル(organic portal、略してOP)ってのは、魂入ってない人間。
カシオペアンによれば、人類の半分がこれ、魂入ってるのは人類のもう半分だけ、という。
「電撃をかけろ」という命令に対して、途中でやめた立派な人は、大体「彼にも私にも自由意志ってのがあるんだ」とか主張してやめるんだよね。
そこから逆に考えて、アイヒマンみたいなのはオーガニックポータルの典型なのでは、って発想が出る。
アイヒマンがなぜこれほどまでに有名なのかといえば、強制収容所で徹底的に残酷なことをやって人間が、普通の善良な小役人だったからで。
ミルグラム実験は、それに続いて、善良な市民が権威に命令されただけでひどく残酷なことを最後までやり切るよっていうことを示したので、有名になったわけで。
オーガニックポータルは大体善良な市民であるってカシオペアンが言ってるしね。
https://mixi.jp/view_bbs.pl?comm_id=2590126&id=87479927
また、最後まで電撃レベル上げる命令聞いちゃうのが大体40〜60%とかなんだ、なんか50%に近いなと。
それは、電撃受ける振りする人にどのくらいまで近づくか(例えば音声だけとか電極つけるために対面するとか)とか、命令者にどれくらい近づくか(そいつが目に見える所にいるか、電話口で命令するか)とかで変わるんだけど。
魂なくて、自由意志がないから、権威によって命令されれば、どんな残酷なことも行き着く所まで言うこと聞いちゃうんじゃないの?
数%のサイコパスの権威と、その権威の命令を聞く50%のOPとで、マトリックスが、はいっ出来上がりって感じでしょ。
ちなみに、カシオペアンのフォーラムで調べてみるとほぼ同じ発想かなって人がいたね。
https://cassiopaea.org/forum/threads/hyperdimensional-politics.45067/page-18#post-746259