M
動物について
さ
Mさんの中でこのことは話をしたくない、というのも聞こえてるんですね
Mさんは自分では「僕はそんなこと言ってない、このことを話したいんだ」と言ってるんだけれども、Mさんの中の他の人達・・・最近この話多いですか
(S、笑)
あなたの中のもう一人、いやもう三人、もう何人かがそうではない、という声を聞いてるんです
ですので、私達はその人達の声を尊重してるとも言えるんです
どうしてMさんがそんなに動物さんに憧れるのかと言いますと、まさしくあなた方という世界観をもっとこの人達(動物)に近づけたほうがいい、と言ってるわけですね、誰かが
つまり、こうやってあなた方がラクに生きるとはどういうことなのか、という物語を動物を通して学んでいるというんですね
そもそもあなた方の中に動物的な考え方があるんです、けれどもそれが抑圧されている、それをもっと素直に表したい、ということがとても強く感性としてあるわけです
だから、「僕の中の動物を表現したいんだ」ということがMさんが動物を好きな一番大きな要因だと私達は見ているんです
つまり、動物を好きなのではなく、Mさん自身の中にある動物さんをもっと表に出してあげたい、というような感じを私達からすると受けるわけです
ですので、こういう方たちは動物のように生きるのがいいんです、簡単に言うと
すると、この複雑な人間社会において動物のように生きるとは、まさしく◯◯の人になってしまうのではないか、ということが言えるんだけども、「そんなことはないんだぞ」ということを是非ともこの社会でやってみたいと言ったんです
先ほどの仕事の話もそうなんですね、仕事というのはまさしくこの人間社会の縮図とも言える、動物なんかでいられる場合じゃないぞ、というのが一番良く出る所なんです
にもかかわらず、この場所で動物としての私を表すことが出来るならば、こんなにおもしろいことはないんだぞ、ということがあるんですね
こういうことがやりたい、というのがあなた方の確認としてあるわけです
そもそもどうしてあなた方は動物ではないという感触があるのか、を考えた時に、これがまさしく「私はあなたではない」ということのそもそもの形なんですね
ですから、それをやめたくなっている、というのが「動物になりたい」というのと一致しているんです
ということは、動物さんは「私はあなただ」という感触の人達ですか、人ではないけどもそうですか、と聞かれれば、私はそうだと言うわけなんです
だから、動物さんはMさんを見た時に「私だ」と思って見ているんですよ、とMさんには言うんだけども、あんまり聞いちゃいないんですね
なので、それはすっ飛ばして、「動物は何を考えているのか、何を今思ってるのか、聞かせて欲しい」と聞くんだけども、動物さんからすると「貴方ですよ、私は」と何回もMさんに呼びかけているんです
けれども、聞く耳を持ってもらえないので、全くとんちんかんなことを言ってるんですね
「この子は何を考えているんだ?」、この子は何を考えているんだではなく、あなたが何を考えているのか知れば、この子が何を考えているのかが分かる、ということなんです
それを私は何度もMさんに言っていても、聞いてくれないので、あなたから言ってもらってもいいですか、という感じなんですね
ですので、Mさんが私達と同じような感触を持つならば、話をするまでもなく、あなたとしてあなたの話を聞くだけの話なんですね
M
でも、そんなこと言ったって、アニマル・コミュニケーターの人はそんなこと一言も言ってないよ
さ
それはあなたの中のアニマル・コミュニケーターだからなんですよ
M
うーん、また出たな
さ
また出るんですよ
あなたの中のアニマル・コミュニケーターさんは「私ではない彼らと話をしている」というスタンスで本を書いているんですか、そうですか
しかし、あなたの話でしかないんです、それは
私の話ではないので、私の話からすれば、あなたの中の動物さんとあなたは当たり前のように話すことが出来るんです
こんな感じだけれども、何か感想はありますか?
S
いやー、いいんじゃない
さ
もしそういうやり方があるとするならば、人間にも当てはまっちゃうの、といいますね
あなたの中のSさん、Sさんの中のMさん、ということになるんですが、当たり前なんです
だからこそ、あなたと私が同じものだ、という感触があるのが、「この世界は丸裸だ」ということなんですよ
しかし、あなた方は本当の姿を見たくないといいましたね
あなたは丸裸の姿を見たいですか?
S
んー、どうかな
さ
それがおそらく答えだ、と私達は言うんですね
だから、あなた方は「テレパシーが使えたらいいね」なんて言っておきながら、使えたら困るという人があなたの中にたくさんいるんです
ですので、使えないんですね
こういう感性があるならば、MさんやSさんが色々なことをやりたいと言った時に、「本当にやりたいですか?」と聞かれてしまうと「ウッ!」となることがたくさんある、とだけは言っておきます
そういうことなので、あなたが「本当にこれをやりたい」と思っていたら、「本当にやりたいですか?」、「ウッ!」とならないかどうかを確認してみることをお勧めします